鳥居をくぐり、立派な随身門までの参道には杉が植えられています。早朝のため、あまり人も多くなく静かに参拝できました。


木々の隙間におひさま

杉の真っ直ぐに育つ様は参道にはとても似合いますね。
出川さん、素朴な優しそうなオーラを放ってました!
出川さんを見たあと、拝殿に並び家族で参拝しました。その近くに、辰年に赤い目の龍が浮かび上がったとかで縁起がよいと話題になった石がありました。
確かに龍でした。

三峯の山のひとつが、雲取山。何かしら、世界を覆う雲を取ってくれる龍神かもです。飛龍の地名もありますから。
拝殿で参拝後、拝殿脇の2本の御神木にも参拝しました。
拝殿の横に沢山の摂社がありました。
- 祖霊社(それいしゃ)
- 国常立神社(くにとこたちじんじゃ)
- 日本武神社(やまとたけるじんじゃ)
- 伊勢神宮(いせじんぐう)
以上四つは大きな社殿。
- 月讀神社(月夜見神社)(つきよみじんじゃ)
- 猿田彦神社(さるたひこじんじゃ)
- 塞神社(さいじんじゃ)
- 鎮火神社(ひふせじんじゃ)
- 厳島神社(いつくしまじんじゃ)
- 杵築神社(きづきじんじゃ)
- 琴平神社(ことひらじんじゃ)
- 屋船神社(やふねじんじゃ)
- 稲荷神社(いなりじんじゃ)
- 浅間神社(あさまじんじゃ)
- 菅原神社(すがわらじんじゃ)
- 諏訪神社(すわじんじゃ)
- 金鑽神社(かなさなじんじゃ)
- 安房神社(あわじんじゃ)
- 御井神社(みいじんじゃ)
- 祓戸神社(はらえどじんじゃ)
- 東照宮(とうしょうぐう)
- 春日神社(かすがじんじゃ)
- 八幡宮(はちまんぐう)
- 秩父神社(ちちぶじんじゃ)
- 大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)

ひとつひとつ、手を合わせ家族で参拝しました。最後の大山祇神社は、国祖、国常立神の社殿と同じ大きさでした。お山の神様、大山祇神に、最後に参拝させていただきありがとうございますと祈りました。
埼玉のすごい山深いこの地に沢山の神々を感じると、深い感動がありました。
風が結構つよく、曇りで寒かったですが、時折太陽が顔をだしてくれました。


社殿にむかい、それぞれの神様に感謝の参拝をしてきました。少し離れた小高い場所に日本武尊の像がありました。


三峯神社は、社伝によれば、日本武尊が東征中、三峯神社のある山に登って伊弉諾尊・伊弉册尊の国造りを偲んで創建したとされています。
景行天皇の東国巡行の際、天皇は社地を囲む白岩山・妙法ヶ岳・雲取山の三山を賞でて「三峯宮」の社号を授けたと伝えています。
また、飛鳥時代、伊豆大島に流罪になった修験道の祖、役小角が、三峰山で修業をし、空海が観音像を安置したと縁起には伝えられているそうです。
修験道の聖地、紀州の熊野と、三峯神社あたりの地名は類似か同じのが多いです。
また、紀州の熊野大社の説明板によると、熊野大社の祭神は熊野大神櫛御気野命であり、素戔烏尊の別名とされています。
三峰の開山には、熊野修験が深くかかわり、紀州熊野には「大雲取・小雲取」があります。秩父三峰山では中心の山を「雲取山」と呼んでいます。
役小角や、空海といった偉大な存在とも縁がある神社が三峯神社。
古代に紀州、熊野で、出雲系の神々を崇敬した民がこの地に散らばり同じ地名をつけ、古代の神々を崇敬したのかもなと思いました。
沢山の神々が祀られた三峯神社。最近では多くの人が参拝し、非常に混むようです。早朝が神社参拝にはよいですね。参拝させていただきありがとうございました!