大善人へ身魂磨き

善でありたいと思う。日々精進。感情の渦に呑み込まれそうな時もあるけれど最後には明るく静かな大海原に和合したい。

三峯神社参拝記

2022-03-31 04:55:00 | 神社仏閣

鳥居をくぐり、立派な随身門までの参道には杉が植えられています。早朝のため、あまり人も多くなく静かに参拝できました。





木々の隙間におひさま




杉の真っ直ぐに育つ様は参道にはとても似合いますね。


拝殿に到着。すると、テレビ局の人たちが沢山いました。その中に、出川哲郎さんがいて番組の撮影しています。御神木に向かってエネルギーをもらっていました。いつ放送されるんだろう?参拝の人が出川さんの写真をとっていました。


出川さん、素朴な優しそうなオーラを放ってました!


出川さんを見たあと、拝殿に並び家族で参拝しました。その近くに、辰年に赤い目の龍が浮かび上がったとかで縁起がよいと話題になった石がありました。


確かに龍でした。




三峯の山のひとつが、雲取山。何かしら、世界を覆う雲を取ってくれる龍神かもです。飛龍の地名もありますから。


拝殿で参拝後、拝殿脇の2本の御神木にも参拝しました。


拝殿の横に沢山の摂社がありました。


  • 祖霊社(それいしゃ)
  • 国常立神社(くにとこたちじんじゃ)
  • 日本武神社(やまとたけるじんじゃ)
  • 伊勢神宮(いせじんぐう)

以上四つは大きな社殿。


  • 月讀神社(月夜見神社)(つきよみじんじゃ)
  • 猿田彦神社(さるたひこじんじゃ)
  • 塞神社(さいじんじゃ)
  • 鎮火神社(ひふせじんじゃ)
  • 厳島神社(いつくしまじんじゃ)
  • 杵築神社(きづきじんじゃ)
  • 琴平神社(ことひらじんじゃ)
  • 屋船神社(やふねじんじゃ)
  • 稲荷神社(いなりじんじゃ)
  • 浅間神社(あさまじんじゃ)
  • 菅原神社(すがわらじんじゃ)
  • 諏訪神社(すわじんじゃ)
  • 金鑽神社(かなさなじんじゃ)
  • 安房神社(あわじんじゃ)
  • 御井神社(みいじんじゃ)
  • 祓戸神社(はらえどじんじゃ)
  • 東照宮(とうしょうぐう)
  • 春日神社(かすがじんじゃ)
  • 八幡宮(はちまんぐう)
  • 秩父神社(ちちぶじんじゃ)
  • 大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)
同じ御祭神の神社に参拝しているものもあり、またこちらでも参拝できて嬉しかったです。



ひとつひとつ、手を合わせ家族で参拝しました。最後の大山祇神社は、国祖、国常立神の社殿と同じ大きさでした。お山の神様、大山祇神に、最後に参拝させていただきありがとうございますと祈りました。


埼玉のすごい山深いこの地に沢山の神々を感じると、深い感動がありました。


風が結構つよく、曇りで寒かったですが、時折太陽が顔をだしてくれました。








社殿にむかい、それぞれの神様に感謝の参拝をしてきました。少し離れた小高い場所に日本武尊の像がありました。






三峯神社は、社伝によれば、日本武尊が東征中、三峯神社のある山に登って伊弉諾尊・伊弉册尊の国造りを偲んで創建したとされています。


景行天皇の東国巡行の際、天皇は社地を囲む白岩山妙法ヶ岳雲取山の三山を賞でて「三峯宮」の社号を授けたと伝えています。

また、飛鳥時代、伊豆大島に流罪になった修験道の祖、役小角が、三峰山で修業をし、空海が観音像を安置したと縁起には伝えられているそうです。


修験道の聖地、紀州の熊野と、三峯神社あたりの地名は類似か同じのが多いです。


また、紀州の熊野大社の説明板によると、熊野大社の祭神は熊野大神櫛御気野命であり、素戔烏尊の別名とされています。


三峰の開山には、熊野修験が深くかかわり、紀州熊野には「大雲取・小雲取」があります。秩父三峰山では中心の山を「雲取山」と呼んでいます。


役小角や、空海といった偉大な存在とも縁がある神社が三峯神社。


古代に紀州、熊野で、出雲系の神々を崇敬した民がこの地に散らばり同じ地名をつけ、古代の神々を崇敬したのかもなと思いました。


沢山の神々が祀られた三峯神社。最近では多くの人が参拝し、非常に混むようです。早朝が神社参拝にはよいですね。参拝させていただきありがとうございました!





三峯神社のミツ鳥居とオオカミ

2022-03-30 06:17:00 | 神社仏閣

早朝から張り切って参拝に向かいます。なかなか険しい山の上にありました。

天気は曇り後雨予報。重い雲がたちこめます。

しかし、まずは、駐車場にあった看板にテンションが上がります。








四万十!?


母の実家四万十川を私は思い浮かべます。奥秩父源流元気プロジェクト、、

この源流にも、嬉しくなり、四万十川源流、津野山を思ったりしたのでした。


曇天、風が強い中の参拝。駐車場には雪が残ります。雲取山の名前にちなみ雲が取れて晴れたらいいなと思いました。


三峯神社は、社伝によれば、日本武尊が東征中、三峯神社のある山に登って伊弉諾尊・伊弉册尊の国造りを偲んで創建したとされており、景行天皇の東国巡行の際、天皇は社地を囲む白岩山妙法ヶ岳雲取山の三山を賞でて「三峯宮」の社号を授けたと伝えています。


その看板から階段を登りしばらくいくと、拝殿の手前には珍しい三ツ鳥居があります。狼を守護神とし、狛犬の代わりに神社各所に狼の像が鎮座しています。


三ツ鳥居は、三輪鳥居(みわとりい)ともいい奈良の大神(おおみわ)神社なども同じ鳥居があり、参拝方法もこんな感じみたいです。




3つの輪なんですね。

狼が守護神ですが、オオカミ。大神、大三輪、これは深い繋がりがあると感じました。この神社の周辺の地名も、大輪だったり。


奈良の大神神社は、大蛇の眷属神がいたり、苧環伝説から、蛇と結びついて語られる事がありますが、狼の繋がりが気になり調べてみました。


古代中国は、龍=皇帝のシンボルで、皇帝は龍を衣服なんかに象ります。


最初の中国古代王朝、夏。時代は紀元前2070年から紀元前1600年あたり、中国最古王朝の話です。






中国の地で夏を建国したのは、北狄から来た龍信仰を担っていた人達のようです。狄は蔑称です。




長江には龍とは別に既に蛇・雄鶏・太陽信仰が確立されたとされ、龍は長い時間をかけてこれらの信仰と戦い、駆逐・吸収していきます。


この内、蛇信仰と合体したことで龍と蛇は同一のものとされ、且つ龍は水神に進化を遂げて中国文明に発展していったとありました。


他方、龍に駆逐された蛇・雄鶏・太陽は他方は雲南へ、また、日本にも落ちのびていったとされています。


夏は牧畜民であったので、一つの都市に定住しませんでしたが、やがて、夏も滅亡します。


その後、その末裔は故郷の地、即ちモンゴル高原に帰還して牧畜を行い、テュルク系の種族を形成します。それと共に龍も「退化」して犬・狼となり、この犬・が「北狄=テュルク系」の新たなる信仰・トーテムとされています。


ここまで。


龍や、蛇や狼。狛犬。これらは、日本の神社の眷属にいます。眷属神と超古代の中国の信仰・トーテムとの繋がりを感じました。


古代大和を治めた一族(龍を象りトーテムとしていた?)がいて、それが、王(龍)の地位を降りることになり、蛇やオオカミをトーテムのように眷属神として祀っているのかもと空想が膨らみます。


三ツ鳥居なんかの共通点をもつ神社は、御祭神名が違っていても同じ神様を祀っているのかも。


それでは、どの神様かというと、


素戔嗚尊の子、饒速日命(ニギハヤヒ命)だと思いました。籠神社の御祭神です。


アニメでいうと、ニギハヤヒコハクヌシという御神名を隠された千と千尋の神隠しのハクのイメージです。




別ではありますが、もののけ姫には白い狼がでてきます。





三峯神社参拝記から、またまた、脱線してしまいました。


とにかく、鳥居をくぐるだけでも、三峯神社は、大神神社と関係があるように思いました。凄く楽しみになりました。




明日に参拝記つづきます。

思いつきの小旅行

2022-03-29 05:11:00 | ひとりごと

まん防が終わり、1月以降久しぶりに夫が週末帰ってきました。震度6強の地震を先日経験し、まだまだ、町は地震の爪痕を残し、職場の人達の家なども、大変な被害をうけたようです。


震災後、地震、台風被害、何度も何度も繰り返し打ちのめす災害に、職場の人もまたもか、、という気持ちになっている、何とかサポートしたいという話をしていました。


私は経験をしていないのでわからないし、夫も、震災は経験していないので、同じ気持ちは難しいですが、津波、原発の苦しみを経験した上での度重なる自然災害には、相当辛いものが住民の気持ちだろうと察しします


無事に車で帰ってきてくれたので、それだけで嬉しかったのですが、昼すぎに、車もあるしどっか行く?と言ってくれたので、今から行ける近場、箱根?も、まぁ良いけど、違う近場はどう?というので、ずっと行きたかった三峯神社を提案しました。


埼玉県秩父市にあります。


夫が宿泊を検索して、空きがあったので家族で秩父に一泊して次の朝から三峯神社参拝する事を決めました。


三峯神社に何故行きたいと思ったかというと2つ理由があります。


ひとつ目は、妹と千葉のウガヤフキアエズ神社と、平将門神社を参拝した時です。神社内を歩いていると、三峯の文字が書かれた石碑が裏手にあるのです。

何だろうね。三峯の神様って、、と話しました。









二つめは、そのあと、東京に住む姉が、娘(姪っ子)と三峯神社行って、凄い良かったというのです。写真も見せてくれました。

えっ、三峯?と、再び聞いたので調べてみました。すると、かなり大きな埼玉の神社でした。


そんなわけで、15時に出発していく事にしました。


その日泊まった旅館には、黒沢あきら監督が描いた絵が飾られていました。なかなか猛々しい!






秩父は、昔の甲斐のとなり。武甲の地名もあり、絵まで武神を思わせます。甲斐の戦国武将、武田信玄を思わせるような、武甲や、玄洋の部屋名が旅館についていました。


三峯神社は、ヤマトタケル神に縁があります。秩父市には武甲などの地名があったりして、地名まで猛々しいのも古代からの縁なのかなぁと夫と話しました。


ところで、3時間くらいかかった車中では、娘は、また、お母さんの古代史、神様話が始まった、、、と聞き流していたようです。お母さん、神様話する時、子供のように楽しそうだなあと思ったよ。


でも、途中、記憶なくなったわ。。そう末娘は言いながら、神様話、右から左に話が抜けるわぁー。と笑います。長女も黙って静かに寝てました。


夫は、運転しながら相槌うちながら聞いてくれるので、神話の話、神様話の弾丸トークをひとり助手席でしていました。夫は静かに、へー、そうかもねぇとか言いながら聞いてくれます。


しかし、あまりに続く弾丸神様トークに、暫くして、ひとこと、

夫が笑って



整理してパワポでまとめたら、、



と。。



ん?

えっ?


笑。


私は、家でよく、仕事でつかう資料をパワポでつくってます。


もしかして、我慢して聞いてた?


と聞くと、


いやいや、色んな神話の話面白いけど、とびとびでなかなか壮大だから、空想含めまとめたら面白いかもよ。


と。


優しい。


確かに。神様話は壮大。


たぶん周りからしたら、私の思いつき

神様トークはジャイアンの歌みたい

なのかも?


ブログも空想で思いつきで書いてしまう私。


こうして、今日もお読みいただき感謝です。明日からは、三峯神社参拝記です。






ぼくはひまわり 2

2022-03-28 06:16:00 | 創作童話
昨日の創作童話の続きです

ある日、おばあさんが嬉しそうに

たねくんのところにやってきました。


そして、たねくんの花をツミにきました。


たねくんは、少しいたかったけれど

おばあさんが優しそうな人だったので

我慢しました。


おばあさんは、たねくんだけなく

ほかの花もツミ、

ブーケをつくりました。




そしてブーケをある場所に

もっていきました。


その場所は病院でした。


そこで、たねくんはびっくりしました。

たねくんは、大好きなともだちが

またそこにいるのがわかりました。



まだクビもよわよわしく

目も開いていない、

小さい産まれたての

まるいかおの真っ赤に光る

赤ちゃんは

やっと土からでて目を開けて見た

光るおひさまそのものでした。


おばあさんは、

そばにいる新米ママさんに

ブーケとメッセージカードをわたしました。


そこには


向日葵のように育てと産室に


と俳句が書かれていました。


新米ママさんは、凄くうれしそうです。

クネクネして今にも壊れそうな

目もあかない小さい赤ちゃんを

宝物のようにして、

自分で支えられない弱いクビを

しっかり支え

大切に大切に赤ちゃんを抱く

新米ママさん。


その姿を嬉しそうににみる

おばあさん。


そのそばで、


赤ちゃんはまっかなおひさまの

ような顔で、大きな声で泣いています。


たねくんは地上にでたとき、

おひさまにあった時のあの感動を

また思い出しました。

体じゅうから笑顔がこぼれだしました。


たねくんの笑顔は、


赤ちゃんに力を与え

おばあさんと

新米ママさんをさらに笑顔にしました。


たねくんは、

おひさまのように

誰かをしあわせにすることが

できて幸せでした。


たねくんは産室を

陽気とほのかな香りで

そのあともずっとみたしました。


自分の存在で

誰かを幸せにすることは

幸せそのものだと

命のかぎり

咲きつづけました。



おしまい




うまれた時はみんなおひさまそのもの♡

そして、おひさまはずっと

全ての人のハートの中にいますよね!

お読みいただきありがとうございました❤️




ぼくはひまわり

2022-03-27 08:16:00 | 創作童話
創作童話です


わーまっくらだ

おそとのせかいをみてみたい

たねくんはまっくらな土のなかでそう

おもいました


くねくねする虫が、たねくんのまわりを

ふかふかにしてくれています。

虫もはたらきすぎてつかれたら、

ねむってやすんだりしています


ふかふかになった土にある時

水がしみこんできました。

たねくんは気持ちよく感じました。


すると、たねくんにどこからか

こえが聞こえました。


「ときがきましたよ」


なんだろう、

するとたねくんの固いたねの一点から

くびがにょきっと出てきました




さいわい、土がやわらかかったから

弱々しいくびでも、土のなかにでることができました。くびはふかふかな、まっくらな土の中どんどんと上に向かってのび、とうとう地上にでてきました。


しかし、たねくんはまだ何も見ることが

できません。たねくんの眼はまだ土の中にあるのです。


そうすると、弱々しいクビの先に

二つの芽ができました

芽がひらいたときに

たねくんはびっくりしました


あのひかりかがやく

まるいものはなんだろう

まぶしいけれどあたたかい



芽をあけていると

自分の弱々しいクビにも

すごい力をくれます

なんて美しいんだろう

なんて温かいんだろう

なんて最強なんだろう


たねくんは

あなたは誰ですかとたずねました


わたしはおひさま

そう答えてくれました。


たねくんの弱々しい首は、

いろがだんだんこくなり

固くなっていき

クキになりました。


地中にのこしてきた

たねくんの視えない眼は

知らないうちにすがたをかえて

くねくね働く土の友達にならって

くねくねと根になりました


芽がでて見えるようになったたねくんは

知らないうちにおひさまからも

根っこからも力をもらっていました


クキが固くなってどんどんと

力をじゅんかんさせて、

にっこり葉をみせて笑っていると


たねくんは二つの芽だけでなく

もっと笑って歯をみせようと

沢山の葉をつけ

笑うとクキもしっかり

太く固くなりました


ある時、前にきいたのと同じ

声がきこえてきました。

「ときがきましたよ」

さきっぽが

ちいさなツボミになりました


なんだろ、、、すると


いつもお空でみていたおひさまに似た姿

どんどん自分がかわっていきました


あなたのなまえは

ひまわり

太陽にむかってさくお花

そうおひさまは教えてくれました



つづく