色即是空 ~ 行く川の流れは絶えずして ~ 3

北の大地での生活

All things in the universe

<21.Dec 2010 Tue>

2010-12-21 | 地球環境・科学・雑学

今日は皆既月食でした。
月が赤く見えるのは、太陽光が地球の大気によってわずかに屈折し、散乱しにくい赤い光だけが月面を照らすからです。
飛行機で高度を上げた空の色を思い出して下さい。
青色をさらに深くしたような紫色の空色をしていませんか?
空気中の塵の影響を受けにくい高高度の大気中なので、紫色や青い光が散乱されず、目に入ってくるからです。
日中に飛行機から見る宇宙は、透き通った綺麗な色をしていますよね。


午後4時40分から5時53分まで皆既月食となり、部分月食を経て7時1分に満月になりました。 




物事の本質というものは、どれほど広い視野を持てば見えてくるのでしょう。
また、前へ進むためにはどれほどの視野でとどめておかないといけないのでしょう。

見ている視野の広さ、考えているスケールの大きさが違う場合、
話をしていてもなかなか理解してもらえません。
小さな事にこだわる事は良いのですが、
自分の知っている小さな世界の事が全てだと思っている場合、
それ以外のケースについて問題とし、対策を考えているという事を理解していないので、
どうしても浅はかで安易な方向に解決策が向かってしまい、
理解してもらうのには説明をしないといけないので、
時間がないような場合や、その議論にあまり関心がない人が多い場合など、
状況によってはとりあえず、聞き流す事が一番良いと判断する場合があります。

40人近くの立場の違う人たちが集まる会議は、
議題や議論の持って行き方、現状を知らない人が中心メンバーとなっている場合、
単なる自己満足の時間の無駄となる事も多いです。

そんな状況でも誰もが大なり小なり学べる事はありますが、
それなりの立場の人は、少しは効率や費用対効果、
よりよい方向を目指していく事、少しでもお手本となれるよう
自身が成長する事も、学んでいかないといけません。



コメント (3)
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