ジンジャーエールを作ってみました。
昨年の暮れの12月に思いがけず、ラッフルティケットが当たりました。神戸北野のイタリアンのランチチケットです。今年の2月末が締め切り(?)になっていました。2月になってからもどうしようかなと思ってずーっとそのままにしていたのです。行くのをよそうかなと思っていたのですが、28日に出かけてゆきました。末日も末日、本当に最後の日ですからお店の方も驚いたことでしょう。レストランに行こうと思って行くのは本当に久しぶりです。10年ぶりくらいでしょうか。もっとかな?
私はレッドワイン ( テラノブレ カヴェルネソーヴィニヨン ) を、妻は、飲めないのでちょっと迷ってから、ジンジャーエールをお願いしました。少し驚いたことがあります。褐色の色をしたジンジャーエールが出た来ました。ジンジャーエールといえば透明の、カナダドライくらいだろうと思っていたので驚きました。
調べてみると、ブレナムジンジャーエール レッドキャップ355mlとか、パシオン《ジャンジャードリンク》500mlといったジンジャーエールが日本に入っているのですね。おそらく他にもいくつかの種類があるでしょう。
カラメルで色を付けたジンジャーエールではなく、飲むとのどの奥にジンジャーの辛みが残るものでした。感激しました。10-20年もすると世の中も変わるのだと、喉で実感しました。カナダドライよりも少し高めで500円/本くらいですが、やっと日本でも本物が飲めるようになったのですね。実に感慨深い思いをしました。
そんなわけで、3月からジンジャーエールの試作を始め、改良を重ねた結果何とか飲めるようになりました。今月は最終段階に入った4回目になります。( 6/25に飲めることになっています。)魂が小躍りするほどではないですが、そこそこのものが作れるようになりました。これから暑い夏を迎えて、冷えたジンジャーエールはうれしいですよね。(熱くなった体をしょうがが、冷やしてくれます)材料はわずか、しょうが、砂糖、イースト、レモンジュース、水だけです。しっかり密閉できる入れ物を用意すれば、2-3週間で出来上がります。添加物のない、人工甘味料の入っていない、合成香料の入っていない天然のジンジャーエールを簡単に作ることができます。栓を開けた瞬間に沸き立つ香りと、飲んだ瞬間に喉を刺す炭酸の刺激に感激すること請け合いです。飲んだ後に、喉の奥から鼻の先に抜けるジンジャーの香りは何とも言えないものです。
材料(900ml分)
卸したしょうが 35g
水 860ml
砂糖 50g
イースト 1/8ts
レモンジュース 10ml
水の中に卸したしょうがを入れて、ストレイナーで濾す。瓶の中にそのほかの材料と一緒に入れてしっかりと栓をする。1-2日間室温において発酵を確かめた後、冷蔵庫の中に3週間入れて熟成させる。
時々栓を緩めて発生したガスを抜く。( 3日に一度くらいガスを抜く。密閉したままにしておくと時に爆発を起こして惨事を招くので注意してください )
Grolsch style bottle (左側)
左側のグロールシュスイングトップボトルのような形状をした瓶を使うと、中から湧き出た炭酸が瓶の肩のところでせき止められて、口から炭酸が噴き出すのを防ぐことができます。右のよう肩のない瓶だと冷蔵庫から出した時の衝撃で炭酸ガスが直接口から噴き出すことがあります。(ガス抜きのたびに中身が少なくなりました)
冷えたジャンジャーエールを飲んでこれからの暑い夏を乗り切って下さい。(砂糖を40gにするとジンジャーの辛みが際立ちます)
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