カンナからの風

沖縄県北部東海岸にある小さな1軒のホテルから

世界に挑戦する!

2011-10-18 08:42:33 | 沖縄

沖縄が世界のリゾートエリアとしての挑戦を始める。世界でも有数の素晴らしいさんご礁群を持つ沖縄の海。抗酸化物質を豊富に蓄えた県産の野菜、ゆっくりと流れる時間、アジアへの玄関口と言った好条件を持つエリアは世界でも唯一沖縄ではないか?それに安心・安全の環境もある。

宜野座村に中国資本のパークヴューホテルグループが進出する。沖縄の東海岸と言う環境が自然豊かで心地よい環境があると言うことが宜野座進出のきっかけと言う。

現在、宜野座村には、このカンナリゾートヴィラが1軒あるだけ。そこに世界的なホテルグループが進出してくると言うことは、東海岸にとっては、とても素晴らしいことだと思う。世界への挑戦と言うのは、ホテルがユニバーサルサービスを潜在的に持っていると言うこと。カンナリゾートでも中国、香港、アメリカ、カナダからお客様が訪れます。言語、習慣、人種を超えてサービスが提供できる環境が何より大切な事。そのために、ホテルで仕事をすると言うことはグローバルな感性や心が何より求められる。言葉が通じなくても一生懸命に伝えようとする姿勢が基本。これから、沖縄が更に国際的に発展していくためには、先ず第1に自然を守る。環境破壊を絶対に行わないこと。次にユニバーサルデザインに基づくサービス環境を実現すること。

今、私は障がい者の方々と向き合って様々なことを学んでいます。昨日から、車いすの高校生がインターシップで1週間ホテルで勤務しています。多角的な視点、多様性のあるサービスは一朝一夕に出来るものではない。ホテや行政担当者など沖縄の全ての人々が、真剣になってこのことに向き合わなければ沖縄は世界一流のリゾートにはなりえないのではと思う。

世界的なリゾート地を目指すと言うことは、沖縄の全ての人が理解して共通認識を持ってこそ実現できるのではないだろうか?