こんにちは。薬や人のやさしさに触れ、コロナ感染から少しずつ良くなっています。しかし、椅子に座るだけでもこんなに疲れてしまうことなのだとも実感しています。病院で診察を受けている際も気分が悪くなってしまい、ベッドに横にならせてもらいました。
しかし、今朝、ひとつ嬉しいことがありました。それは「お茶の味を感じたこと」です。コロナ発症当初はお茶の味がしていたのですが、何日目か経ったあたりから味覚や嗅覚に障害が出ました。そして、そのなかでもお茶の味は完全に私の味覚から消えていました。
煎茶を入れてもほうじ茶を入れても全く味がわからない。すごく悲しくて、落ち込みました。普段、大好きなお茶を販売しているにもかかわらず、お茶の味がわからなくなってしまったことがショックで、この先を思うと不安で仕方ありませんでした。
そして、クリスマスイブの今日。温かいものを飲みたくなり、普段自分が販売している新宮町の煎茶を濃いめに淹れてみました。味がしました。それだけで感動。少しずつ、少しずつ、良くなっていることを実感しました。
本来、今日と明日、ラゾーナマルシェで年内最後のマルシェに出店しているはずでした。何ヶ月も前からずっと準備をしてきて、出店の審査も通り、クリスマス仕様にラッピングも施していました。しかし、コロナ感染により、皆さまにお会いできなくなってしまったこと、関係者の皆さまにご迷惑をおかけしたこと、心から申し訳なく思っております。
来年、また元気になった暁には楽しく店頭に立ちたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。