かんたん!勝負ごはん 価格:¥ 1,050(税込) 発売日:2006-09 |
レビューを見てから買ったのですが、たしかに、エッセイ漫画がもっと入っていた方が嬉しい感じ。薄いので、私は古本で買ったからいいのですけれど、もう少し安価だといいのにな~とも思った。
けど、『かんたん!勝負ごはん』と銘打っている通り、のってる料理の大半がほんとうにかんたん!看板に偽りなし、って感じです。ちょっと拍子抜けするほど。
(料理家の人って、料理が大好きだからプロになるわけで、だから手間を手間と思わないところがあるんですよね。だから、簡単料理、と銘打っていても、料理が苦手なこっちからすると、簡単でもないな、っていうことがしばしばある)
家庭料理だからかな?でもバリエーションはけっこうあるし、もちろん、作ってみたいのもたくさんありました。
気になったのはコーン丼。私、父がわりと好き嫌い多いのに悩ませられるのですが、男の人って、味覚がお子ちゃまなひとって多いでしょう?甘いこの丼、結構イケるんじゃないかと思った。
トニーが作る、ハンガリーの伝統スープ、“さくらんぼのスープ”も気になりました。
そして、レシピとは関係ないのですが、エッセイ漫画の中に、私にとっては衝撃的なひとことが。
作者の旦那様のトニーが言うのです。“ボクは食事は「栄養」でもあるし、絶対おいしくなきゃいけないとは思わないんだけど…”
“え~~~っ!”って感じでした。食いしん坊な私にとっては、まさにカルチャーショック!
合理派な方(とくに男性)に、そういう考えの人があるのは、まあ分かる。たかが食事かもしれない。栄養のバランスがとれていて、生命活動の維持に問題がなければいいのかもしれない。人生において何が重要かということは、各自の自由である。
そうは頭で理解しても、“うっそぉ~贅沢なご馳走でも、ふだんの食事でも、インスタントなどの手抜きメニューでも、美味しくないより、美味しい方がぜったいいいじゃん!”と心が叫ぶのでした。
友達に指摘されたことありますが、根っから私、食いしん坊のようです
帰ってみたら…家の冷凍庫から、鶏肉団子は姿を消してたんです[E:sweat01]多分、母に邪魔にされて捨てられたのでわ、と…[E:bearing]
ううっ、買ってきたしめじやニラをどうしてくれる[E:sign01][E:weep](本当は椎茸が買いたかったのに、無かったから妥協までして…[E:weep])
しょうがないので、同じく生協で買った、ほうれん草入シュウマイを使って、無理くりスープを作りました[E:coldsweats01]
ここまで書いといて何ですけど、実は私は、トニーさんの発言に頷いてしまうのでした[E:coldsweats01]
好き嫌いが無い方でも、やはり食の好みはある訳で…まんべんなく食べて必須栄養を摂るのって難しいのでは、と思うんです。
基本的には、身体を作る薬を摂るんだ、という気持ちで、毎日の食事を摂るようにしてます。
逆に、食べたいものが出て来たなら、それが今、身体が欲している栄養なんだ、と考えて、時にはちょっと自分を甘やかしてみたりして…ね[E:coldsweats01]
私だったら確実に怒ります[E:angry]
ところで私、2度目のカルチャーショックをうけました!
そうか、まんべんなく栄養をとるためには、あまり美味しいと思わないものも食べなきゃならないということですね[E:coldsweats02]
でも、私あまりそういう感じが分からないんです[E:coldsweats01]
その料理が失敗だったり、味付けの好みが違う(私は両親が東北のせいか、関西風の味付けを薄い!と思ったことあり)以外はたいてい美味しいのでした[E:bearing]
よく考えたら私は多少味盲な気がするし、美味しい、不味いを論じるのに向いてないこと実感しました[E:coldsweats01]