緑の木々、青い空と白い雲に映えるコスモス
重なった帽子のようなキバナコスモス
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キバナコスモスの小宇宙
コスモスはギリシャ語で、星が整然と美しくそろう宇宙を意味するとのこと。群生するきれいに咲きそろう宇宙のようなので付けられたという。
コスモスの対語として「カオス」がある。原初神のことで、宇宙が誕生以前の混とんとした世界(状態)をいうとのこと。
でも、人間の世界は混とんとしている。北朝鮮、ロヒンギャ、地震、台風、竜巻、ISなど・・・。人事や自然に至るまで様々な苦難が多い。今朝は、陽ざしは強いが、空気は爽やかで、そよ風にコスモスが揺れている。現実の混とんさから離れ、暫くコスモスの世界に入ってみた。
ピンクのコスモス群
白いコスモス。これは一株だけだ。
隣接する荒れ地には小さな花のコスモスの宇宙がある。キバナコスモス、ピンクのコスモスそして白いコスモスも少し混ざっている。コスモス以外の花も咲いている。これら花々のいろいろな角度から幾つか写真を撮ってみた。
下から見ると透明感を感じた。空を背景にピンクの花びらに光が通過している。
横から見ると円盤のような形でそれぞれが銀河のようだ。
今日はチョウの方からカメラに近づいてくれた。アゲハ蝶とは違う種類だ。何というのだろうか?
コスモスの茎の下草として咲く、赤い花のゲンノショウコ。
コスモスの茎の間からでた男郎花(オトコエシ)。
15年ほど前になるだろうか。鳥が運んできたベニシタン。擁壁から垂れ下がって赤い実がなっている。
花やチョウを愛でながら、カメラを向けていたときは全く忘れていた。しかし、ブログを書く段階になったら、現実がよぎった。地球もコスモス(宇宙)の一員であるはずなのに、現実は混とんとしている。これでは、カオス状態だ。地球はこれからコスモスになれるのだろうか?
と、また、現実に引き戻されてしまった。
でも、そよ風、コスモス、舞う蝶と青い空の爽やかな余韻は、まだ残っている。
コスモスと空の写真は秋の風を感じますね🍂
金木犀の香りがしてきそうです🌳