もう地デジ化まで1年を切った今日この頃。
いまだウチはアナログで、少しあせっているところです。
9月には導入しなきゃと思うのですが……。
ところで、地デジにあたって発売される新型テレビのなかには、3Dのものがありますよね。
3D映画はさして抵抗なかった私ですが、毎日何時間も見るテレビが3Dで、疲れたり何か身体に影響あったりしないのかしら、と心配になりました。
それでふと連想したのが、以前読んだ短編漫画。タイトルは忘れてしまいましたが、あさりよしとお氏の作品でした。(氏の作品は『まんがサイエンス』を持っています)
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まんがサイエンス 11 (ノーラコミックス) 価格:¥ 820(税込) 発売日:2008-04-03 |
そのSF短編では、宇宙船が宇宙空間に漂っていたもの(カプセル?記憶が曖昧ですが)を拾うのですが、それを調査しようとする人がいずれも変死する、という事件が起こる。
最後に調査した人が破壊に成功するのですが、生還して言うのですね。
『あれは武器じゃない。娯楽のための機械ではないかと思う。ただ、地球人には刺激が強すぎるだけだ。あれのみせる映像にはイントロダクションがあり、ストーリーがあった。こちらを楽しませようとする意図もあった』と。
そもそも20年も前に読んだこの小品を思い出したのは、3Dのアクション映画の予告を観たときでした。
爆発による破片が飛び散ったり、登場人物の手から離れた刃物がこちらに飛んでくるように見える。
あれ、これって、心臓が弱い人とか大丈夫かな?いや、普通の人だって、残酷シーンやホラーなんかでは、気分が悪くなったりしないだろうか。
刺激は、どんどん過激な方に向かっていくけれど、ついていけなくなる日がきそう……と、不安になりました。
もっとも、テレビもモノクロからすぐにカラーに慣れたように、3Dが普通になる日も近いのかしら。
でも、自分には不釣り合いな未来世界に足を踏み入れたようで、つい、とまどってしまうのです。