色即是空 ~ 行く川の流れは絶えずして ~ 3

北の大地での生活

All things in the universe

<21.Mar 2010 Sun>

2010-03-21 | 北の大地での生活

出会いの喜びより、ずっとずっと別れの哀しさやせつなさの方が強いと思います。
出会いへの期待より、不安の方がずっとずっと大きいと思います。

いつかまた会えるかもね、という異動より、
きっと、これほど仕事で一緒に今まで頑張ってきたのに、
もう一生会えない可能性の方がはるかに高い転勤を繰り返すと、
本当にこの季節は気が滅入ります。

でも、その別れの悲しみが大きければ大きいほど、
その出会いは何よりも価値があったという事がわかります。

昨年、自分が転勤になった時も、
最後に、本当にさよならをしたあと、1人で泣きました。
また、出会いの期待より、はるかに大きな不安で
新しい職場に向かっている時も、どうして自分は今までの仲間や何もかもを捨てて
こんなところまで来てしまったんだろうと、大きな後悔と不安に
おいおいと情けなくなるくらいに泣きました。

それから最後にそこに残るのは、輝く小さな希望です。

それにしても、桜の咲かない遅い春のこの地で、この季節は気が滅入ります。

だから、何度引っ越ししても、遊びに来てくれる友人は宝物です。

今日は春分の日
早く桜の花咲く季節が来ないかな~

* * *

今日は、引っ越しのお手伝いをしていました。
午後から暴風が吹きましたが、夜には何となくおさまりました。

でもって、気になっていたストーブが、なんと、灯油切れを起こしました。
休み明けの火曜日に灯油タンクに入れてもらう予定だったのですが、
頂き物のストーブが少し詰まり気味だったので、灯油の残量が減ったことで
ポンプが灯油を送り込めなくなったからだと思います。
エアを噛むと後が大変なので、早々に消して、町につなぎの灯油38L買いに行きました。
事情を言って、ポリタンク2つ借りれたので、良かったです。

おかげさまで今はぬくぬくです。
ついつい節約のために、家で羽毛のコートを着込んで
できるだけストーブを焚かないように過ごしてしまいますが、
ガンガン焚かないと、ストーブが詰まりやすくなるので、良くないそうです。

でも、コタツはやっぱり欲しいなあ。
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<20.Mar 2010 Sat>

2010-03-20 | 北の大地での生活

良心に従って生きていきたいと思いますが、
正義を貫き通すことは難しいことです。

自分が信じる正義が正しくない事もあれば、
正しくとも時代の流れに合っていない事もあります。

そもそも何が正しいかなんて、誰にも決められないこともあります。
どっちも正しい場合もあると思います。

ちゃんと正しい道を指し示す羅針盤のようなものが
人生にもあれば良いなといつもいつも思いますが、
自分で探し求めるからこそ価値があるのでしょう。

* * *

今日は旭川にお買い物、といっても、探していたものは見つからず、
ついつい、これって使わないかなあ、ってものを買ってしまいました~。

* * *

珍しく、抹茶ラテの写真に惹かれてカフェに入ると
「ケーキはいかがですか?」
という、店員の甘~い誘い文句にのって、チーズケーキを頼んじゃいました。

でも、すっごく幸せになれる味でした
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<19.Mar 2010 Fri>

2010-03-19 | 北の大地での生活

今日は送別会でした。

ものすごく楽しかったのですが、ものすごくせつなかったです。

久しぶりに飲みすぎちゃいました。
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<18.Mar 2010 Thu>

2010-03-18 | 北の大地での生活

三つ子の魂、百までもと言いますが
組織の中で甘えて育った大人は、最後まで甘えが抜けないもんなんだなあと思います

また、未来の状態や周囲の状態、時代の流れに目も向けようともせず、
ただただ、自分さえよければ良いと言う考えを持ち続けているのが残念です。

若い力を育てようとしない、全て力で抑えつけて、
組織の中で人を育てる達成感も義務感も、自らが知らずに来たので
若い力を育て、将来へ向けてより向上して行こうという気すら
“知らない”というのは、本当に哀れです。

ただ、本人が堕落し哀れなのは良いのですが、その下にいる若者が
そのエゴの犠牲になること、ひとつの癌が組織そのものを滅ぼすことに繋がって行く事が
とても遺憾です。

朝三暮四と言いますが、人のように脳が発達した生き物であっても
目先のほんの少しの煩わしさを避けて通るために、
長期的な展望を捨てて、今のほんのわずかな“楽”を選ぶ者がいることが、驚きです。

また、不思議なことに、そう人は似たような人を選び、みんなでダラダラと惰性で過ごします。
そうなると、決して未来に目を向けられないし、
本来、人が持っているであろう向上心からも見放されます。

それは職業、出身校などとは全く関係ありません。

決して、不幸な生い立ちを送ってきたわけでもなく。
どちらかといえばかなり恵まれた立場に居る人であっても、
甘い水しか知らないと、自分たちがどれほど恵まれているか、わからないものなのだと、
呆れてしまいます。

自分たちさえ、より怠惰な毎日が送れればそれでいい、
自分たちには10年先の事を考える必要はない、
自分たちには後に続く若い者を導き育ててやる義務はない、
いい給料さえもらって、クビにならない程度に組織にぶら下がって
組織を笠に着ていればそれでいい。
大人になっても、そのようにしか考えが及ばない人は、本当に不幸です。

1日5千円のお給料がもらえたら、5千円をもらうためだけに働ければ幸せですか?
5千円のために働く人は、きっと死ぬまで5千円の価値しかない人生を歩むでしょう。

5千円をその何倍もの喜びに繋げるために使える人は幸せです。

5千円のためだけでなく、仕事そのものに意義と価値を見出し、人のために仕事ができることを喜びとする人こそ、
本当に幸せな人です。


本当に、この人生では頑張っても頑張っても報われないと感じる人が、
それこそ本当にたくさんいると思いますが、
自分ができるほんのちょっとの努力からでいいので、
今よりほんの少し、
自分だけでなくもうちょっと大きな範囲を見まわして、
今よりほんの少し周りのみんなが喜んでくれるように、周りの環境が良くなるようにと思って
行動したら、いつかきっと、その努力やその優しく強い思いは、
この世界のどこかで報われる時があるのだと、いつか自分の思いが遠い未来に届く時があるのだと、
信じて、
上を目指して歩いて行きましょうね。
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<17.Mar 2010 Wed>

2010-03-17 | 北の大地での生活

黄金の昼と夜

「光明に背面なし」

* * *

こちら(オアフ島)は夕暮れですが、日本時間ではまさに元旦の真昼間です。

地球がゆっくりと新しい1年に向けて回転を始めているところです。

一日一日を大切に生きること
一年一年を大切に生きること
一生を大切に生きること

一秒を無駄にしないこと
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