職場近辺を昼休みに散歩していて『お好み焼き』の暖簾を見つけていた。
NHKの朝の連ドラは19歳のお好み焼き屋をやっている。
広島風と大阪風お好み焼きの違いより他、そう面白くもないと思いつつ
時計替わりに時間つぶしになんとなく見続けている。
急に暖簾を見たら、そのお好み焼きが食べたくなった。
散歩方々、歩いて行って食べてちょうど1時間だろうと
暖簾くぐったら、背の丸まったおばぁさんが一人。
一瞬、休憩時間内にこのおばぁさんで間に合うか?と不安になったけれど
店の奥の厨房には誰か居て、
このおばぁさんは店番をしているだけだろうと踏んで鉄板テーブルに座った。
メニューに謎なものがあった。
『ヘルシー焼き』ってなぁに?
普通は小麦粉を使うけれど、蕎麦粉のお好み焼きだそう。
50円プラスでそば入りも出来るとのことで、ヘルシー焼きのそば入りをを注文した。
おばぁさんは奥へ引っ込んだ。
どうやらこのおばぁさん一人がやっている店らしい。
なかなかおばぁさんが出て来ない。
店に飾ってある花など写メして、待つこと20分以上。
やっとおばぁさんがお盆持って出てきた。
焼いて出てくるのかと思ったら、運んできたのはお好み焼きの生のタネ。
今から焼くらしい。
休憩時間内で食べ終わるのは、この時点であきらめた。
お好み焼きはタネが粉と卵で溶いて混ぜてある大阪風。
上にそば玉が乗るところは広島風。
おばぁさん独自スタイルらしい。
焼き具合にこだわりあり。
まことに丁寧にそばがこんがりするまで、じっくり待たされた。
蕎麦粉の少し黒っぽい色に仕上がってゆく。蕎麦が香る。お味が楽しみ。
鉄板には年期が入っている。
聞いてみれば30年は使っていると言う。
おばぁさんはいったい幾つ?
50歳から始めたと言うことは今、80歳。
『最近ね、ひとつひとつ確かめ動作が多くなって時間がかかるのよ』
確かに。
でも、蕎麦粉のお好み焼きはなかなか美味しかった。
ふはふは~食べている途中できゅうりのぬか漬けが数切れ運ばれてきた。これがまた美味しい。
美味しいと言ってあげると、『ぬか床50年』と、ちょっと得意そう。
食べ終わった頃、
『インスタントだけど』
と、コーヒーまで運んで来られた。
これメニューに書いてなかったよ。私のリップサービス分?それとも誰にも付くの?
ちゃんとドリップしたコーヒーみたいにこれも美味しい。
下手なサービスやら、飲み放題ドリンクバーなんかと比べ物にならない。
これ?インスタント?
どこのメーカー?
聞いたけど、おばぁさんうやむや。企業秘密らしい。
気の短い人は、お客に成れない店だ。
マニュアル対応店員の店より落ち着く。
お愛想を頼むと、ちゃんと1000円でお釣りの350円が乗ったトレイを持って来られた。
自分の動作が遅い所を補って早く職場へ帰ってもらおうとの配慮かな?
19歳の嘘っぽい店主のテレビドラマのお好み焼きがますます嘘っぽいなどと思いつつ、
遅れた言い訳など聞いてもくれないだろう主任のブーたれ顔を思い浮かべて帰社。
時計は13時10分を指していた。
思ったほど遅れずに済んだと、胸を撫でおろしたけど
細かい細か過ぎる主任が予想通り、言い訳をしても返事すらしてくれなかった。
きっちり12時に休憩に入れない日だって13時までしか休憩しないのに、たった10分。ケチ!
今年始めて、ふきのとうを見た。
心にゆとりないと良い仕事できないよ。
なんてね(*^_^*)
店をケータイに登録済み。
今度はちゃんと予約電話をして焼いてもらっておこう。
お昼休みのお楽しみがまた増えた。
職場が楽しくないので、最近どうも昼休みの事ばかり記事にしているような気が…
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NHKの朝の連ドラは19歳のお好み焼き屋をやっている。
広島風と大阪風お好み焼きの違いより他、そう面白くもないと思いつつ
時計替わりに時間つぶしになんとなく見続けている。
急に暖簾を見たら、そのお好み焼きが食べたくなった。
散歩方々、歩いて行って食べてちょうど1時間だろうと
暖簾くぐったら、背の丸まったおばぁさんが一人。
一瞬、休憩時間内にこのおばぁさんで間に合うか?と不安になったけれど
店の奥の厨房には誰か居て、
このおばぁさんは店番をしているだけだろうと踏んで鉄板テーブルに座った。
メニューに謎なものがあった。
『ヘルシー焼き』ってなぁに?
普通は小麦粉を使うけれど、蕎麦粉のお好み焼きだそう。
50円プラスでそば入りも出来るとのことで、ヘルシー焼きのそば入りをを注文した。
おばぁさんは奥へ引っ込んだ。
どうやらこのおばぁさん一人がやっている店らしい。
なかなかおばぁさんが出て来ない。
店に飾ってある花など写メして、待つこと20分以上。
やっとおばぁさんがお盆持って出てきた。
焼いて出てくるのかと思ったら、運んできたのはお好み焼きの生のタネ。
今から焼くらしい。
休憩時間内で食べ終わるのは、この時点であきらめた。
お好み焼きはタネが粉と卵で溶いて混ぜてある大阪風。
上にそば玉が乗るところは広島風。
おばぁさん独自スタイルらしい。
焼き具合にこだわりあり。
まことに丁寧にそばがこんがりするまで、じっくり待たされた。
蕎麦粉の少し黒っぽい色に仕上がってゆく。蕎麦が香る。お味が楽しみ。
鉄板には年期が入っている。
聞いてみれば30年は使っていると言う。
おばぁさんはいったい幾つ?
50歳から始めたと言うことは今、80歳。
『最近ね、ひとつひとつ確かめ動作が多くなって時間がかかるのよ』
確かに。
でも、蕎麦粉のお好み焼きはなかなか美味しかった。
ふはふは~食べている途中できゅうりのぬか漬けが数切れ運ばれてきた。これがまた美味しい。
美味しいと言ってあげると、『ぬか床50年』と、ちょっと得意そう。
食べ終わった頃、
『インスタントだけど』
と、コーヒーまで運んで来られた。
これメニューに書いてなかったよ。私のリップサービス分?それとも誰にも付くの?
ちゃんとドリップしたコーヒーみたいにこれも美味しい。
下手なサービスやら、飲み放題ドリンクバーなんかと比べ物にならない。
これ?インスタント?
どこのメーカー?
聞いたけど、おばぁさんうやむや。企業秘密らしい。
気の短い人は、お客に成れない店だ。
マニュアル対応店員の店より落ち着く。
お愛想を頼むと、ちゃんと1000円でお釣りの350円が乗ったトレイを持って来られた。
自分の動作が遅い所を補って早く職場へ帰ってもらおうとの配慮かな?
19歳の嘘っぽい店主のテレビドラマのお好み焼きがますます嘘っぽいなどと思いつつ、
遅れた言い訳など聞いてもくれないだろう主任のブーたれ顔を思い浮かべて帰社。
時計は13時10分を指していた。
思ったほど遅れずに済んだと、胸を撫でおろしたけど
細かい細か過ぎる主任が予想通り、言い訳をしても返事すらしてくれなかった。
きっちり12時に休憩に入れない日だって13時までしか休憩しないのに、たった10分。ケチ!
今年始めて、ふきのとうを見た。
心にゆとりないと良い仕事できないよ。
なんてね(*^_^*)
店をケータイに登録済み。
今度はちゃんと予約電話をして焼いてもらっておこう。
お昼休みのお楽しみがまた増えた。
職場が楽しくないので、最近どうも昼休みの事ばかり記事にしているような気が…
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