暖かくなったとはいえ、まだまだ北の大地は白いですよ~
マウナケアの夜明け (ハワイ島)
60億分の1のちっぽけな私の目で見た小さな世界の絶景は
地球のドラマのほんのわずかな一部分に過ぎなくて
その地球ですら、この宇宙の中では塵のような存在だと言います。
だけど、思考する脳に隠された人の心は、とても小さな時もあるけれど
空を飛び超えて大きく広がっている時もあるんだと思いたいです。
あまりにも美しすぎる世界は、この目で見ることすら畏れ多く
何かの間違いか運命か、出会ってしまった時は、ただ感謝と畏敬の念が溢れ出るばかりです。
旭川の方は今日も結構雪が降りました。
まだまだ寒く、炬燵が欲しいな~と思います。
明るい日中は歩くのには困りませんが、日が沈み、月灯りのない夜になると、
足元を照らす灯りが歩くのには必要です。
仕事や普段の生活の中で、迷ったりしたときに、
叱ったり褒めたり励ましたりして、灯りのように導いてくれる上司や友人は
とてもありがたい存在です。
でも、出会いは別れの始まりで、そんな友人たちでも、いずれ別れはやって来ます。
だからこそ、“一期一会”を心から大切にしようと思うのですが、
灯のように感じていた身近な人がいなくなったとき、どうするか。
仏陀が入滅されるとき、弟子たちが嘆き悲しみ言ったそうです。
「これからは何を頼って生きていけば良いのですか?」
仏陀は答えました。
「自分を灯とし自分を拠り処とせよ、法を灯とし法を拠り処とせよ。」
まさにそのとおりなのだと思います。
今度は自分の足で歩いて行く。暗闇に目を慣らし、自分の外の何かを頼らなくても
前へ歩いて行けるようにならないといけないのだと思います。
難しく、深いですね。
私は1人での食事する時でも、昔から必ず「いただきます。」を言います。
それも少し長く言います。
「神様、ご先祖様、周囲のみなさん、私の身体さん、ありがとう!頂きます。」
です。
あ、それからもちろん、他の生命を繋ぐために犠牲になった小さな(大きなのも)生命や
日々、美味しい食事にありつけることを可能としてくれている全ての事にも感謝です。
深く考えて言っているわけではありませんが、結構、良い習慣だと思いませんか?