運動会は面白い

娘の運動会に行って来ました。

身体だけが不自由な子、知的にも身体にも支援が必要な子が一緒に行う運動会。

今まで運動会を何度も経験してきてるけど、今回は初めての経験をした感じ。

司会の子は恐らく脳性麻痺の子。
正直なところ聞き取り難いのだけど、一生懸命に司会を勤め、その絞り出す一言一言を聞いていると勝手に涙がでていました。

選手宣誓も障害の種類の違う２名で行われ、言葉が発せ無い子は割ったら垂れ幕が出てくるくす玉を割って参加していました。

中でも面白かったのが徒競走でした。

電動車イス、歩行器、自力の子供達が皆同じ距離を走るんです。
幼稚園の運動会みたいに順番の無いかけっこかと思いきや、チーム対抗でした。

それぞれのチームが良い具合に争い、アンカーにバトンが渡りました。
もちろん電動車イスの子が有利で、断トツ１位でゴールテープを切るかと思いきや、ゴールの１メートル程手前でストップ。
応援していた親たちからも声援が響く中、何と最下位だった自走のアンカーの子がスタート。
その子が誰もが驚く猛スピードで走り出し…。
親たちは皆自分の応援するチームに声援を送り、大賑わい。
自走の子がゴール直前のところで電動車イスの子も動きだし…。
ほぼ同時ゴール。
結果は自走の子のチームの勝利だと思います。（私は２階の教室から見ていたのでよく分からず）
予想外の動きをする子達。
めちゃくちゃ面白かったです。

うちの娘は魚釣りゲームとダンスをしていました。
初めての大きな運動会。
これからの成長が楽しみになりました。

本当に子供達一人ひとりが輝ける素敵な運動会でした。

障害があるから出来ないとするのでは無く、出来るようにサポートし、その子にあった支援をしてくれる娘の学校が更に好きになりました。