心が満ちる山歩き

美しい自然と、山に登れる健康な身体に感謝。2019年に日本百名山を完登しました。登山・街歩き・温泉・クラシック音楽‥‥

尾瀬の森と湿原巡り 燧裏林道・赤田代・ヨッピ吊橋(4)

2020年08月08日 | 尾瀬・燧ヶ岳・会津駒


尾瀬・燧裏林道~赤田代~ヨッピ吊橋~鳩待峠 ((3)のつづき)


 横田代・ノメリ田代と二つの湿原が隣接しています。地形図では、1,620mの等高線の近くに道が付いています。燧裏林道では、このあたりが最も標高の高いところです。
 サイズは小さいですが、上田代の大きな湿原と同じく傾斜しています。歩いても身体で分かるくらいはっきり傾いています。
 大きな池塘の水面に、青空と雲が映っています。湿原の中に点在する巨木、湿原を取り囲む森のどちらも絵になります。
 段々畑のように、配された池塘があります。高いところの池塘が、群馬県に似ています。自分で地図を見ずに群馬県をフリーハンドで書いたら、こういう形になりそうな気がします。
 ここは福島県ですが、今日は新潟県を通って群馬県まで歩く予定です。
 長細い湿原を奥に進むと、魚の形をした池塘が現れました。尻尾の部分が曲がっているのが北海道の根室本線に似ています。列車は東根室駅(日本最東端の駅)を出ると、西へ大きくカーブして、さいはての終着駅根室に到着するのです。








 (根室本線・根室駅)

 (写真:2020年7月中旬(根室駅の写真は2019年12月)) (つづく)



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