カンナからの風

沖縄県北部東海岸にある小さな1軒のホテルから

世界うちなんちゅう大会

2011-10-11 08:17:54 | 沖縄

世界うちなんちゅう大会・・?皆さんご存知ですか?沖縄に来て何度かこの言葉を耳にしていましたが・・初めてこの「世界うちなんちゅう大会」を目の当たりにしています。沖縄出身で世界で活躍する人々が5年に一度沖縄に帰って来て懐かしい顔を合わせる。日本でも、沖縄でしか見られない習慣ではないだろうか?

沖縄の人々の沖縄に対する愛情は、他のどの府県よりも強いように思える。歴史から見ても琉球王国として栄えたことを考えると強い帰巣本能のようなものを感じる。故郷への思いを抱きながら厳しい環境を乗り越えて生きてきた人々の歴史は沖縄の誇りなんだと思う。

世界的に見ると「華僑」がやはり世界に広がるネットワークを持っている。互いに助け合いながらたくましく生きる力は、うちなんちゅうの人々にも通じるように思える。

沖縄の言葉に「ゆいまーる」と言う言葉がある、相互扶助だったり和であったりと言う。現在でも仕事をする中で、うちなんちゅうと呼ばれる沖縄出身者がいるかどうかで相手に対しての印象は全く違う。良くも悪くも、これが現実。私は、ないちゃーと呼ばれる本土の人間。別に差別感などは全く感じない・・けれど中には、差別感を感じると言う人も多くいる。多くの沖縄の友人達と付き合っていく中で、DNAの違いを差別とは感じないし、人は違って当たり前と思っているので博多出身の自分と東北出身の人とは文化も、習慣も違って当たり前と思う。人と違うことは大切なことだと思う。人と同じであると言うことも必要かも知れないが・・個性が個人の人格が尊重される社会が必要なことだと感じる。この発想が無ければバリアフリーやユニバーサルデザインは生まれてこないのではないだろうか?

うちなんちゅうの皆さん、5年ぶりの再会を楽しんでください!