川柳公募作品の賞金

川柳会で賞金付き公募のお知らせがあった時
隣席からぼそっと聞こえた。
「川柳に賞金が出る様に成ってはおしまいだ。」
世を客観視し、自分を人間を客観視して詠む川柳の姿勢から、
賞金の為に詠むのは邪道であると言う川柳人の高潔。
「どの会にも属さない一匹狼こそが川柳人」との言葉も
大会に単独参加の人に出会った時、古参会員さんから漏れ聞いた。

最高賞金50万円。
この春、丁度50万出費の直前、恋の五行歌公募があった。
賞金欲しさにいっぱい応募したけど、かすりもしなかったっけ。
今更ながら下劣な自分を恥じた。

そっくり！

たぶん後ろ姿だけだと思うけど、あまりにそっくり。
ちゅんちゅんのしっぽ
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唇の襞に塗り込む隠し事

化粧とはウソの顔を作るモノかもしれない。
丹念に紅筆で色の塗り込むナルシズム。
何かを演じる無意識の嘘つきが天性に備わっている女。
無自覚なままに。
仕事時に化粧を止めて数ヶ月。
楽チンではあるけど、たまにはキレイキレイもしてみたい。
嘘つき女になってみたい。
まぁ～どっちも、本当の　わ・た・し