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パスタ―イタリアを食べる本 価格:¥ 1,580(税込) 発売日:1991-09 |
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カルボナーラは、イタリアの炭焼き職人さんたちがささっと作ったまかない料理で、卵とベーコンさえあれば作れる手軽なメニューだったこと、彼らの手からパスタに落ちてしまった炭の粉が、今はブラックペッパーで表現されていることなどを話していました。
ああ、そーだったのか~という感じでした。
カルボナーラが炭焼き風、ということは以前から知っていましたが、由来は知らなかったし、誰かに教えてもらいたいと思っていたのです。
と、いうか、私とんでもない妄想を抱いていました
たしかイタリアに、『炭焼き党』という革命家集団があったと思ったのですが、それと関係あるのかな、と漠然と思っていたのです。
潜伏中のアジトで、こっそり作った料理とか……でも、全然そんなことのない、ほのぼのエピソードでした。そりゃそうだよな……
分かってよかったです。
ところで、今回初めて絵文字、挿入してみました
でも、軽い話題にしか合わないですねこれ……
それと、私は西川治氏のパスタの本が好きで、持っているのは『光と風のサラダパスタ』『パスタ・パラダイス』で、後者を紹介したかったのですが、入手困難みたいなのでこの本にしました。
(ちなみに、『光と風のサラダパスタ』はかなりユニークなメニューの本です。でも、私は好き)
余談ですが『パスタ・パラダイス』には、カルボナーラの別エピソードが載っています
私もカルボナーラって『炭焼き党(カルボネリーア)』と関連あるのかと思ってましたよ[E:coldsweats01]
伊丹十三氏の「女たちよ!」でカルボナーラの作り方が書かれていて、その通り作ったら、今イチだったことがありましたね…
氏は、ベーコンを炒める事を書いてましたが、生卵をそのままパスタとベーコンにかける、としか書いてなかったんですよね…
パルメジャーノチーズを、生卵にたっぷり混ぜるというのを後から知って、やってみたら、えらいコクが出て、「こっちの方が美味い…[E:coldsweats01]」と思ったもんです[E:coldsweats01]
でも、時々嘘も書く方でした。
コカ・コーラの作り方について、とんでもないこと書いたことがあったような……[E:smile]
でも、そういう人を喰った態度は嫌いではありませんでした。
氏の料理本は、『ポテトブック』をたぶん持っていたと思います[E:book]