ブリコルールの日々

キャッチし、発信するアンテナ。ANTENNE アンテーヌ 芦屋・宝塚・三田よりのレアで@な情報発信基地より

白髪の増えた経営者の悩み

2007-12-15 21:40:57 | NEWS
毎年、この季節になると頭を悩ませる。

社員旅行をどうするかで。



予算と行き先で、ノイローゼ状態になるんです。
あくまで、サービスの勉強をかねての研修旅行ですよ。
贅沢言うなと、お叱りの言葉もあえて受けましょう。
でも、旅行積み立てもして、みんな1年間、これを楽しみに、つらい練習に耐えて、頑張っているんですから、楽しいものにしなければならないのです。

もう十回以上いっているので、本当に贅沢を言うようですが、古株のスタッフは同じところへはあまり行きたくないわけです。(私も含めて)
そして、全員で行くことに意義がある。

ですから、近場で手軽なサイパン、グァムなどは除外。タイ、バリ、シンガポール、フィリピン(セブ島)などは数回行ってます。
国内も、沖縄、北海道と行かせていただいたことがるのですが、最近は国内のほうが高くつくのです。

あまり長期は休めませんから、アメリカやヨーロッパになると無理だし、価格も高いし、物価が高いので若いスタッフは現地で楽しめません。ハワイも過去に一度、行かせていただいたのですが、時差があり、1週間は必要ですし、物価も高くてね。とうてい、無理だー。逆立ちしても。

最近は、ツアー代金以外に航空機燃料代なるのもが必要で、行き先によりますが1.5万円から3万円も多くかかります。

というわけで、予算内でのお手軽なアジアの方面はほとんど行きつくした感があるし。

困った。

なんとか予算内で、今回はベトナムをとがんばってみたんですが・・。
どうも無理そうだな。いいホテルが取れそうにない。NHKの「ハロン湾クルーズ」の特集がいけないのか?!
ハノイは火曜、木曜、日曜出発でダメ。
旅行会社によると、学生に人気があり、ホーチミンもホテルがいっぱいでとれないそう。どうするんだ?!

設定の日取りも、2月は旧正月で、中国の方が大移動する2/5の週はダメ。
2/11の週は、元スタッフの結婚式で不可。
2/18の週に的を絞り、がんばってみようと。
しかし、学生の卒業旅行のシーズン。
道は険しい。

インターネットでまず候補探しから。各旅行会社の団体デスクに当たるんです。10名を超えると個人旅行ではないので、普通のツアーは受け付けてくれません。ホテルや飛行機に一気に36名いっしょには無理がありますよね。
でも、全員いっしょでないと意味がないのだ、今回は。

まず、航空会社とのチケット申請から始まり、現地のホテルへの交渉。
それがクリアして初めて旅行が本決まりに。こういうことにも詳しくなりました。

まあ、今年は取り組みが早いので、どこかへはいけるだろうが。
なんとかなるかなー?!
神様、お願い。
みんなの期待が、大きいのです。
いい旅行が組めますように・・。


と3週間ほど悩んだ挙げ句に、つっ、ついに決まりました!



ジャーン♪、マレーシアは、「ボルネオ島」のコタキナバルというところです。
トランジットが、クアラルンプールとコタキナバルであり、行くだけで1日かかるそうです。野生のオランウータンが生息するジャングルが残る、自然のある島。



よい旅行になるといいな。関係者の方々お世話をおかけしました。
ありがとうございました!


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2 コメント

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経験値を高めてほしい (kiyoto)
2007-12-18 21:20:36
rag-pechkaさま

書き込み、ありがとうございます。
質の高いサービスを体験して、わかることってありますよね。旅行前に、いつも話すのです。

「座席にひざ掛けの毛布が置いてある飛行機とそうでない飛行機、どっちがいい?」

新人のスタッフはみな、「置いてある飛行機」と答えます。

「置いてあるものは、ただの備品だよ。ファーストクラスなら、置いていない。寒そうにしていたら、キャビンアテンダントがそっとかけてくれる。ただの備品が、サービスになる瞬間です」と。

「何もしない贅沢」

南の風がそよぐプールサイドで、冷たいドリンクを片手に、読み出したら止まらない本なんかを読みふけりたいものです。

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いい日、旅立ち。ええなあ (rag-pechka)
2007-12-17 21:03:20
南はいい。そう思います。北半球、北緯30°以上、北日本、関西北部、北近畿。北の方角に棲む人々にとって南は楽園に思えてしまう。50年にも渡る旅行会社の広告の刷り込みのせいだろうか?学生時代に学習した地理の気候帯のせいだろうか?赤道から南北緯20°あたりまでは熱帯か亜熱帯と記憶しています。
熱い、温かい、湿気もあるけど、開放感で満たされている。陽の光が、身体にいい。そんなイメージを自然と抱いてしまいますよね。北近畿に棲む人にとって、三田から南の位置には、市場も温かいイメージがある。北、北上という時、いいようのないもの哀しさを感じてしまいません?寒くて、冷たくて、ショボイ、そんなイメージがある。南へ、恋を探しに行く。という時、ホントにジョン・ローンのラストジゴロ、あるいはミッキー・ロークの蘭の女(どっちも古ウ〜)のような恋をイメージするけれど。北へ、恋を…という時、棄てに行く。としか言えない寂しさがあるんですよ。映画では、オマー・シャリフのドクトルジバゴとか健サンの八甲田山(マニアックやなあ)とか。南へ、いい日旅立ち。その段取りでできた白髪は、南の風が治してくれますよ。リーフのエメラルドの海とバナナダイキリかソルティドッグで。太陽が南中しているころの不用意なビールは後で来ますよ(ご存じでしょうけど)。ジンライムで、じっくりしっとり南の時を飲んでください。それにしても、ええなあ。アントゥンに雇ってほしいなあ。美容師はできませんが、あはっhttp://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face2_happy_s.gif
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