大善人へ身魂磨き

善でありたいと思う。日々精進。感情の渦に呑み込まれそうな時もあるけれど最後には明るく静かな大海原に和合したい。

素敵な女の子

2021-07-31 07:05:00 | ひとりごと

ある女の子が自分の描いたイラストを見せてくれたことがありました。凄くその子の描くイラストが上手くて驚きました。すると、その子は自分の家の近くの病院の小児がんの子達に絵をプレゼントしているんです!といいました。


凄い喜んだでしょう?と聞くと、ハイ。とにっこり。偉いね、どうしてそうしようと思ったの?と聞くと、うーん、と答えにはつまってました。


きっと、こうだから、という理由なんて無くて、彼女の内なる神様がただそうしたかっただけなのかも。


続けてね。良い事だからね。っというと、満面の笑顔で、ハイ!と。私も、ニッコリ。


また、留学に行った時の話もしてくれました。男性同士のカップルの家にステイしたようで、彼女はジェンダー差別についてもその時から問題意識を持ったと言っていました。


海外で買い物にいったら可愛い赤ちゃんがいたから、女の子?男の子?と聞いたようです。すると、性別を決めるのは私(その赤ちゃんの親)でなく、この子自身よと返答があったという話も教えてくれました。


そういう経験を通して、彼女は自分の心でジェンダーに対する問題意識をもち差別について考えていました。


とても素晴らしい若者が多い気がします。情報が溢れる社会にいて、自然と取捨選択して正しく見ようとしていますし、自分の経験がそれを後押ししています。


以前大好きな友、まほさんが正義で人様は救えない。正義は戦いさえ生む、と私に教えてくれた事がありました。


当時、妹の病の現状が理不尽であり、治療しない医師や保険会社を敵のように感じていました。自分の正義が真ん中であると思っていました。しかし、寄りすぎていたのは自分の考えを正しいと信じすぎていた自分だったと今は思います。

友人(天使のような方)の1人のご家族はお医者様一家でしたが、脳脊髄液減少症の現状にずっと心を深く寄せ続けてくれました。


今でいうと、ワクチンの接種や、オリンピック開催、自分の正しさと相容れないものを叩く風潮は怖いなと思います。マイノリティになればなるほど、声があげられなくなります。


過度に行きすぎず、自分の心に正直に、そして自分と違う判断生き方をする人にさえ、その方はその方で自分に正直に生きているだけで全てマルで、詮索も押し付けもない


全て、自分に返ることだから、他を非難せず、自分が決めて自分に正直に肯定し生きていきたい。


優しい若い彼女は、ジェンダーに関しての偏見をどうすれば無くせるか考えていました。また、自分の得技を活かして、周りを癒すようにも動いていました。


年齢関係なく若い方からも沢山学ぶ自分でありたいと思いました。



木と建築家 隈研吾さん

2021-07-30 05:51:00 | ひとりごと
水と、雲と空に引き続き、今日は木の写真を。

まずは隣のトトロから。

鹿島神宮  木の切り株。雲みたい


生田神社

鞍馬山

鞍馬山

氷川女体神社

瀧原宮参道

ウガヤフキアエズ神社

津野山  サルノコシカケ

紫雲出山

越木岩神社


白山

戸隠神社

戸隠

伊勢神宮

鹿島神宮

鹿島神宮

街中の木 札幌


高知県 津野山


熱田神宮

白山中居神社

白山平泉神社

玉置神社

高知津野町

伊勢の月夜見宮

今年も相馬野馬追お疲れ様でした!

香取神宮

木を見るのが好きです。根っこがしっかりと見えない地中に広がり、そして見えるところは伸び伸びと生き生きとしています。

隠れた根っこは見えないけれど木の枝や幹と同じくらい地中で伸び伸びしているんだと思います。

目の前の木の根っこを陰、見えるとこを陽とすると、根っこにお疲れ様です、木の枝や幹にありがとうございますと言いたくなります。

陰陽のバランスのとれた個性的な木に日本の大地の力を感じます。

オリンピックを機に建て替えられた国立競技場。



日本の代表的建築家、隈研吾さんの作品です。

高知県津野町檮原にも隈研吾さんの建築が沢山あります。隈研吾さんと檮原は深い縁がありました。隈研吾さんは津野町を大切に思ってくださっています。

建築に木の温もり、自然を感じる工夫。間伐材を使う工夫。空間に木の香りや自然を取り入れる工夫は一見の価値がありました。







木は、住と結びついています。その土地に根付く事を決めた人が土地の精霊に許しを得て建物を建てる。

使われた木を見ると、その温もりは、間伐材として他を生かすために切られた木であり、またその木にも根っこがあったんだという事を思いやる気持ちを、ふと思い出させてくれます。

根っこを感じながら木を見ると、自然との命の繋がりを思い感謝が湧いてきます。











菊池事件 署名のお願い

2021-07-29 05:18:00 | ひとりごと

さて、今日は10年以上前に記した私の日記から紹介します。




ハンセン病問題の全面解決に取り組んでいる竪山勲さんの話に心が痛んだ。隔離政策により、外の世界から断絶されたハンセン病施設にいた子供達が、コンクリートの壁に穴をあけて外の世界を見ようとしたことが紹介されていた。


ハンセン病の子供達が一生懸命開けた小さな穴。でも、その穴から故郷を思っても出ることが許されなかった。悲惨な現実がほんの少し前でも日本にあったことを経験者として伝えているからこそ、知ることが出来た。


脳脊髄液減少症も、患者の心の中にだんだんと社会やもしかしたら家族とも壁ができるのかもしれない。苦しむ期間が長ければ長いほど、人々の無理解にさらされればさらされるほど、患者の側の心の壁は厚く、高くなってしまう。


脳脊髄液減少症を取り巻く環境の中にも

無関心、無理解というマイナスの「目に見えない壁」も存在しているように思う。交通事故が絡むと「大人の利権」がその壁を一層高く厚くしてしまう。


「悲しみの壁」をどうやったら乗り越えることができるのだろうか。

ハンセン病の子供達が一生懸命こじ開けた穴と痛みは違うけれど多くの困難と悲しみがある点でどこか似ているように感じてしまう。


おかしな現実は必ず良き方向へ正されていくと信じている。歴史がそれを物語っている。


「悲しみの壁」の穴から患者の実態を想像することそして、家族や友達に伝えることそんなちょっとした日常の中にも、壁が崩れるきっかけがあるかもしれないと感じている。



ここまで。




妹が脳脊髄液減少症の苦しみの真っ只中にいた時、この病の置かれた医療差別の現状に疑問をもち、仲間と署名を集めて国会議事堂の議院会館に10万筆以上の嘆願署名を持って行ったことがあります。



当時この病を発見し、治療にあたってくださっていた篠原先生


その際には、心ある方々が沢山署名してくださいました。署名は周知活動の為にかなり頑張りました。知らない方に知ってもらいたかった。


事故に遭った被害者であり、さらに身体は苦しみの極限なのに、そんなにお金が欲しいの?嘘言うんじゃないと治療もしてもらえなかった患者達。車社会、各自にもし同じ事が自分に起きたらどうですかと、自分のこととして考えて欲しかった。

その時あたりに記した日記です。


竪山さんの絶大な力と患者、患者家族、縁者の働きで、医師からも見放された病は数年後保険適用になりました。患者の前に立ちはだかる最初の岩が開きました。


身体の脳と脊髄を覆う硬膜に穴があき、脳脊髄液が漏れ続けると、人は時間をかけてゆっくりとどんどんと立つ事も、座る事もできなくなります。寝ても覚めても辛い。視覚も聴覚も味覚も異常をきたします。 


脳脊髄液は湧き出る身体の泉のようなもので、絶えず循環しながら脳髄を守る液。それが漏れ続けることで、身体は計り知れないダメージをうけます。


知らないと誤ることは沢山あるし、医師だって人ですから、知識にない病は否定していました。医学的見地から脳脊髄液が漏れるなんてあり得ない、保険金絡みの詐称病だと治療を放棄されていました。


しかし、寝たきりの身体の患者が車椅子に横たわりながら国会議事堂の議員会館まで辛い身体に鞭打ってに訴えに行きました。


竪山さんとHさん
議員さんが話を聞いています

数年たち、やっと認められて、破れた硬膜の穴を塞ぐ治療が受けられる病院が増えました。患者はスタートラインにやっと立てたのです。


経験者しかわからないことはあります。声なき声を上げることさえ出来なくなった沢山の患者がいました。

ハンセン病など今では治る病でさえ、長い歴史のなか、近年まで、国、行政、司法、社会、近隣の者からの壮絶な差別がありました。その歴史を知り語り続けることにより風化させてはならないと思います。

強制断種、強制堕胎、子供が生まれても、その日に我が子を国の政策として殺されたハンセン病患者が実際にいたのです。


同じ過ちを人が繰り返さないように、この過ちは看過したり許したり出来ないレベルだと思います。




無実を訴えるハンセン病患者を特別法廷にて死刑を言い渡し、翌日に死刑執行したのです。あり得ますか?


何度もすみません。これが菊池事件の署名を私のブログでお願いする最後です。


こちらに詳しく詳細が記載されています。もし自分の身に起きたら?と考えてみてください。署名用紙もあります。8月10日に持参するようです。


何か立ちはだかる壁があれば、そこを打ち破ること、もしくはよじ登って先に向かう事は人の誠の動きにかかっているのかもしれないと思います。


一筆でも大丈夫です。もし、賛同していただきましたら、心から感謝いたします。よろしくお願いします。




2021-07-28 04:38:00 | ひとりごと
水に引き続き雲と空を

伊勢

江ノ島











元伊勢 妹撮影








長野


空から娘撮影


蔵王



茨城県

空から


高知

マンションから撮影したものが多いです。時間、風向き、気温により、雲は常に変わります。空の色も時間で刻々と変わります

雲は、自分で形を変えている訳ではなくて全て他力。

疲れたら、気に任せて目を瞑ってぼーっとしてみるのもよいかもです。

そうしたら、心地よい風や、目を瞑ってても感じられる温かい光や、小鳥や虫のさえずりが身体で感じられます。

頭にいつも浮かんでは消える取り止めもないことさえ忘れてしまう一瞬があったりします。

出不精の私は、マンションの外へ出てボーっと空を眺めるが好き。

雲を見ていると、変わらないものは何もないんだと感じられます。

また、形にならなくても、浮かんでは消えて、消えては浮かんでいく雲のような感情さえ、掴もうとせず、ふぅっと風に委ねると消えていき、良い事も悪い事さえそれはそれで良かったんだと大らかな気持ちになれます。











2021-07-27 05:51:00 | ひとりごと

今日は私の撮りためた水の写真を共有します。暑い日が続きます。オリンピック日本頑張ってますね。


それでは、貴船川の写真よりスタートしました。


江ノ島神社



高知桂浜

高知白龍湖

白山

高知にこ淵

高知池川

高知中津渓谷


高知

高知

福井 東尋坊

箱根

沖縄

沖縄

高知

沖縄

高知津野町長沢の瀧

高知白龍湖

高知四万十川


香川
長野戸隠

江ノ島

串本


串本

高知四万十川

四万十川

高知稲葉洞


水は一点にはとどまらないですね。心に引っかかっているものを、どの水にでも良いので濯いで流していけるといいですね。

激しい怒りは海の荒波か激しい瀧に。


過去から持ち続ける悲しみは、湧き出る泉の近くで。


さっと沸き上がる負の感情は沸騰する前にさらさら流れる川に。


握りしめているネガティブな重いさえ、どれかの水が引き受けて流してくれます。


水のように、流れに任せて。下に下に逆らわず流れ着き、最後は大海に出て空高くのぼりたい。自然に逆らわない生き方をしたいです。


暑いですね。身体を冷やしながら水分をとりながら熱波にご注意下さい。


ご訪問ありがとうございました。