陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

やたら多いまがまがしいニュース

2007-01-05 06:08:44 | Weblog
次男を死体損壊容疑で逮捕 渋谷の女子短大生遺体切断(朝日新聞) - goo ニュース

兄21歳。妹20歳。年子の兄妹。
夢がないとなじられた
兄のくやしさは相当、蓄積されていたような気がする。
男の子と女の子ではどうしても女の子の方が発育が早い。
すべてに劣った兄として育ってきたおそれがある。
我が家も年子の兄妹。
一時期は身長すら兄が妹に抜かれていた。

『夢がないね』と言う言葉は禁句だろう。
まして劣等感を感じ続けていた妹から浴びせらている。
ニュース続編には妹の夢が書かれていた。

「まじめ」 死体損壊容疑の兄、妹は舞台女優として活躍(朝日新聞) - goo ニュース

結婚して母になって子供に好きな動物を抱かせてあげる将来って
立派な夢なんだろうか?
そう言えば真央ちゃんが愛犬を抱いてスケートしていた。
犬はじっと抱かれていたけれど、犬には恐怖だったろう。

兄はあの犬と同じで、自分の意思で将来を描けないでいたのかな?

しかし、プライドに触発したらすぐに殺す、
そして、冷静に隠す方法を実行すると言うのは常道を逸している。

最近、やたら多い。親が子を、子が親を、そして今回は兄が妹を。
もう毎日のようにニュースがある幼子への異常なまでの虐待。
人間は本来、残虐なのか?
本能を抑制する脳の機能が時代と共に弱まってきているのかな?
認知症高齢者への虐待、ドメスティックバイオレンス、家庭内暴力…
抑制が自然に外れる家庭内で事件に上がらない事は無数にありそうだ。

若い男性が強くて勝てそうもない女性へ恋をして
一度だけ思いを遂げる方法として
乱暴目的から殺人と言うのも
ここのところ目立ってきている。

口では女の子に勝てない男の子が殴って女の子を泣かせて
「ダメよ、力の強い男の子は女の子を殴ってはいけないの」
って叱られる幼稚園の段階は今はないのかな?

男女の権利は平等だけど、
性差はお互い認めた上で共存と言うのも化石らしい。

まがまがしいニュースが次から次に起こって
いったいなにがどうしてこうなったのか?
ひとつひとつの出来事を
じっくり世の中が追う時間すらないようだ。


仕事始めに思うこと

2007-01-04 06:28:35 | Weblog
あんまり正月気分なく、4日の休暇が過ぎた感じ。
『おめでとう』を言って
月始めの仕事が始まるだけか?
いつもの月より3日分遅れているワケだかから
チャッチャッチャと捌かないと。
そう言えば、
この職場では初めての仕事始めなんだ。
仕事始め式はあるのかな?
仕事納めはデイサービスと事務所と診療所一緒の
時節柄、ジュースで乾杯に参加させられた。


4月に介護保険の5年目の改正があって
会社の大型デイサービスは減算対象となり
せっせと併設ケアマネが自分のところのデイザービスだけに
利用者を運んでいたのも減算対象。
毎月赤字で、
その他諸々介護保険外の事業所の補填で
つぶれないでいると忘年会で社長が言っていた。
介護がもうからないからと、新事業まで立ち上げている。

もともとが福祉畑でない人が
始めた介護保険の仕事だから
やたら儲け、儲けと言う言葉を聞く経営方針がイヤ。

7年前の開設から居るボスが65歳の定年を待たずに
今年度末には辞める。
この人はまだ利用者本位でないことは
トップにケンカ売ってくれるところがあった。

63歳。
この4月に導入された予防給付に慣れないで
この6月に入ったソフトに慣れないで
毎日、PCの前で固まって周りに助けを求めてくる。

PC管理は誰かがするから残ってよ
利用者持ち件数ゼロで管理者だけしてよ
と、引き止めているけれど、本人が潔しとしない。
畑で作った野菜を農協の100円市場に出すんだとか、
退職後の構想まである。

次回ボス予定は
週数回出勤してくる社長のひとり娘に
おべっかが目に余る10歳年下の
利用者本位でなく、自分本位なヤツが下馬評に上がっている。

新年度からどうなるかな?
とりあえず縁あって入社したんだから
今年いっぱい続けてみますか?
事業所が閉鎖になる可能性もなきにしもあらずだし。

年越しで忘れた弁当箱が職場に待っている…あちゃ~
ミスの多いミスみかんの『ミス減』でも
今年の目標にしましょう
3月20日でやっと1年経過だわ~




イマジン  清水義範

2007-01-02 09:36:02 | 
イマジン

集英社

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↑『イマジン』で本の検索をかけたら111件もあった。
ありそうとは思ったけど、すごい数だ。
ジョン・レノンのあの歌だわくらいにしか思い入れのない私が
図書館の棚からこの本を手にしたのは
絶対、暗くならないすらすらと肩こりなしで読み進める
お正月コタツアイテムと思ったから。

そこんとこはまちがいなかった。

ストーリーはちょっとありがちなエリートの父親が煙ったい
やることがまだ見えてこない20歳の息子が
タイムスリップして、若い頃の父親に出会い共に暮らす話。
時間のゆがみが正そうとする自然治癒力で帰ってくるまでの5ヶ月間に
産業スパイに会社の機密をばらす話やら、ジョン・レノン襲撃阻止計画やら
父や友だちの結婚相手が分かっているだけに、恋の軌道修整に一役かったりと
素性を明かせないまま息子が父を助ける。

2003年の若者が
自分の生まれる3年前の1980年は異国だ、
ダサいとさかんに義範さんは言わせていたけれど

義範さんと同じく1980年に充分生きていた私には、
そうそうそだったわと
物や出来事、風俗がやたら懐かしかった。
そして、
毎日過ぎればそう変化は感じないけてど
相当な時が流れたんだと、
ジェネレーションギャップも無理はないなぁ~という気にさせた。

またタイムスリップでもとに帰って
息子の行方を心配していた父親との再会シーン。
ちゃんとストーリーが読めてしまう展開なのにどきどき。
この安心感がすいすい読み飛ばせてしまう楽しさなのかもしれない。

同時代、同世代での時間を共有して
反抗的な息子、理解のない父親だったはずが
分かり合うシーンで物語りは終っている。

人は生きてきた時代が違っても
本質、変わらないんだよというメッセージか?

私的には物がどんどん便利になって、
手も頭も生命維持に通じる動きから遠いことばかりするようになって
人間味がどんどん損なわれて、
人間型自体が変質してきている気がする。

人生80年とか言われているけど、
先に夢なく
これからの時代の流れに身を置く長生きはキツイ。

義範さんは愛知教育大卒。教育に希望を失っていないのかも。
娘が仕事で名古屋へ寄って帰省したので、
正月早々みやげの
『うみゃあ手羽』と『きしめん』を食べた。
おぉ~ベストマッチ。

読んだ本の舞台は東京だった。どうでもいいか。



波乱あれど寝正月

2007-01-01 18:29:43 | Weblog
早朝からバイクパンク騒ぎあり。
ノンメークで飛び出して、正月稼働のJAFさまに助けられ
『今年いちねん神様から見放された』
と、怒る息子には
ガソリンセルフのやさしいおいちゃんにも
助けられた幸運と
言いくるめ、なだめすかし、
年末から書いてくれないで困っていた
保険の事故書類をなんとか書かせて
やっと投函。

しかし、何か違和感。
確かめれば
息子が出してきた自賠責書類は
この春、廃車になった前のバイクだった。
まぁ~4日に保険屋さんに電話してっと。
バイク屋さんに控えがあるかもしれないし。
気疲れで
ごろごろと猫と一緒にこたつのお守りで過ぎた元旦。
まぁ~今年もなんか
波乱ありそうではあるけれど。
まいどの猫ポーズでまいりましょう~♪


正月そうそう怒るまい

2007-01-01 09:23:18 | Weblog
息子は
だいだいクリスマスがキライなんだから
新年もキライで同じく無視すればいいのに、
やたら新年には思い入れがある。

仕事場は東向きに位置する。
年末から初日を見るんだと言っていた。
職場までの道は、海岸を臨む。
バイクで走ればさぞ気持がいいだろうと想像する。
朝日に向かって走る日々から
初日が出てくるところを見ようと思い至ったらしい。

ささいなことでも楽しみを見出して行動しようと言うのは
端で見ていても
毎度、不平たらたらの息子であれば
さらに、まことに好ましい。喜ばしい。

雑煮もそこそこに暗いうちから家を出た。
元旦の仕事と言う不服はひとことも聞かれない。

息子の脱ぎ捨てた寝巻きでありくつろぎ着を洗濯機に放り込んで
ワタシのパジャマも放り込んで
さわやかに着替えようと思ったところに電話が鳴った。
思わず息子にアクシデントかと『もしもし』の声が裏返った。
予想とおり息子。

『かくかくしかじかの24時間セルフのガソリンスタンドに居る』

年末に事故って修理に出したバイクの代車が今度はパンク。
なんとまぁ~ついてないない子。
あれだけ張り切って初日と言っていたのに。
イラついているだろうなぁと、
手近にあった猫の毛だらけのワンピースを被って
素足で飛んで行く。
信号待ちでイラつく。
初日はもう登っている。朝焼けは綺麗だ。

車に乗り込んだとたん。

  くそっ!
  むかつく!
  なんでオレのしようとすることにはジャマが入る!

早く走れとさかんに急かす。
初日が昇るところが見たかったんだそうな。
すっとんで行ったのに来るのが遅かったと文句たらたら。
だんだんワタシもハラが立ってきた。

  怒っているのか?

あぁ!怒っている。素足ですっとんできたのに遅いとはなんだ!
『むかつく』はやめなさい!
いいながらだんだん怒りが増しているのが分からないの!
職場近くで降りる時に

  怒ってないよな?

『怒っていない』と返事をするワタシの声と顔は怒りのまま。

さて、正月そうそうバイク屋は閉まっているだろう。
パンクのバイクをどうするか?
息子は初日が見れないことだけに怒りが集中して、
バイクの修理にまで考えが回らない。
ある意味しあわせな脳構造だと思われる。

とりあえずバイクを貸しているバイク屋にかけたら
ジジ声が出た。
『だれもいません』『今日は休みです』
事情を話しても、伝言するとも言わず、
『だれもいない。今日は休み』をくりかえす。

 いったいあんたはなんなの?
 貸したバイクにもともと不備があったんじゃないの?

なんども修理で無理を言っているバイク屋ではあるし
正月そうそう文句が言えない。
置かしてもらっているセルフスタンドに行き修理依頼したけど
車以外はしないと断られた。
正月いっぱい置いてあってもかまわないと親切に言ってはもらえた。

修理屋が開くまで送り迎えか?
正月気分は我が家には縁遠い。

姑は
夫の死後も変わらず家を清め、
新年のお飾りを家中にしまくって
当然のごとくワタシから届く手作りおせちを待っている。

つい、いやみったらしく
夫の死後ずっと正月気分はなくなって、
最近疲れているからと
黒豆だけ煮て持って行ったら顔が曇った。

元気ではあるけれど高齢独居。
おせちは楽しみししていてのかもしれない。
息子のアスペ因子はこの姑からもらったのではないか思う節もある。
判で押したような生活を
結婚してワタシが知るかぎりずっと続けている。

このお正月行事も元旦、ご近所3社参りから始まって
いろいろと数々、夫生前は付き合わされていた。
じわりじわり減らして、いよいよ最後の砦がこのおせち。

息子も娘も喜ばないけれど
ボランテイィアだと思って
ひとり住まいの姑の家みたいに、
息子がちらかして落ち着かないキレイでもない家の中で
掃除の気力もわかないワタシが
姑ためにおせちを今年も作る羽目になってしまった。

会いたくないから出来上がり配達はに頼んだ。
あの悪徳商法依頼、ますます姑はけむたい。

娘は娘様にしつらえた開運印をもらって帰った。
う~~んこれが30万!
現金もらえば役立つこともあるのにもったいない。
母さんのも持って帰れと言われたけど、断ったと。
だれかがNOと言わないと、この人はまた何か買う。

息子は娘の倍くらいのお値段の開運印をもらった。
実印、銀行印、認め印の三点セットだ。
仕事にみとめ印を使っているから、
今日も胸ポケットに入っているのだろう。

何が開運じゃ!
新年そうそう、息子のささやかな楽しみすら叶わなかったのに。

正月そうそう・・・
怒るまい・・・

そうだワタシはJAFの会員だった。
息子のバイクもOKかな?