ボランティア演奏日記 「あきらとマドンナ」

訪問先でのハーモニカ演奏の記録と、時折、趣味の旅の様子等掲載しています

判断ミスの悲劇大川小学校 8/21(月)NCC様NO.46 

2017年08月21日 | 音楽ボランティア ハーモニカ演奏
 2ケ月ぶりの訪問でしたが皆様もお元気で安心しました
今日の演奏曲は「夏の思い出・啼くな小鳩よ・同期の桜・僕は泣いちっち・
赤城の子守唄・長良川艶歌・五木の子守唄・誰か故郷を想わざる・長崎の鐘
かえり船・岸壁の母・知床旅情・無法松の一生・りんごの歌」
以上でしたが、中には昔を思い出し・・懐かしいと涙を見せる方や
いつもは部屋から出てこられない男性の方が
曲につられてか、珍しく顔を見せられたり大いに盛り上がって
私達も楽しい時間を過ごしました

職員の中にはご主人が東北復興のお仕事で現地に単身赴任されている方がいました

東日本大震災の爪痕は深いです・・

(震災前の大川小学校と周辺の風景)
石巻の大川小学校の悲劇は先日NHKでも放映されましたが
児童が約70人先生が10人合わせて80余名が津波でなくなったのです
ご存じの方も多い思います

私も現場に行ってみましたが・・一体なぜ?信じられません!?
だって学校の裏がすぐ山になっていてそこに登ればこんな事にはならなかったのに・・

何でも先生が生徒を校庭に集め待機を命じて
広報車が津波警報発令で高台に逃げるように云っているのに
無視したせいだと聞きました。

「津波てんでんこ」・・・生徒が避難しようとすると
教師が「先生のいう事を聞けんのか!」と叱りつけ避難させなかったそうです

この学校の前は道路でその向こうは民家があり、その向こうに
土手があって北上川が流れていますかなり川幅の広い川です。
まさか、ここまで水が来るとは思わなかったのでしよう。
判断ミスが大惨事を引き起こしたのです。

現在民家は全部流されて一軒もなく広い空き地が広がっています
学校跡には慰霊塔と慰霊碑が建っていて
私が行った時もひっきりなしにお参りにくる人が来ていました
学校校舎2階ベランドには、以前植えられただろう花が咲いていて憐れさを増幅します

生き残った先生もいるらしいのですが、真実を語らず姿を隠しているとか・・
日頃生徒に「嘘をついてはイケマセン」等と言っている
教師の元締めの張本人の教育委員会がどうやらかばっているとの噂でした

イジメや不祥事が起きるたびに「教育委員会」の無能さが暴露されます。
どんな職場でもそうですが・・・
最近「責任感のあるプロ」と思われる人が少なくなってきましたね!
大丈夫でしょうか?日本の将来は・・・
コメント
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