モコは花粉症だった(:_;)

病院へ連れて行った。
予防接種をしているし、外に出ない猫だから悪い鼻炎に罹る可能性は考えられないとのこと。
アレルギー反応まで調べなかったが、おそらく花粉症とのこと。
すこし目はウルウルしている。
センセがアッカンベーをさせると淵がうっすら赤い。
鼻に目。
ホント、人間の花粉症にそっくり。

目薬が出た。日に４回から５回。
日中居ないから、①朝起きてすぐ　②仕事に行く前　③仕事から帰ってすぐ　④寝る前
計４回点眼することにした。
目と鼻は通じているから、目薬で鼻も改善させるんだという説明だった。


センセにさしてもらっても、実に大人しい。
病院の行き帰りも一応、洗濯ネットにいれて抱っこしていったが、
じっとしているから途中で顔だけ出してやった。

体重３．７ｋ。３００ｇ減った。ダイエットフードが効いているっぽい。
体温39.2　　少し微熱。心配するほどではないとのこと。

昔から猫の花粉症とかあったのかな？
猫も現代病？

モコには野良になって生きるパワーはどこを押してもでそうもないが、
なにも花粉症にならなくても…と思う



にほんブログ村
　　 　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　 来られたお印にふたつクリックしていただくとうれしいです=^_^=

おじゃまモコ =^_^=

どうして人の目線に座るんだろう？
そこに座っては読めないでしょう（涙）

この板書された紙の選があった句だけを打ちこむのが私の係。
そして川柳の会報製本係の前の誤字脱字チェック係さんへ送る。
チェックの目を通って、やっと製本さんに送信。
一つの目を増やす手間があることで、間違いが減っている。
小さな会の運営になるほどと感心することがある。

思うに、この板書を止めてPCで先にプリント作成。
そのプリントを見てもらって、皆に句選をしてもらい、そのデータで製本に回せば私の手間はうんと減る。
打ち間違いもないし、どうせ打ち込みをしなければならないワケでみんなの手間も減る。
長年も慣習は簡単に変わらないし、全員がPCを使えないから
言いだしっぺが毎月プリント作成と言うことになってもちょっとしんどい。
仕事を辞めたら買って出てもいいけど。

モコは今朝も小さなくしゃみを連発している。
前の家が塗装をはじめた。
以前に塗料アレルギーの猫を飼っていた。
もしかして、こっち？

『どいてよね』と言えない飼い主も飼い主
作業はあきらめて散歩行こっと




にほんブログ村
　　 　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　 来られたお印にふたつクリックしていただくとうれしいです=^_^=

川柳会 課題全没

時間なく即席で詠んだ課題句６句は今宵は全没。
確かにイマイチだった。
人の発想に唸らされ、勉強不足を痛感。
かろうじて、当日に題が出されて即詠する『席題』で選者に２句取ってもらえた。

『席題』　にこにこ


　　　　　 にこにことすり寄ってくる悪だくみ


　　　　　　　にこにこが人の悩みも軽くする
　　　　

前月出した句を当番が板書して張り出し、
みんなで３句に得点し、得点の突いた句の作者を明かす互選は大混乱だった。
得点１の句がずらり並んで、選ばれない句の方が少ない。
それだけ得点がバラけたと言うのは、秀句がなかったと言う事かもしれない。

『互選』　ほくろ

　　　　　悪女へと変身させる付けぼくろ　１点


　　　　　懲りもせず同じほくろの人に惚れ　３点


普通の宿題の選句は１３句と決まっているけれど、互選は数が決まらない。
会報へ載せる原稿打ちの係はこの互選が私の担当。
前月はPCで打って来て頂いたので、データで貰って簡単な修正をして手が抜けた。
今月は打ちこむ句の数は３３句のウチの２２に得点が付いた。
打ち込みは間違いがあると行けないから、明日じっくり夕方にでも。

転勤になった元主任から愚痴電話が掛かってきた。
たまたま私にもムッとすることがあって、すっかり盛り上がった。つい１時間の長電話。

職場なんて

　　　にこにこのお腹の中はむかっぱら

みたいなもの。
いや～ねぇ～
川柳会のお仕事は明日にしよう。リーゼが効いてきた。

これを済ませたら川柳マガジン。当分、川柳脳で過ごす。



にほんブログ村
　　 　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　 来られたお印にふたつクリックしていただくとうれしいです=^_^=




　　　

猫も花粉症？

最近、モコがくしゃみを連発する。
猫のなんと鼻炎の注射は毎年と予防接種の項目に入っていたと思う。
今年は人間もヒドイ。

スギからひのき、秋はカヤ系の花粉、一年中あるハウスダスト…実は猫の表皮までアレルギー源に出てきた私。
モコや飼い主に似なくていいのよ

動物病院でワンちゃんの皮膚病にアレルギーが多いような話を待っている間に漏れ聞いた。
最近のワンさまは美容院でシャンプーしていただくので、そこに持っていくべく
病院が扱っているアレルギー専用シャンプーなるのもを飼い主さまはお買い上げになっていた。
う～むむむ～
どこまでかかるペット費用…
犬は味噌汁かけ残り飯で、しばしば綱を切って恋をし
あちこちで雑種が生まれていた時代が懐かしい。
最近稀などうみても雑種のアホ犬を見ると嬉しくなる。
駄犬のウンコスタイルには哀愁があると、かの遠藤周作狐狸庵先生も書いておられました。
そんなんばっかり子供時代にウチに居たなぁ～（遠い目になる）

そうそうそんな話じゃない。
犬にアレルギーがあるのなら猫にもアレルギーがあるのだろうか？

もっと強烈な苦しそうな鼻詰まりをしていた猫が鼻腔に膿を貯め、
切開してもらった糸を付けたまま行方不明で死を迎えたらしいのが過去に居る。
あれはたぶん鼻炎だったのだろうと思うから、せっせとあれからの猫は予防接種に努めているのだ。

モコが鼻炎で死んでしまう夢を見た。
家から猫毛が消える日…猛烈に寂しくなって目が醒めた。

今宵は川柳会。明日の夕方にでも動物病院へ連れて行こう。
最近、富に仕事が邪魔。
４月からまた職場に新しいケアマネが入って来る。仕事量からして人余り。
経営陣の考えている事は分からない。今なら担当を代わってもらうに困難がない。
あぁ～愚か者よ
今日、モコを病院へ連れていけないだけで、
仕事を辞めたらその費用をケチらなくてはいけない方を忘れている

仕事行きます　まだ火曜日。
こんなブログアップばっかりやっているから川柳も出来ていない
定時に上がって川柳会が始まるまでには　
モコお留守番だね。ごめん。

あら？またくしゃみをした。
小さくクシュンと苦しそうではなくて可愛いんだけど、センセにちゃんと診てもらおうね。




にほんブログ村
　　 　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　 来られたお印にふたつクリックしていただくとうれしいです=^_^=

病名がついて微妙な安堵感

便秘が続き内科で薬をもらい、尿の出がわるくなり泌尿器科へ。
足の運びが悪くなって整形外科へ。
顔の表情が消え心療内科へ。
そちらから、パーキンソンの疑いもあると脳外科のパーキンソン専門医へ紹介状が書かれた。
受診予約を入れて、やっと本日受診。
結果、ヤール３のパーキンソン病であると診断が下った。

落ち込んで帰って来るかと思えば、妹夫婦は意外にサバサバ。
妹曰く

　　「ヘンだけどなんかホッとした。」

あれこれ出ていた病状の原因がはっきりして安堵したらしい。
もう少し検査が続いてからちゃんと治療薬が出る。

妹も苦労がついて回るタイプだと思う。
子どもたちにやっと学費がいらなくなり、パート務めを辞めたとたん、
自分が乳がんになり、癒えた頃には同居の母に認知症が進み、今度は伴侶がパーキンソン。

姉の私が順風満帆でない人生行路の見本の先を行くから
妹は多少気が楽ではないかと、勝手に私をほめておく

あんまりなんでも深刻に真面目に取り組むと疲れるし、
ひとの事ばっかり優先していると自分が錆びる。腐る。
ちょっとづつ自分中心を出して周りを我慢させたっていいと、妹に言ったら、

　　　おねぇちゃんはちゃらんぽらんだから

一刀両断。
ちゃらんぽらんとか、いい加減ってそう悪くないと思うよ。ダメ？

まぁ～
まっくろけっけのどよよ～んで病院から帰って来なかったからヨシとしよう。
成るようにしか成らない。
一病息災とか言うし。
婿ドノが手入れしてくれたピンクのしだれ梅が庭でちゃんと満開だったし～♪




にほんブログ村
　　 　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　 来られたお印にふたつクリックしていただくとうれしいです=^_^=

NK細胞が増える笑い

高橋優　福笑い


笑う顔には福来る。

角は当たると痛いし、『顔』だと笑い学会副会長さんが言うとられました。
笑うと脳内モルヒネが出てNK(ナチュラルキラー)細胞が増えるんだって。
病気　シッシッシ　

今日、
検査や手術入院で病院に行く夫婦を二組知っている。
一人で病院に行かさないとこが良い。
行きたくても相手のいない私が言うんだから間違いない。

笑うって一人ではできない。
先取りし心配したくなるけど、二人で笑っていってらっしゃい。

一組は妹なり。
婿ドノにパーキンソン病の疑い。
ちゃんと調べて治療が始まる。
夕方、デイサービスから帰る母の迎えを頼まれた。
母にもいっぱい冗談を言って笑わすに限る。
リウマチ患者に落語を聞かせたら痛みが取れたって実験データもあるらしい。

いっぱい笑わせて妹夫婦の帰りを待つ事にしよう




にほんブログ村
　　 　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　 来られたお印にふたつクリックしていただくとうれしいです=^_^=

瀬戸の小島に咲く花々

瀬戸の小島縦断　12キロウォーキングのつづき。
本日は雨。その前の日寒くて時折小雨、その前の日など雪にあられまで降った。
なんとお天気に恵まれた三寒四温の『温』の春日であったことか。
一重にワタクシの行いが…良くもないか＾＾；

島では水仙と藪椿が盛りだった。
シャッターを押しては慌ててウォークに戻ったピンボケでない労作をせっかくだから並べて置こう。

　　　　　

『なにをせっせと撮ってるの？』
と、足の遅いおじさまに問われ
『ブログにアップしたいんです。』
と答えたら、
『これも撮らんにゃ～』と言われ正直にパチリ。
一体これは何？

島には夏蜜柑に梅の木。88カ所巡りのミニ遍路道もあった。

　　　　

これはちょっとすてきだった。道のあちこちに島の人たち作の詩歌看板がかくれんぼして立っていた。
　

最後にやっぱり島には猫と猫の好物と=^_^=　
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おまけに～ユニークな蛸壺の鉢リメイク。
　
島の人たちは皆、親切に気さくに声をかけて下さった。
「どこに行かれるの？」「この先は藪よ」「気をつけてね」
「ごくろうさま」「よぅ～来ちゃったね」
市の支所も学校も診療所もＪＡもあった。
400人の島に道路も立派な海浜公園も、公共のバンガローも、貸し自転車まで。そして港も３つ。
何とか存続させたい行政の思いも感じ、今住んでいる人の暮らし…高齢化の波も感じた。
介護施設が見えなかった。相互扶助で上手くいっている島なのか？
古き良き昭和で止まっているかのような？
　　　　　

足の疲労ばっかり思っていたら、リュックに船で読もうと要らぬ本やら入れていたもので、
今頃になって、しっかり肩コリ。
メアリ片かけバックは恰好はいいが、片方に重みがかかるみたい。
次、20キロのウォーキング大会に挑戦しようか？どうか？迷っている。
お天気もあるし、ちょっと参加費が割高になるが、当日申し込みで考え中。
取りあえず、
軽登山より軽量小型でペットボトルや地図が簡単に取り出せるウォーキング用リュックを探さねば。

本日は雨のため、ウォーキングなし。
カウチポテト日本版。コタツにおかきボリボリでした　体重増えたかな？



にほんブログ村
　　 　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　 来られたお印にふたつクリックしていただくとうれしいです=^_^=



　

僕の明日を照らして 瀬尾 まいこ

	僕の明日を照らして
	瀬尾 まいこ
	筑摩書房

男子中学生の子への継父の虐待がテーマの小説。
どこにでもありがちな学級内やクラブ活動のゴタゴタも主人公の身にさらっと流れる。
虐待される側とする側の心理や、
それを防ごうとする努力の方法が幾つも考えだされ実践される。
これはハッピーエンドかな？
あんまり書くとネタバレになるから、この辺で。

テーマが重い割に、読後、結構さわやか。
作者の人に対しての優しみがこういう結末にさせる？

実は、実際にＤＶらしき？担当利用者夫婦を数組担当している。
一方的な高齢者虐待なら、包括支援センター等に相談にゆくが、本当にＤＶと称していいのか？
はっきりとは見えないが、受けての方がぽろり、ぽろりと語る。
シェルターに匿ってという雰囲気ではない。
稀に、ちょくちょく相手がキレる…らしい。
夫婦に持ちつ持たれつ他人には理解を越えた愛情の結びつきも感じる。
人と人は複雑。

読みつつ頭の中にそちらが過った。



にほんブログ村
　　 　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　 来られたお印にふたつクリックしていただくとうれしいです=^_^=

非常識家族 曽野 綾子

	非常識家族
	曽野 綾子
	徳間書店

曽野綾子にしては軽そうだったから図書館で借りてきた。
2006年1月～2007年12月号　問題小説に『僕のエリート家族』として連載されたものに加筆されたもの。
東大卒で大学教授家庭のお話。
何が大事で何が大事でないか曽野綾子氏のお考えがはっきりくっきり見えて来る。
包装紙より中身。
お金もいっぱいあっても困るけど、ちょっと足る程は要る。
少し、説教臭いが、ユーモア小説仕立てにはなっている。
おしまい。

書いておかないと、読んだ題名はことごとく脳内から消える…
読んだのをまた図書館で何度借りたことか



にほんブログ村
　　 　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　 来られたお印にふたつクリックしていただくとうれしいです=^_^=

掃除機は大キライ =^_^=

だいたい、モコが掃除機を嫌うから、掃除機回数が減る。
誰が汚しているって？
モコの毛が一番スゴイ…うやむや…

ここなら安全とばかり掃除音攻撃が始まると、
キャットタワーを駆けのぼり、家で一番高い所へ緊急避難する。

かぁさんにあんまり掃除する時間がなくて良かったね～



にほんブログ村
　　 　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　 来られたお印にふたつクリックしていただくとうれしいです=^_^=

疲れました瀬戸の小島縦断 12キロウォーク

昨夜は覚えず寝た。
最近、眠れない上に早く起き過ぎるし、円形脱毛まで生じているから
とりあえず、ご近所内科医院で花粉症のアレグラを貰いに言ったついでに
マイスリーは朝残るからと、精神安定剤のり―ゼを出してもらった。
そんなものも必要ないくらい布団に倒れ込んだ。

今朝は筋肉痛なし。
あの疲労させないテーピング効果があの歩くの助けソックスのおかげか？
帰宅後、日帰り温泉でほぐしてきた効果か？
それとも…明日来るのかな？

天気青朗なれなど…波もなく＾＾；
風はない。工場の煙はまっすぐに上がっている。
　
瀬戸内海なのでよっぽどでないと波が高くはならないが、島は島。
大雨風だと船は欠航となるが、のどか。べた凪。
瀬戸のこのきらきら。私はこれが一番好き。光る海。

　　　波静か瀬戸が育てたのんびり屋　

などと自分の事を言うと充分、そそっかしくてや喧しいじゃない、ウソ詠むな、
と、これを読んでいるだろう友人から突っ込みがありそう
島には３つの港あり。

かもめいっぱいの港では降りず、とにかく端っこの港まで。
ウォークの目的は縦断なので、帰りはここから乗船。

　
海は澄んでいる。ここは人口400人の島端っこ。高齢化から過疎が進んでいた。　

　　
田圃は荒れてガマが背の高さ以上に生えて覆っている。
細長い島。海岸線をひたすら歩いた。
　　

あら？お花とか猫とか写真をアップしたかったのに、カラス、流木に流れゴミ…
カラスも所に止まっていると風情があった訳で…
トップを歩くウォーキング協会会長さんはとにか足が速い。
こんな写真を撮っては遅れ、ラストを歩く人にも抜かれ、
早足で追い掛けて列中ほどに位置し、また遅れ、団体行動を乱さないことに疲れるが、
ひとりでは、こんな小島まで来て歩く気にならない。
会長さんは先に一人で何度も下見に来てルート調べまでされている。トイレ確認までしてもらっている。
時間配分から資料作りから無報酬で誠にありがたい。感謝、感謝。
だから一人外れたり遅れたりして迷惑はかけられないのだ。
ひたすら歩いた。骨粗鬆症は改善してきているか？

さて…掃除して～モコと遊んで=^_^=～続き写真はまた～



にほんブログ村
　　 　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　 来られたお印にふたつクリックしていただくとうれしいです=^_^=



　
　

淋しがりんぼの甘えんぼ

モコはちゅんちゅんが居なくなってから、日中はひとりぽっち。
もともと甘えん坊がもっともっと甘えん坊になった。



ごめんね。
かぁさんは今日、瀬戸の小島縦断ウォーキングに出かけるよ。
モコを拾ったのも思えば、
2年前の5月ゴールデンウィークのこの島へ出かけた翌日の朝だった。
ふぃんふぃんが居なくなって1ヶ月も経ってはいなかった。
二度と猫は拾わない決意でいたのに、散歩道の側溝で鳴いていたねモコ。
だっこだっこ。連れて帰ってって～=^_^=

う～～ん、不吉な予感。
あの島に行くんだわ～
もう二度と猫は拾わない絶対の絶対にイヤ
モコはずっと一匹。ごめんよ。


待ってってね。行ってきます～




にほんブログ村
　　 　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　 来られたお印にふたつクリックしていただくとうれしいです=^_^=

注文したのはカフェオレです！

ものすごく疲れて帰社。
あっちこっちに調整電話の途中で正午を時計が示した。
このまま事務所に居たい気分でなく、頭を空っぽにしたくて
財布とケータイを持って昼食にひとり出た。

うっかり入ったオムライス店は混んでいた。
無事、昼休み内に食べ終えて帰れるだろうか？
店のセレクトを間違った自分に座ったとたんに後悔。
こう言う時はとにかく素早く考えずに注文はしておく。

隣席は老夫婦だった。
私の前から座っているが、注文をあれこれ考えて私から相当遅れて注文が決まった様子だった。
予想どうり20分待っても料理が運ばれてこない。
隣席も待ち飽きた様子で、コーヒーを注文。

ウエイトレスにはっきり

　　『コーヒー』

と、私は聞いた。注文の繰り返しの

　　『コーヒーをおひとつ。今からすぐでよろしいですか？』

というウエイトレスの確認の言葉も聞いた。
ほどなくポットから直でそう美味しくなさそうなコーヒーが運ばれてきた。
私もサービス券でオムレツと一緒に持って来てもらうように頼んでいるアレだ。
やおら、おばぁさん

　　『カフェオレじゃないの？カフェオレって言ったんだけど！！！』

じいさん、黙。
コーヒーは下げられて、二人にひとカップのカフェオレだろう大きめマグカップが厨房から再び運ばれた。
ふたりで一つのカップ何事もなかったかのように代わる代わる口に運んでいる。
高齢になるとひとカップの分量すら多い。
つつましやかでほほえましい何事もなかったかのような風景だ。

このおばぁさん、
確かにコーヒーと言葉にしたけど、注文する時の頭の中はカフェオレだったんだろうと思う。
最近、思った言葉と違うのが出る自分であるから、70代後半か80歳過ぎれば、私もやりそうで予想がつく。
店は些抹な事で客に逆らえない。
我らの仕事とおんなじ。いずこの仕事もなかなか大変だわと店に同情。

私の方は、それこそあわててメニューを示したらしく、
思ったのと違ったオムレツがかろうじて間に合う時間に運ばれてきた。
コンビニ弁当をPC画面がチラついて仕事電話が鳴る職場で食べるよりは
アツアツとろとろ卵は充分に心身を満たした。

午前の仕事の続きに突入した。
そのケースに関しては、積残しまま、未解決で週末。
月曜日まで忘れとこっと。



にほんブログ村
　　 　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　 来られたお印にふたつクリックしていただくとうれしいです=^_^=

絶対とか普通じゃないの基準って？

『絶対もったいないですよ。』

また新人の絶対が始まった。
あのくらいリハビリで頑張っておられれば、自宅介護困難の家族を説き伏せて家に帰そうという鼻息。
さっそくショートステイで預かってくれそうな所を電話をかけて探しまくっている。
ショートステイで家族に介護を休んでもらえば、自宅介護が可能だという思い込みで行動を開始している。

私はちょっと他の事でイラついていたのかもしれない。
いつもは利用者無視の勝手な行動を苦々しいと思っても何も言わないで知らんぷりを決め込んでいた。
ついつい言ってしまった。

　　『ご家族にショートステイを頼まれたの？』

答えはノン。
病院から今たくさんできている高齢者賃貸住宅への入所がほぼ決まっているのだそう。
家族は自宅へ連れ帰れないと言っているが、そんな身体状況ではないと息巻く。
家に帰らないのはのでは、あのリハビリの努力が『絶対』もったいないと言う。

彼女のショートステイ先探しに協力アドバイスしていた主任が
「介護支援は本人の意向が一番だから」と弁護する。

入院先から家に帰りたくないという人が居るワケがない。
そうはいかぬ諸事情の調整が我らの仕事だろうに。正論で事が済めば何の苦労もないわ。

そんな事を言って彼女の暴走を止めないから、たった３ヶ月で何ケースもトラぶってきているのだ。
だれにでもいい顔をして正論ぶってれば？
主任を無視してさらに言葉が突いた。

　　家族はあなたほど若くはないんじゃないの？
　　２４時間３６５日介護の辛さが貴女に分かるの？

彼女は介護したことはある。
おばぁちゃん日曜だけ数ヶ月。
と、言ったきり膨れた。
おない年の主任は黙した。
私は要らぬ口を叩いただけに終わったらしい。


新人はいつも
　　　絶対とか
　　　これって普通じゃない
を連発する。

彼女の教育は主任にお任せして、
私は人のフリみて、自分が自分の思い込みを利用者に押し付けていないか？
反省し戒めよう。


にほんブログ村
　　 　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　 来られたお印にふたつクリックしていただくとうれしいです=^_^=

介助犬の作られ方を見た

ＮＨＫBS2の『いのち』介助犬物語　献身の秘密から目が離せなかった。
たまたま介助犬の服を着た犬が車椅子の人を誘導しているのを見た。
ものすごく普通のラブラドールに見えた。
どうやって訓練するのか、あの時から気になっていた。

生まれる時から人いっぱいの中で、とにかく人に慣れること。人大好きで育てられるんだそうな。
叱られて介助を覚えるのではなく、
ほめられて嬉しい、人の役にたつことが嬉しいように育てられるのだそう。
介助犬候補として生まれても、本当の介助犬になれるのはほんのわずか。
訓練所に入れるのも、素質のある犬だけだそうで、
素質なしの犬たちは訓練を受けずペットとして貰われてゆき普通の犬の一生を送る。
どっちが犬としてしあわせ？

聞き役の劇団ひとりが
　「人でも人のためになることを喜べるのは出来た人」
とコメントしていた。
確かに。

介助犬は完全に飼い主の手足となる。

愛情から介護が始まって、一生懸命に尽くしておられる介護者の
疲れや愚痴をぽろりぽろりと聞くのが私の仕事の一部でもある。
good　boyと誉められて、人のために尽くす犬たちにストレスはないのだろうか？

最初の出産シーンにお母さん犬は繁殖犬と紹介された。
ペットはウチの子で、家族の一員などと言われる昨今。
ここでは家畜扱いの言葉だろう。
すこし抵抗を感じてしまった。
牛も豚も鳥も食べるくせに。

なんの役にもたたないけど、
『かわいい　かわいい』と言われてわがまままで言う猫が一匹家に居る。
もし次、猫か犬に生まれ変わるとしたら、
私は何も要求されない猫の方が良いなぁ～



にほんブログ村
　　 　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　 来られたお印にふたつクリックしていただくとうれしいです=^_^=