お昼休みの散歩、里の紅葉前線を探索、小さい秋はありますか・・・
動物園のエントランスの高窓に写る紅葉は、まだでした、青々、新緑
息子の車の後ろ窓に写る庭の紅葉、ちょびっと赤い♪
霜降が過ぎて、夏日到来・・・
秋は、何処ですか~
里の紅葉は、ま~だ、寒くなれ~♪
10月20日(土)大船山登山口の今水まで向かう途中、七里田にて
祖母、傾連峰より朝日が昇ってきた。芒を取り込み、写してみました。
静かに、昇る、柔らかな朝日が山里の芒を照らし、穏やかになります。
邪気多き我を、反省す。信仰心はなくとも、手を合わせてしまいました・・・。
(10月20日 七里田 6時32分)
《登山道の足元には、キノコが自生していました》
13時16分、鮮やかなもみじの緑です?今水岳麓寺分岐へ向かう登山者の歓声が対面より聞こえてきます。この付近は日差しが強く、紅葉はもう少し冷え込んでからでしょうか。
静かな登山道の脇には、原生樹林が目を楽しませてくれます。この原生林が清らかな水を蓄えてくれるのでしょう。まさに、水瓶の森、黒岳ですね。
13時52分、深い緑の森の中に、鮮やかな紅葉が現れました。寝転んで休憩です。
明瞭に分かる登山道を下降する。登山道には間違えて、踏み込まないように、
今水付近で見かける大分県警の黄色のテープの切れ端が張られいました。
14時30分、朽ちた大木、自然豊かな黒岳の森の深さを物語りますね。
《14時35分、カツラノモト登山口》
《心地よい落ち葉の踏み音を聞きながら、アセビのトンネルをくぐります》
《さわやかな雑木林、静かに、ゆっくり歩きたいトレール(自然道)です》
14時50分、白水、黒嶽荘へ向かう分岐点。ブッシュから、突然、イノシシが現れ、わたしを見て逃げて行きました。食べませんよ!
しかし、びっくりです、逃げたいのはわたしでしたよ。背中が凍りました・・・。
秋の黒岳、イノシシに、ご用心、ご用心・・・。冷や汗をかきました。
黒嶽荘はあと少しなのですが、腰を下ろし、(腰は抜けていません)が、
イノシシを気にしながら、休憩にしました。
15時30分、黒嶽荘到着。紅葉下見登山の疲れもあるところですが、
先ほどのイノシシとの遭遇で、今日はやけに炭酸水が浸みます。うまいです♪
白水に到着しましたが、今水までどうやって戻る!?バスがなければタクシーで
今日は、単独登山なので少々の無理、無謀な計画です。
バス停で時間を見ていたら、車が止まり、『バスは、土日は来ないよ』と、
男性が声を掛けられました。『今水まで戻るのですが・・・』
家まで戻るので、『長湯温泉までは、送ってあげるよ』と、いって頂き、
わたしは、素直に甘え、車で長湯温泉まで送っていただきました。
車中では、ご恩を感謝するとともに自己紹介を行うと、送って頂いた男性は、
なんと、『白泉荘(はくせんそう)』のご主人でした。ありがとうございました。
黒岳登山、紅葉の時期、そして遭難救助のエピソードなど短い時間でしたが
貴重な、有難いお話を聞くことが出来ました。
感謝するとともに、改めて、次回、山荘に出向きたいと思います。
本当に、ありがとうございました。
長湯温泉で下車、白泉荘のご主人と感謝の別れです。
長湯温泉からはタクシーに乗車し、今水16時35分現着でした。
紅葉登山、出会いと感謝、反省の山旅でした。
10月20日6時40分、今水到着、来る途中、欲張って久住ワイナリーと
七里田界隈で朝日や稲星山などを撮っていたので少々、到着が遅れました。
紅葉登山シーズンなので、すでに車は6台駐車しています。
天候は晴れ、気温4度、吐く息が白く見えます。6時50分出発です。
《ガラン台分岐 7時35分》 今水の森は新緑と間違うようにまだ、青々としています
《秋の自然の恵みキノコ》 木々の葉は青くとも、キノコは芽生え出ています
岳麓寺分岐を通過し、前セリから大船山東尾根に取り付く、北風が強く吹き寒い。
防寒対策用としてフリースのグローブ、中間着を準備してきましたが正解でした。
《大船山東尾根より米窪を望む》 ここまで登ってくると葉の色が染まっています
《大船山東尾根より黒岳の眺望》 黒岳の紅葉はもう少し後、お待ちください
《大船山東尾根より由布岳の遠望》 秋晴れで、双耳峰が綺麗に見えます
《御池直下の岩峰の紅葉 9時30分》 黄色が加わるともっと綺麗ですね♪
《御池の紅葉 9時45分》
御池の紅葉がはじまりました。遅れていた紅葉も、いよいよ佳境ですね♪
池の淵でも風が強く、御池は漣が立ち、今日は湖底の様子は窺えません。
気温は0度、素手でカメラのシャッターは寒くて、かじかみます。
御池の淵のベストポジションは常連のカメラマンの砲列が続いていました。
首に一眼レフカメラ、手にはもう1台のスタイルは絵になりますね。羨ましい…。
しかし、何故か、高級カメラとカメラマンの眼差しに威圧感を感じるところです。
10月は大船山に毎週通い続け、わたしも御池に無我夢中…。
山の経験、カメラも貧弱、この時期の御池では初心者であることから、
少々、気後れしながら、空いている適当な場所を探し、撮ってみました。
《大船山山頂付近の紅葉》
10時、御池の淵で遊んで大船山山頂到着。ガスがかかり、くじゅう連山の遠望はできませんでした。
気温2度、山頂を見守るお地蔵さんは、これしきの寒さは何のそのですね♪
《ドウダンの風花》
気温が下がり、強風が吹く方向に風花が付着していました。体感温度は氷点下、寒いが綺麗です♪
《段原、米窪、北大船山遠望》
ほんの一瞬、運よく、ガスが切れて北大船山までの稜線が望めました。
《段原から大船山を仰ぎ見る》
10時30分、強風が吹きガスで視界が利かない山頂を後にし、段原へ下降。
稜線では山頂を目指す登山者で混雑してきました。山で道を譲る際は山側に退避です。
マナーとして登りが優先なのですが、谷側に逃げて待っていると我武者羅に
登ってくる登山者のザックなどが接触し、押し出され振り落とされてしまうことを
想定しておきましょう。滑落寸前の登山者の現場を見たことがありますので、
シーズンの山、混雑する山、狭い稜線では、注意が必要ですね。
10時53分、段原に着いたら大船山は晴天でした。
《大船山と米窪の底》
11時25分、風穴へ下降する分岐点の岩場より大船山、米窪の様子。
米窪の淵では登山者とは4人ほどすれ違いました。メインルートを外れると静かな山歩きです。
《12時20分 風穴、大船山分岐点》
風穴分岐点付近の紅葉は、ご覧のとおり新緑と見間違えそうです。大船山より先行して下山された方と、ここで休憩、昼食となりました。『もうこの時期は、暖かい食べ物が喜ばしいですね。』と、山の話やカメラの話など互いにラーメンをすすりながら談笑したところです。カメラに詳しい方で、日頃は仕事上、35ミリのリバーサルが主体で、山では最近値頃となった、一眼レフのデジカメで遊びながら撮影しておられるとのこと。『昔のカメラは20年以上、少々荒っぽく扱っても壊れないが、最近のデジカメは構造上、壊れ易く、上を見ればきりがないよ』と、遊びの手頃なカメラを探したが良いとのことでした。
色々と、快くアドバイスや助言をいただきました。大船山御池でのもやもやが、吹っ切れました。ありがとうございました。
12時50分、風穴分岐出発です。今日は、これより上ノ峠、黒嶽荘までの黒岳周辺の紅葉とルートの下見へ向かいます。
記事はまた、明日です♪
10月19日の今日は、旧暦の9月9日、重陽〔ちょうよう〕です。
五節句のひとつで、菊が咲く時期なので「菊の節句」とも言われています。
最大の陽数「九」がふたつ重なり、とてもめでたい日とされています。
九日の前夜に、菊に綿で覆いをしておき、翌朝露がしみ込んだ綿などで
顔をぬぐうと、老いを取り去り、いつまでも若くいられるとされていました。
そこで、昼休み、小雨が止んだので野菊を探しに職場近辺を散歩しながら
探してみましたが・・・。時間切れで、発見するに至らずでしたね。
五節句の重陽を知ったのは、わたしが、公私ともに愛用する
糸井重里さん発行の「ほぼ日手帳」の旧暦のしおりからです。
旧暦は、もう使われなくなった暦ですが、月の満ち欠けや季節の
移り変わりが身近にわかるのが旧暦です。
写真の花は、キク科のヨメナ、先週、10月13日大船山今水林道にて
週末から、冷え込みそうです。
明日も そぞろ歩きで、秋を感じてきます。
”重陽”は、「こよみのページ」のHPを参照しています。
”五節句”は、「日本文化いろは事典」のHPを参照しています。
いつも楽しく読んでいます、ほぼ日刊イトイ新聞
お世話になりました、ありがとうございました。