《写真は平治岳山頂手前の岩場ピークより三俣山の眺望》
11月17日(土)吉部登山口7時30分着 天候晴れ 気温0度、鳴子川ゲート手前の登山口より暮雨の滝から大船林道出合を左に折れ鳴子橋を渡る。鳴子橋は霜が降り、冷え込みにより歩くと霜で足元が滑り出していました。
数年前の11月初旬、山を始めた友人を伴い、久住山を登っている際、幸運にも青空の下、初雪と綺麗な樹氷を見れたことがあります。最近は暖冬と言われていますが、そろそろ木枯らしが吹き出し、初氷、初雪、冬の訪れが待ち遠しいものです。
鳴子橋を渡り、やがて林道に大戸越へ至る目印が見えてくる。右へルートを取り、平治岳西南面山腹の樹林帯を辿り、大戸越から平治岳山頂を目指します。
大船林道から平治岳山腹を縫うように走る自然林の登山道では、紅葉の名残りが最後の彩と輝きを見せてくれました。自然林の気持ちよい登山道に舞い落ちた枯葉が登山靴に踏まれ、カサカサと乾いた響きを奏でてくれます。童心に戻り(もとから幼稚な大人です!?)枯葉を踏んで戯れました♪
《大船林道出合手前より平治山遠望》9時25分、木立ち越しに朝日が眩しい。
《吉部登山道いろはかえで》 朝の陽光に照らされ、最後の輝きを見せています。
《平治岳山腹自然林の紅葉》 綺麗な紅葉を見上げ過ぎて、首が凝りました。
《紅葉は寝て見ると格別》 今日は寝転ばず、仰ぎ見て楽しみましたよ♪
《落葉も綺麗です》 赤や黄色、渋い茶色そしてアクセントに緑を入れた紅葉の彩を使った手編みのセーターが欲しいですね♪お馬鹿なおじさんの願望です。
ひらひらと登山路に舞い落ちてきたかえで…落葉したかえでが、話しかけてくるようです。
《平治岳山頂》 11時45分 快晴 気温0度、霜柱が解けずに残っていました。
ゆっくり山麓を散策しながら山頂に到着、久しぶりに大船山を背後に山頂で記念撮影です。山頂直下の見晴らし台地で坊ガツルを見ながら、1時間のお昼休みです♪
《平治岳の味噌煮込みうどん》 あつあつの♪味噌煮込みうどんで身も心も具!満タン♪
《平治岳下山路の梯子場》 13時20分、山頂の北尾根伝い、平治の尾から平治北登山口へ下降する。
下降路岩場の梯子場の様子です。体重制限あり!?ワイヤ等で固定してありますが注意して下降してください。
平均体重を優に超え!?約10kgのザックを背負ったわたしが乗っても梯子は壊れませんでしたが、安全を確認してから降りたいですね。
《13時44分、平治北登山口に無事に下山》
《平治北登山口から大船山4号集材路を辿り、大船林道出合へ向かう》
大船林道出合から間もなく左にルートを取り、自然林の赤テープを頼りに鳴子川右岸の気持ちよい笹の踏み分け道を進む。やがて鳴子川の流れる川の音がだんだん大きく聞こえてくる。左手に川辺に下降する古いロープが設置されているので、ロープを遣って降り立つとそこは、暮雨の滝の右岸です。
鳴子川を岩飛びペンギンのようにして対岸へ渡りました。真夏、鳴子川の水量が多い時は、川に落ちても汗流しのシャワー替わりになり爽快ですが、冬は、落ちて濡れると風邪をひきます。岩飛びペンギンに自信がない時は、渡るべからずですね♪
14時45分、吉部登山口に下山、晩秋の吉部、大船林道、平治岳周遊登山お疲れ様でした♪