オリムピックも閉会しなんとなくほっとした気分です。
8月は、広島と長崎に原爆が投下された月ですが
先日の中日新聞に、
被ばくされた元福島大学学長「星埜 惇」さん(93歳)の
体験談と今の心境が語られていた記事が印象的でした。
概略
「旧制広高の寄宿舎薫風寮は、救護所のようで
次から次に被爆者が運び込まれ亡くなってゆく。
寮の庭に穴を掘り投げ込んだ遺体に重油をかけて焼くのが日課になった。
悲惨なものを見ても感情が働くなり自分が人間ではなくなったような・・
この状態は戦後も続いて回復にはかなり時間が必要でした。
動員先の工場には、常駐していた陸軍の将校監督官は、
私達が私達が働く姿を見て、サボっていると判断すると
ムチを飛ばすのです。
ところが、終戦の天皇の詔勅を聞くやいなや一人の姿も見えなくなり
工場内に備蓄してあった食料や毛布も無くなって
あの人たちの中身が身に染みて分かったような気がしました。
私は模範的な軍国少年でしたが、あのあたりから
国に対する考えも少しずつ変わって来たと思います」
(中略)
「被爆者健康手帳の交付には証人が2人必要だった。
幸い私は、同僚に広島出身者がいて承認になってくれた。
しかし、この証人探しで苦労する人が多いのです。
証人になるためには、生き残らなければならない。
生き残られなかった方が多かったのに・・・」
2011年3月福島第一原発事故のときは、
70km離れた福島市内にいた。
放射能と言う言葉をきくと身震いを覚える。
原子力が暴走した時止めるすべを人類は持っていません。
どれほどの利益があっても、そんな危険なものを使っていれば、
いずれとんでもないしっぺ返しを食らうと考えます」
このような内容でしたが、印象に残った記事でした。
人を殺めてはいけないと言う教えの仏教徒と
人類皆兄弟と言うキリスト教徒が殺し合うという矛盾・・
一体誰が悪いのか・・なぜそうなるのか・・・
旅に出て色々な国の人々に出会いますが
みな、フレンドリーで・・
戦争なんか望んでいないと思うのですが・・・
終戦記念日が近づいてきましたが
平和を望むばかりです!
8月は、広島と長崎に原爆が投下された月ですが
先日の中日新聞に、
被ばくされた元福島大学学長「星埜 惇」さん(93歳)の
体験談と今の心境が語られていた記事が印象的でした。
概略
「旧制広高の寄宿舎薫風寮は、救護所のようで
次から次に被爆者が運び込まれ亡くなってゆく。
寮の庭に穴を掘り投げ込んだ遺体に重油をかけて焼くのが日課になった。
悲惨なものを見ても感情が働くなり自分が人間ではなくなったような・・
この状態は戦後も続いて回復にはかなり時間が必要でした。
動員先の工場には、常駐していた陸軍の将校監督官は、
私達が私達が働く姿を見て、サボっていると判断すると
ムチを飛ばすのです。
ところが、終戦の天皇の詔勅を聞くやいなや一人の姿も見えなくなり
工場内に備蓄してあった食料や毛布も無くなって
あの人たちの中身が身に染みて分かったような気がしました。
私は模範的な軍国少年でしたが、あのあたりから
国に対する考えも少しずつ変わって来たと思います」
(中略)
「被爆者健康手帳の交付には証人が2人必要だった。
幸い私は、同僚に広島出身者がいて承認になってくれた。
しかし、この証人探しで苦労する人が多いのです。
証人になるためには、生き残らなければならない。
生き残られなかった方が多かったのに・・・」
2011年3月福島第一原発事故のときは、
70km離れた福島市内にいた。
放射能と言う言葉をきくと身震いを覚える。
原子力が暴走した時止めるすべを人類は持っていません。
どれほどの利益があっても、そんな危険なものを使っていれば、
いずれとんでもないしっぺ返しを食らうと考えます」
このような内容でしたが、印象に残った記事でした。
人を殺めてはいけないと言う教えの仏教徒と
人類皆兄弟と言うキリスト教徒が殺し合うという矛盾・・
一体誰が悪いのか・・なぜそうなるのか・・・
旅に出て色々な国の人々に出会いますが
みな、フレンドリーで・・
戦争なんか望んでいないと思うのですが・・・
終戦記念日が近づいてきましたが
平和を望むばかりです!