心が満ちる山歩き

美しい自然と、健康な身体に感謝。2019年に日本百名山を完登しました。登山と、時にはクラシック音楽や旅行のことも。

尾瀬ヶ原・至仏山(3) 尾瀬ヶ原の大湿原をのぞむ山頂へ

2020年06月24日 | 尾瀬・燧ヶ岳・会津駒


至仏山(2,228m) ((2)のつづき)


 山ノ鼻からの登山道は登り専用ですが、途中の森林限界までは下ってもよいことになっていて、すれ違う人もいました。
 その森林限界までは30分と少しで着きました。「ここが森林限界です。至仏山は蛇紋岩という、植物が育ちにくい岩で出来ているため周辺の山に比べ森林限界が低い位置にあります。」と、説明書きが出ています。
 まだ標高差を500m近く残し、半分にも届いていません。蛇紋岩は滑りやすい岩で、歩きにくいです。そのうえ、たくさんの人が歩き続けたことにより、滑りやすい岩がさらに磨かれてツルツルになっています。
 もし禁止されていなくても、この道を下りに使うのは不可能だと思いました。
 関東最高峰の日光白根山が見えます。南の方向は一面が深い森です。ただし、1か所森の途切れている所があります。アヤメ平か、その近くの横田代という湿原です。至仏山よりは低いものの、とても高い場所にある湿原です。
 尾瀬ヶ原が眼下に広がり、湿原の中で水路のように森林帯が伸びています。





 (登頂:2013年9月中旬) (つづく) 



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