津野山落成の動画を妹が作りました。
2024年11月23日。落成完了。
5年前の11月23日に、神事の行動がスタートし、一年後の11月23日に、祠がたちました。それは両親の50年目の結婚記念日でもありました。
そして、人々の真水のような善意と寄付だけで、車がとおれる道が作られ、そしてお宮がたちどんどんと宮地は復興していきました。
目に見えないからこそ、神地かどうかは感じるしかないですが、ここは神地で、本当に優しい地だと私は思います。
11月23日は、ハンセン病元患者で、らい予防法違憲国賠訴訟の代表として闘った高知見出身の曽我野一美さんの命日です。
この動画に、妹の落成にあたっての手紙が省かれているのは残念ですが、そのことを妹はこの神地でのべました。
曽我野さんは、らい予防法違憲国賠訴訟動画⑥、ハンセン病問題への闘いと反戦への切なる願い、の主人公です。
人権侵害の被害当事者であり、差別偏見の病と戦争という人権被害をダブルで背負わされながらも、真水の心をもった曽我野一美さんが、また、ハンセン病元患者が、ふるさとに帰ることの出来る社会に変えること、この方たちの受けた被害を風化させないことをやっていこうと思います。