標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

①榛名山とツツジ。②今日の作業で、山林でしか見られない「カシワバハグマ」を発見。

2018-05-23 19:52:30 | 日記
昨日は前橋市の敷島公園ばら園の紹介をしたが、その後、時間があったので、榛名山まで足を延ばした。実をいうと、ばら園の枯れかかった花を見て、少々落胆したというのが本音だ。物足りなさを感じたので、予定外だが榛名山に行くことになった。

榛名富士と湖でも眺めて、帰ろうと思って行ったのだが、思いがけず、ツツジ畑がきれいだった。車窓から2km弱の直線道路の左右に沿って、ツツジが咲いていた。


道路に反って咲くツツジ。


榛名山とは反対側の丘に向かって、ツツジ畑とでもいうのか、広がっていた。


「ゆうすげの道」の入り口と榛名山。
「ゆうすげ」は、黄色いユリ科の植物で、まだ咲いていなかった。夏の暑い盛りに、夕方から咲き翌日午前中に萎む花だそうだ。


ゆうすげの道は、木道だ。


ゆうすげの道のわきにあった、イタドリの若芽。


同じく木道の脇に咲いていた。アマドコロかナルコユリかな?


木道から、枯れすすきと奥に咲くツツジ。


池のほとりに咲いていたひときわ大きな花びらのツツジ。


駐車場から見た榛名山。


榛名湖。この日は人も少なく静かだった。


湖を隔てて眺めた榛名山。榛名富士と言われるゆえんが分かる山の姿だ。右手前の小屋は、貸出ボートの管理小屋だろうか?


今日は雨が降るまで、山に入り数本の伐採作業を行った。そのとき、檜を切ろうとしたら、根本に白い花が咲いていた。作業終了後に図鑑で調べると、カシワバハグマという。山林の日陰に咲くとのこと。ハグマ(白熊)は、インドや中国の奥地に産するコブ牛のしっぽの毛をいう。葉がカシワの葉に似ていて、花の冠毛がハグマにそっくりなので、この名前がついたとのこと。

午後から雨が降るというので、比較的伐採しやすい、細めの木を4本ほど切って。枝払いをした。そろそろ終わろうかと思った頃、路面に置いた、鋸に数滴、雨粒が当たった。そういえば少し前から、葉が擦れる雑音がしていた。水滴が葉に当たる音だと分かった。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前橋市の敷島公園「ばら園」の花 | トップ | ばら園に劣らぬ数少ない我が... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事