神奈川県川崎市のセレクトショップAmie(エイミー)の代表が綴る徒然日記です。

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祖母の容態について。

2024-05-18 18:00:00 | 日記
この一週間だけでも、すごく体力面、精神面ともに大変でした。

◆容態悪化
入浴含めた一泊を頼んでいましたが、前日の夜から祖母の体調が思わしくなく、朝になったら悪化。酸素濃度は82など80台で、入浴と一泊はキャンセルして訪問看護と訪問医療をお願いしました。
看護師2人、医師1人が来てくださって、処置。看護師はバイタルチェックやボディソープを使っての陰部の洗浄や清拭、着替えなどを行ってくれました。医師は採血(血管が取れずできなかったので今度再び)、薬の処方をしていただきました。


◆認知症の進行が速い
・5/17(金)23:15ころ、チアノーゼ。理由は祖母が自分で鼻のカニューレを抜いていたからです。状況から鼻から抜けた・取れたではなく、テープを剥がして頭の上にポイっと置いていたような状態でした。
SpO2は56。すぐにカニューレを入れて対応。70台を経て80台。15分後には90台と戻っていました。この状況には、私が青ざめました。20分前に確認した際は正常に鼻に入っていました。たまたま私がご不浄の後、確認したら紫色になっていました。しかし、そのような状態でもメイバランスを開けていて「飲んでいいな?」と朦朧としながら言っていました。

・夜中1:40、「時計が読めない。今、何時?」と聞かれました。

・暗くなってから夜ごはんを出しても「今は、朝?」「これは朝ごはん?何(朝昼夜)ごはん?」と聞かれます。

・今日、これからお風呂に行こうねと言った5分後には忘れています。

・カップの蓋の閉め方やストローの挿し方が分からない日が増えました。

・被害妄想が激しく、切断した脚を見て◯◯が笑っている、◯◯に叩かれてアザができたなど。そのような事実はありません。

・頓服の痛み止めを10分前に服用してことを忘れ、また服用しようとしました。

・オムツを交換したこともすぐに忘れます。そのため、交換してと要求します。

・私の父が祖母を車で香川県の故郷に最近、連れて行ってくれたと言います。そのようなことはありません。

・祖母の父親は戦死したと祖母から聞きました。しかし、祖母は「お父さんに会いたい」と言います。「戦争で亡くなったんだよね?」と聞いたら「え?そうなの?」と言う日がありました。

◆傾眠傾向、せん妄
・オムツを交換している最中にも寝てしまいます。トントンと肩を叩くと起きます。眠りは昼夜問わず、浅いです。睡眠導入剤も使わずに眠る日が増えました。

・隠し持っていたおにぎりを深夜に横になったまま食べていて、誤嚥の危険を思い、ゾッとしました。以後、食べ物がないか、厳重にチェックしています。

・夜中、寝ぼけ眼で手芸をしていたようです。作業に使うハサミで布団のカバーを切っていました。ハサミは危険なので、夜は反発にあっても手に取れる範囲に置かないようにしました。





【メモ】
・昼夜問わず、目が離せない状態になってきました。そのため、体力面での負担も大きく、私も疲れに疲れが加わっているのか腸の調子が悪いです。全身の倦怠感というか、疲れがとれません。でも、介護全般はできています。

・間質性肺炎は明らかに進行していて、酸素4リットルを吸入していてもSpO2は90〜94程度の日が多いです。本当は4リットルだとカニューレではなく、マスクの方が鼻への負荷(乾燥・それに伴う鼻の痛み)も軽減されると思いますが、祖母が嫌がるので医師と相談してカニューレで様子を見ています。

・看護師の脈をとってくれました。以前は脈が飛んでいたそうですが、不整脈の薬の効果で脈が飛ぶことは無くなったようです。

・看護師や介護士など祖母には好き嫌いがあり、合わない方だと暴れます。そんなに声が出るの?と驚きます。でも、暴れると酸素濃度は80台へと低下します。

・介護する側も受け入れるのに時間が必要です。祖母の状況は悪い方へ進んでいます。特に認知症の進行具合が速く、今までの祖母が遠くに行ってしまったように感じ、寂しいです。
祖母のベッドの付近には1年前の写真が飾ってあります。それから今年のお正月に撮った家族写真も。1年はあまりにも変化が大きかったです。お正月のころと今と比較すると、だいぶ悪化しました。
受け入れる側も頭の整理をする時間が必要だと感じます。でも、介護は始めたら旅立つまで毎日しなければならないので、頭を休める時間や気が休まる時間が全くありません。ずっと気が張っています。先日、寝ている間の夢では、私が玄関で倒れました。なんだか妙にリアルで気味が悪かったです。でも、私は夢に引きずられるタイプではないので、記録のために書いているだけです。
昨年の12月5日に退院したあとの年末ころと比べると、心臓も肺も弱ったことがわかります。食欲もその時と今では3分の1以下に減ったと思います。介護で辛いのは、時の経過と共に悪化していることがわかること、苦しそうな姿を目の当たりにしていることです。

・ふと思うのです。2時間、3時間など短時間でいいので、祖母を自宅で見ていてくれる人がいたらいいのになと。スーパーやドラッグストアなど買い物に行きたい時、短時間の仕事の時、ほんの少し介護から解放されてお茶を飲みたい時など。祖母は施設を姥捨山と捉えていて暴れてしまうので、祖母の様子を自宅で見ていてくれたらどんなに助かるか・・・。少し長くなる時は、尿の廃棄とオムツ交換、食事と薬の提供を1回してくれたら・・・と思ってしまいます。

この一週間で祖母の容態が格段に悪くなりました。ふすま越しにも苦しそうな息使いが聞こえてくるほどです。それから、祖母が下肢切断をしてから自律神経が乱れているため、発汗もすごいです。手術後に膣漏にもなってしまったので、手術による全身への浸潤は大きかったと認めざるを得ません。



とりあえず本日のブログは、思いつくままに記録として書きました。また思い出したら、追記します。


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