標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

秋の七草(萩、尾花、葛、撫子、女郎花、藤袴、桔梗)が咲く長瀞の七草寺巡り

2018-09-18 21:23:46 | 日記
連日の草刈りは疲れる。今日は一休みしようと、長瀞の秋の七草が咲く七つの寺巡りに出かけた。長旅で歩くのでタロ(犬)は留守番だ。
秋の七草とはいえ、七草が一斉に咲くわけではない。従って、花の咲く時期を思うと、それぞれの咲く時期に合わせひと寺ずつ巡るのが良いのかもしれない。だが、7日間も長瀞に出かけるわけにもいかない。咲き終わった花もあるかもしれないが、咲いていない花はないだろうと出かけてみた。
以下、巡った順番に七草を紹介する。
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藤袴

法善寺に咲く藤袴。丈が伸びた先に花をつけている。


背の低い藤袴。

法善寺

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尾花(ススキ)

道光寺の尾花。後ろに見えるのは、パンパスだ。寺の内外には、ススキよりもパンパスの方が主役のように思えた。ススキはどこでも見られる。パンパスは丈も高く、穂が太く茂っていて、目を引く。寺の趣を改めたのかもしれない。

道光寺

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桔梗

境内に、大きな木の切株をくりぬいた鉢に植えられた桔梗。


寺の境内に入る手前の畑に栽培されている桔梗。

多宝寺では、仏像の頭や手足、胴体などを触れると、その部位の健康に良いとのことで、妻と一緒に、すべての部位をなでてきた。そのため、寺の案内表示の写真を撮るのを忘れてしまった。ご利益が薄れてしまうかな?
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女郎花

花畑に群生する女郎花。

真性寺

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白とピンクの見事に枝垂れた萩。

洞昌院

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ブドウ園のように、広い棚をつくり、棚の上を葛が一面に這っていた。

葛のトンネル。天井は花というより、葛の葉とツルで覆われていた。しかし、トンネルに入った途端、涼しかった。


葛の花。

遍照寺

遍照寺は長瀞七草寺の中では、標高の高いところにあるのか? 県道を寺の近くまで行ったところ、「駐車場1km先」という表示があったので、道の左右が立木で覆われた林道のようなところを1km登った。駐車場があり、寺には坂を下って5分ほどかかった。
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撫子

寺の入り口付近の花壇に撫子が植えられていたが、ほとんど花が終わっていて、数輪虫に食われた花びらが見られた。がっかりしながら、寺に向かったところ、何か所かに、程よく開いていた撫子があった。

不動寺

今日の七草寺巡りの最後の寺だ。不動寺は国道から宝登山入り口の道に入り宝登山を正面にして左の奥に位置する。ロープウエイ駅の隣にあった。長瀞は観光地なので周辺の駐車場は駐車料金が必要なところが多い。しかし、有料駐車場の奥に、不動寺参りのための数台駐車できる無料エリアがあった。ホッと心中で合掌した。
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雨が降りそうな空模様だったので、早々に引き上げた。帰宅すると、タロ(犬)が玄関で待ち構えていた。我々が外出中、ひたすら待っていたのだろうか?
留守中、雷でもなったのか、それともすねているのか。タロはいまだに夕食をほとんど残している。留守番のご褒美としてのサツマイモをつまんだだけだ。

実は妻と私も昨日までの草刈りとは、違う疲れを覚えた。駆け足の七草寺巡りだったので、巡った順番や寺と花の種類が混同しそうだ。このブログを書き、整理できたので寺と七草が一致して覚えられる。そして、心地よい疲労感で、床に入り七草の思い出が脳裏をよぎる前に寝ることができそうだ。
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