心配していた気温も、風が無いのでそんなに寒くはありませんでした
久し振りのご依頼を頂きましたが担当者の方が親切な方で
我々の訪問の為に立派なポスターや飾り付けまで作成して下さいました
お忙しいのに・・・有難いことです
他の施設でもチラシやポスターを作って下さるところはありますが
やはりウレシイものですね(笑)
気分的にも張り切って行こうという思いで演奏を開始しました
以前お伺いした時は、「東京のバスガール」を聴いて
日頃偏屈なお爺さんが涙されていたと聞きましたが歌の力は大きいです
昭和歌謡の中で「水色のワルツ(作詞:藤浦 洸/作曲:高木東六/唄:二葉あき子」
を選曲にいれましたが3拍子の上品なメロディが私は好きです
1 君に逢ううれしさの 胸に深く
水色のハンカチを ひそめる ならわしが
いつの間にか 身にしみたのよ
涙のあとをそっと 隠したいの
2 月影の細道を 歩きながら
水色のハンカチに 包んだささやきが
いつの間にか 夜露にぬれて
心の窓をとじて 忍び泣くの
歌手の二葉あき子さんは、二年前に96歳でご逝去されています
御出身は広島でしたが、帰郷のため広島から汽車に乗りは20分遅れで広島駅を出発したところ 、
汽車がトンネルに入っている際に「原爆」が投下され、
汽車がトンネルを出たところで、きのこ雲と落下傘を見たという。
被曝はしたものの、トンネル内であったため原爆による直接の被害は免れたという逸話があります
人間の運命の幸不幸は紙一重で変わるものだとつくづく感じました
「岸壁の母」の二葉百合子さんと混同されがちですが、赤の他人だそうです
御利用者の中には写真も一緒にとって欲しいとご希望される方もいて
暖かい雰囲気の中・・無事訪問を終わる事が出来ました
スタッフの皆様も素敵な方ばかりでいろいろ御心遣い頂き感謝するばかりです