この写真は竜安寺 石庭のもの。
修学旅行生の多くが訪問し、瞑想するというよりは
急いで写真を取りまくってそそくさと出て行くのを見ることが
多い気がします。
さて、石庭は英語ではthe rock gardenといい、stoneは使いません。
rockは自然物の一部が表面上に見えるものをいい、見えない地下部分で石組が
一つの巨石であるかも知れません。
ちなみにstoneは個々が見えるもの、もう少し小さくなるとpebbleとなります。
宇宙の真理は誰も完全には習得できない。だから知らない自分を自覚せよ。という
ことでしょう。
英語を学んできて通訳案内士試験(昔は通訳ガイド試験といっていた)
受かるまで3年かかりました。受かったときは正直 有頂天で
うれしくて、うれしくて。英語通になれたくらいの気持ちでした。
しかし・・・実際は仕事ができるためのスタートラインに立ったに過ぎません。
何より就業には人脈、添乗業務にホスピタリティがなければ話にならないし、
人柄は一発で見抜かれる。リーダーシップを取れるか フットワークがあるか
危機管理の対処など・・・
正社員の仕事をもっているので転職は考えていませんが
海外よりも国内旅行を多くするようになりました。東京在住なので
普段の休みは東京スポットめぐり 連休取れれば京都、大阪、名古屋。
京都は2010年で6回も行ってしまった。
観光業は平和産業だから天変地異、戦争、不況、風評被害などによって
影響を真っ先に受けます。
今年2011年はどうなのでしょう?3月11日に起こった東北から関東にかけての
大震災に原発によりシーズンの春もキャンセルが相次いでいると耳にします。
現役ガイドさんにとっては死活問題です。もともとサービスに見合わないくらい
低賃金だったわけですから。
でもきっと再生する、復興すると信じたい。
それには原発の安全宣言がないと進まないわけですが・・・
石庭で瞑想し、思ったことは
「ピンチの後にチャンスは来る。」ということ。
このピンチの時期は勉強ができるではないか?普段交流取れない人と会える時間が取れるでないか?
渋滞なく旅行だっていけるでないか?レベルを上げる自己投資やっていきたいと思います。