日記も気ままに

JULIEというフィクション、澤田研二というノンフィクション。
フィクションには裏打ちされたノンフィクションがある。

「そんなんこんなん・うなぎ」➁

2021-07-30 | ジュリー☆トーク
では、つづき~


      


あのぉ、僕も子どものときに食べて、何が美味しいかといったらね。
あの匂いと、、やね。あのタレやね。あの甘い匂い。あれが子どもゴコロに、たれのかかったご飯だけ。
で、だから、、市場で買って来たら、4人とか5人、妹がまだ生まれる前やったら4人で分ける。
4等分するわけやん。
で、お父さんが1枚多かったりすんにゃけどぉ。なかなか帰ってこないわけでね。6時過ぎても帰ってこないわけで。
8時頃帰ってくるわけや。冷めてしまうやん、てな事なんやけど。

たった一切れのそれをちょっとかじんにゃけど、、うっんん、、
昔から私ね、美味しい、好きな物はちょっとだけかじって、残しとくわけや。
で、ご飯だけ、タレがかかったご飯だけを食べるわけよ。
うーん、それで2・3杯いけそうやなぁ、、、
おいしかったなぁ~~ もう、、いまだに好きですけどねぇ~
いや~、力が付くというよりも、美味しいというね、感じがしてましたよ。

それからね。やっぱり、僕らがまだファニーズっていう、
タイガースになる前にね、ナンバー一番に出てたんですよ。
戎橋の、心斎橋筋の、でえー、表じゃなくてね。
道頓堀側に入り口があるんですけど、楽屋入り口っていうのは、心斎橋筋の南側にあるんですよ。
あの、、隣がね、えー、、スパゲッティとカレーの店、その隣かなんかに、いずもやがあったんですよ。

給料入ったときには、サリーと僕ぐらいは、うなぎ行こかって言うて。
初めて入るときには、うなぎの匂いがものすごしてるわけですよ。
でもマムシって書いてあんねん。マムシって、、あの蛇のマムシかいな、、みたいなこと思いながら、でもこの匂いは、、
うなぎやがな、ってサリーがちゃんと教えてくれてやね。
これうなぎなんや、って言いながら頼んで。

そやねぇ、、一番安いの。3つくらい種類あって、松竹梅あったとしたら竹やね。
まん中を選んで買うわけや。
あの当時のプラスチックのちょっと上等の蓋つきのやつやったんかな、、
それをぱっと開けたらね、タレはかかってんにゃけど、うなぎが入ってないねん。

うなぎが入ってないがな!って、サリーがグーっとおこしたら中に入ってたんやけどね(笑)。
あっ!中に入ってんにゃ、って。
そういうことだったんですけどねぇ、、それが旨かったねぇ!

ま、とにかくね、夏場の夏バテの予防には、これはよろしいよ!
奥さんも喜んで食べさせてくれんにゃないか。ちょっと高いかもしれん。
スーパー行ったら、安いのがありまんがな。ね。
それ、あんまり炙らんと。炙すぎたらあかん。
チンをねしすぎたらいかん。チンとなる以前に取り出さな。
できればお酒パッパとふってからチンした方がええにゃね。
よろしくお願いいたします。

そんなことで、1曲聞いていただきましょう。
「サーモスタットな夏」



      

若かりし頃の食の思い出は、きっとその味がお口によみがえってるよね~
そして、ぼちぼち、食への執着、、、いえ、愛情が、
「チンをね、、しすぎたら。。」あたりくらいから濃くなってきましたよ~

つづく~

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