[大きな水の波の輪を起こすには、どのようなイメージを考えるか?
大きな輪を作るために,勢いある波を起こすために,水面を強く叩く?
そうすると…水は乱れ、水の輪にはならず、逆に水面が荒れてしまう。
水の輪を響かせるには…
水面を、優しく、優しくなでるような感覚で触れると…
小さな軸が周りに波をつくり、綺麗な大きな輪で水を響かせる。
強く激しく、叩きつけるようなイメージや想像とは違うこともあるのだ。]
と言う文章を「かきょうさん」という女性のブログのから頂いた。一つのプロジェクトを成し遂げるためにはいくつもの困難が生まれてくる。そんな場面で出会った言葉。言葉を大切にしているそんな「かきょうさん」の言葉には、いつも力と勇気を頂いている。
「車いすの花嫁」プロジェクトが立ち上がって半年。様々なことが起きて来る。もちろん想定外のことばかり・・・。そんな時、どの道を選択したらよいかと思い悩む。
【「優しい」という漢字は「にんべん」に「憂い」と書くけれど、本当は、「憂い」の横に「にんべん)」なんだよ。憂いのある人の横に、にんべんつまり人が寄り添うことを「優しい」というんだよ。】とは、全国で活躍されている仲島正教先生の言葉。
様々の人達の言葉に支えられてきた。出会いの言葉が、いつも心に響いてくる。何のためにこのプロジェクトを起こしたのかと言う原点に返ってみよう。沖縄の小さな村にある小さなホテルだから出来ること。人に寄り添うことが出来るホテルでありたい。やさしく優しくなでるように輪を広げて行きたい。11月6日には、笑顔の花が百花繚乱する日にしたいと思う。
晴れ渡った沖縄の大空の下で、小さいけれどたくさんの花を咲かせてみたい。