4月に入って、岩手の親戚に食品などを送りました。
そろそろ落ち着いてきたのかな、と思って。
宅急便会社に確認したら、時間がかかるかも、ということでしたが、1日で届きました。
だいぶ運輸も回復してきたんだね~、と、少し遅れて宮城の親戚にも送りましたが、なんとその当日の夜強い余震が!
なんというバッドタイミング、と思いましたし、母は、中に入れた水は大丈夫だったか、と心配していました。
もしこぼれてしまったら、ウチの荷物はもちろん他人さまの荷物まで濡らしてしまう、と落ち込む母。
けれど、無事に着いたとの知らせがあって、とりあえずホッとしました。
それにしても、余震の時、最初テレビのテロップに“岩手県内陸南部震度6弱”と出た気がして(私の見まちがいかも。実際は実家のあたりは震度5弱だった)ドキッとしました。
盛岡の方もけっこう被害が、とあったので、思わず手が震えてしまいました。
もっとも冷静に考えれば今回の震災で深刻な被害が出たのは大部分は津波のせいで、内陸の実家は大丈夫、と分かるのですが、そのときは胸がドキドキ。
被害が大きかった地域の家族、親戚の方はどれほど心を痛めたのかと、少しだけ実感しました。
さて、あまり明るいニュースがない最近ですが、それでも春はいつのまにか来ていました。
ここ2、3日のうちに急に桜が咲きだして、散歩の途中で見とれています。
今年はさすがに花見も自粛気味のようですが、バカ騒ぎはともかく、花を愛でて楽しむことは、あってもいいのではと思います。
今日、母が親戚からの電話を受けて、「うんと強いのきたども、なんじゅだったべ」と話していました。
いつもは標準語で話している母が、すばやく田舎の言葉に切り替えられるのにちょっと感心しながら、やがて東北にも桜が咲く。少し明るいニュースも聞けるといいな、と思ったのでした。