あめふり猫のつん読書日記

本と、猫と、ときどき料理。日々の楽しみ、のほほん日記

犬と、謝罪。

2011-04-27 17:19:35 | 日記・エッセイ・コラム

今日、まったく悪気なく犬をだましてしまいました。

お向かいさんちにマロンというミニチュアダックスがいて、番犬らしくけっこう吠えます。

けれど最近は散歩でよく前を通るので、顔を覚えて吠えなくなり、触らせてもくれるようになりました。

ところが今日は心ここにあらずで、なにやら前の方をふんかふんか嗅いでいます。

その辺を見たら、なにか丸い、赤茶色のものがあったので、“あ、ドッグフードだ。届かないんだわ”と思っちゃって。

拾って投げてやったら、犬もパクッと口に入れましたが、すぐにポロっと吐き出しました。

よく見たら小石だったのです。(たぶん、園芸用の土に混ぜられているもの)

わー、大変だ!だましちゃった。もう信用してくれないかも!

そう焦って、犬に平身低頭謝りました。わざとじゃないよ、ごめんごめん、と頭や体を撫でました。

(猫しか飼ったことがないので、ついアゴ下とか撫でちゃいますけど)

すると犬は、撫でられながらまっすぐにこっちを見あげました。

怒っている様子はまったくありませんでした。その表情を見ているうち、“もしかして犬って謝罪を求めないの?”とちょっと思いました。

もうすぐ逝って1年になるウチの猫だったあやは、必ず謝罪を要求したのです。

こたつの中にいるときにうっかり蹴っちゃったり、間違ってしっぽを踏みつけたりした時に。

しらんぷりしてるとこちらの顔をじいっと見て、“ごめんなさいは?!”という表情になります。

「ごめん」と謝るとはじめて、“よろしい”という顔になってすりすりしたりして許してくれました。

でも、最初から怒らない犬の寛容な瞳にも感動するのですが、

ややMの私はツンデレな猫がよりカワイイのでした

コメント (2)
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