標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

スポーツはビデオ判定で決するのに、日韓の問題は映像や音声でも解決できないとは?

2019-01-27 20:12:21 | 日記
今回サッカーで導入された“ビデオ判定”が日本×ベトナム戦で2回行われ、それが勝敗の明暗を分けた。
そして、この判定には審判も選手も観客も納得する。精神的な悔しさなどが後を引きにくい。

テニスでも、“チャレンジ”としてビデオ判定が認められている。審判の判定に対して、選手がチャレンジをする。観客もそのビデオのボールの落下地点の画像が見せられるまで、ドキドキする。選手には失礼かもしれないが、観客にとって新たな観戦の楽しみだ。

だが、よくよく思えば、ビデオがなかった時代でも、行司の采配に対して力士ではなく、土俵下の審判委員から“物言い”が出ることがある。行司や力士は口を挟まないので、客観的である。それも審判委員は5名いる。それでも各委員のいる場所によって見え方が異なるので、意見が一致しないこともある。最近は、ビデオ室があって、審判委員が二人いる。土俵下の審判委員長から要請があるとビデオを見て、内容を無線で報告するという。しかし、ビデオ判定はあくまでも参考とし、結論は土俵下の審判団が出すという。

日本のスポーツも捨てたものではない。相撲の歴史は古代からあったようであるが、職業としての相撲は江戸時代からのようである。その頃から中改(なかあらため)という審判員がいたとのこと。

さて、日韓のやりとりについてだ。内容には触れるつもりはないが、「やった」・「やらない」というコメントのしようがないほどの稚拙なやりとりだ。当事者間(といっても元来大人としての国なのだが)ではらちが明かないようである。解決には時間がかかるだろう。国内には米国を頼りにする向きもあるが、今の米大統領は仲介に入らないだろう。

さらに、日韓関係だけでなく、日ロ関係もしかり。わが国と直接との関係はないが、米国とメキシコとの国境の壁問題や英国のEU脱退問題など・・・。

今や世界中で“先に発言したものが勝ち”のような傾向が流行っているようである。多くは“”これらの問題については決定的な解決方法がない。

突飛かもしれないが、国際機関が管理するAIによる判断と解決方法を採用したらどうだろうか? ただし、AIを司るコンピュータが、偏りのないことは言うまでもないが・・・?
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