陽だまりのねごと

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自閉症者施設虐待のニュースが…

2005-02-10 06:22:57 | Weblog
紙面の小さな記事に目が止まった。今も昔も閉鎖された施設内での人権無視と思うと胸が悪くなる。福岡の知的障害者援護施設 更生施設「カリタスの家」には自閉症者が入通所。県の自閉症・発達障害支援センターも委託されていたと言う。
98年開設以来、職員のほとんど全部入れ替わり。退職理由の多くは施設長の施設運営や給与への不満、複数の虐待職員の存在など、とある。
前施設長が入所していた女性の預金口座から、900万円を勝手に引き出し、カリタスの家の建設資金に流用。炭、唐辛子、菓子の紙を食べさせる。熱いコーヒーをかける。木酢液を顔にかける。リネンの袋に入れる等々。
この施設では「稟光窯」と言う炭焼き釜があるので、炭、木酢液が出てくるのだろう。
カリタスとは「小さな家に大きな愛」と言う事らしい。

どこが愛?

理解してもらっている安心感の中で、伸びてゆくものも、見えてくるものもあるだろう。
施設長へ職員からの賛同もなかったようだが、働いてもらう人の心も掴めないで、自閉症児の心の動きに寄りそう姿勢は生まれようがない。
県の改善指導がなされるようだが、閉鎖ではないので、今日も今も「カリタスの家」で生活されている人達がある。ほんとうの愛がそこにありますように。

昨夜は息子と猫に遊んでもらい、一日延ばしのすき焼きをつついた。
日韓サッカーから、中学の体育のテストを思い出した。
試合状況から、サッカー用語をカッコに入れる問題であったが、
登場人物は皆同校教師のモジリ名。しかも、ハットトリックを決め一番かっこいい役はテスト製作者当人と言う。息子のクラブ顧問でもあった先生の茶目っ気満載テストだ。
「あのテスト用紙は永久保存版にしておけば良かった」
と息子の頬に久々の笑みが浮かんでいた。
その先生は体育苦手の息子に陸上長距離を教えて自信を持たせて下さった。
さっぱり分からなかった学校の勉強もそれに伴って理解出来る様になった時期だった。
過酷なイジメにも合っていたようだけど…

まぁ~今日も笑える一日で。外は雨みたい。
郵便配達には辛い日かも。
仕事で叱られる事がないと言う。
叱られ続けが日常だった息子には稀有な事なのだろう。
担当の職員さんに感謝。