日本をセールス!通訳案内士

日本観光、エンタメ、旅行、英語etc 日々の雑感

新幹線とアナウンス

2011-04-19 02:52:52 | 鉄道
小さい頃 買ってもらったレコードに
新幹線の音というのがあった。

内容はひかり号の発車直後の警笛の音から始まって、
車内の音、人などの雑音、そして日本語と英語のアナウンスが
入っていた。

たぶん
Ladies and gentlemen, welcome on boarding "Shinkansen." This is the Hikari
superexpress bound for Hakata.(続く) こんな感じだったと思う。

ご乗車の部分がご搭乗くらいの意味になるわけなので 飛行機みたいだけど
確かに、いやこの部分は幼いながら何度も確認して聞いた覚えがある。相当に贅沢な
乗り物だったわけです。

現在は
Ladies and gentlemen, welcome to "Shinkansen."
日本語でも東海道新幹線は「きょうも 新幹線をご利用くださいまして・・・」
上越新幹線は「ほんじつも JR東日本 上越新幹線をご利用くださいまして・・・」そんな言い方に
なっている。東海道新幹線がいかに庶民的になってきたかということを
アナウンスでもわかったりする。

そういえば昔 新幹線の車掌が「この列車は大宮、高崎以外の駅には停車いたしません。」 と言っていたが
こども心にすぐに理解できず困った記憶がある。英語では二重否定で強い肯定となるけど
「この列車は大宮、高崎に(のみ)停車いたします。」と言った方がわかりやすい。なぜならいろいろな人が
利用するのだから。

上越新幹線でよく新潟に行ったけど 佐渡おけさや八木節がメロディも流れたものだった。


渡辺美里と西武球場

2011-04-19 01:49:14 | 渡辺美里

「全身で歌手やっています。」美里さんは
多感な中高生時代に大きく影響をくれた人物でした。

英語をなんとかものにしたいと思ったのも
「字幕なしで理解できるようになりたい。」もあったけど
「渡辺美里の曲の英語部分の歌詞がわかるようになりたい。」から
始まったのでした。

This moment この瞬間、My revolution 自己革命、
歌詞の中にはold-fashioned 古臭い、brand-new 真新しいなどなど
かなり覚えました。

でも当時 辞書で調べても分からなかった英語がありました。
それはシャララ。この意味がラララと同じようなとくに意味がないと分かったのは
高校に入ってから。なんと遠回りだったのだろう。今なら 教えて○○や○○知恵袋で
一発なはずです。
でも苦労して覚えたり、調べたものは抜けませんね。あの頃使っていた
垢だらけのマーカーやら赤ペンで一杯の辞書はどうしても捨てられません。

その後 情景の浮かびやすい美里さんの歌詞を英訳してみることをやってみたり。
たとえば
At the last stop of the street car, that day too, we made a rendezvous.や

Remember me in the past, remember me in the future when cherry blossom trees come out.

なーんて具合にやっていました。 それぞれ何の曲の英訳かわかりますか?

彼女のアルバムに Sing and Roses というのがあるのだけど
文の要素は同じにするという決まりがあるため
Songs and Roses じゃないと本当はいけない。ということは
わかっていてもファンなんで見なかったことにしてます。(笑)

日光東照宮

2011-04-19 00:44:56 | 日本観光



徳川家康の霊廟として家光によって
現在の絢爛豪華な東照宮が作られました。

ちょうど江戸城からの鬼門封じの上野寛永寺
その延長線上にある日光東照宮。ここから天帝として
日本を未来永拗 見守っていくというなんとも壮大な
ヴィジョンのもと綿密な計算があったわけです。

有名な三猿の「見ざる、言わざる、聞かざる」も
実は人間の一生を表した教訓のうちの一枚であるし、
「猿」の彫刻は韻を踏んでいるダジャレじみたものだと思っていたけれど
神馬の守り神であるからだったことを知って
これまたびっくり。

陽明門では完全は崩壊の始まりだからという意味で
意図的に逆さ柱、グリ紋の向きが異なっているものがあり
ガイドさんが必ず説明をいれ、「どれでしょう?」とお客さんを交えて
話すところですね。手水舎も不完全に屋根部分が切れてます。

ところでJALは昔の鶴丸マークにロゴを戻していますが
この鶴のマーク、東照宮にもあります。
隠れミッキーを発見してほくそ笑むように、驚くこと請け合いです。
探してみてくださいね。

ツアーバスは東京から日光まで休憩含めて片道2時間半くらいか。
帰りはお客さんも疲れて寝ることが多いでしょうから ガイディングにそれ程
問題はないでしょう。でも「行きは大変だろうなあ。」と思います。
行きで渋滞でもしようものなら ガイドの本領発揮できる部分ですが
ネタの在庫がなければ それは拷問。新人ガイドで日光できる人は
やはり凄い!ガイドのはしくれとして淘汰されないよう日々精進しなければ
そんな感想を持ちました。