スタッフが旅行中に、これからのことを組み立て直していかねばならない。
簡単にいうと、ひとりの経営者やイズムでまとめられない時代に入ったということになるだろう。
松下幸之助さんやソニーの盛田さんのようなトップに君臨し指示指導を行い組織を動かすタイプの経営者でなく、多数の羊を下から支えてもちあげる経営者でないと、対応できない世の中に変わってきた。
もちろん器によるのだが、今年からの40名から50名へ向かっての変化は大きい。
世の中の変化に対応し、サロンを体質改善していきます。
西天満の交差点を左折。角から何軒目の建物の二階に、フラットフラミンゴというバーがある。
ドアを開けたらびっくり!伊藤銀次さんはじめ、20人ほどの方が出迎えてくださった。「お待ちしてましたあ」ありがたい。8時開始で、仕事が長引き15分遅刻。それでも、来て良かった。
伊藤銀次・スタンディングライブ。目の前に、ギターを抱えて唄う銀次さんの横顔が間近に見える。オーディエンスが驚き。私のようなロートルが多いと思っていたが、若者がけっこう目立つ。若者といっても20後半30あたりかな。でもこれは驚きだ。
武蔵小山アゲインでも有名な、話し出したら止まらないマシンガントーク。笑いと独特のペーソス、アッという間の二時間。途中、涙が出そうになる曲ナイアガラVol.1から「遅すぎた別れ」をひとりで歌ってくださったとき。
大瀧師匠と山下達郎さんと何十年か前NHKホールで歌ったきり、歌ってなかったと。達郎の唄のパートもしっかりと。感動の一言。生きてて良かった。
笑っていいとものテーマをみんなで合唱。最後は、名曲「思い出にさよなら」を大合唱。全員で記念撮影して、熱いライブが終わった。
もう少しいたかったが仕事を考え、おいとましました。
月曜日から、スタッフは佐竹団長のもと、ローマに向かう。
フィンランド航空ヘルシンキでトランジット。約16時間。弾丸トラベラーの極致。それでも、ここに決めたのは、今回は慰安旅行でなく、勉強して欲しいと切に願っているから。
所詮、アメリカ建国240年、あのフランスでさえ建物の歴史は700~800年、イタリア2000年以上。私が過去の旅先で一番感動し、影響を受けた国。
中小企業にとって、時代に逆行しており、本来ならするべきことでなく、無謀ともいえる。ひとりでも若い時期に、本物に触れ、目覚めてくれる人が育ってほしいのだ。
来年からは、がんばって結果を出した人だけに行ってほしいと願っている。
みんなでいっしょに楽しくでは、立ち行かない時代。時代に対応したシステムに変えていき次の時代を見据えて頑張りたいと思います。
錦織の背中は、ほんとうにさわやかだった。やり切った充実感。羨ましい限りだ。それにしても、世界の壁は厚く、高いのですね。
火曜日、山本浩二画伯の凱風館『老松』の展示会に、アメリカ大使館の奥、ギャラリー『番画廊』へ。
女学院の先生がお一人おられるだけでしたので、お話しをゆっくり伺うことができました。
そのあと、本町に事務所を開いた甲南のサニーこと影〓くんと食事。
私の身体を気遣い、和食のお店をチョイスしてくれた。ありがとうございます。
ビールとジンジャエールで乾杯。
お刺身が氷の上に。初かつお、寒ぶり、平目、関サバの布陣。臭み、えぐみなく、山葵が単体で食べるほどの本物をお使いでした。
揚げたてカキフライ。タルタルソースがすごく本格的。目一杯ついてきた。とてもジューシー。
ガシラの煮付け。煮付けは冷めないと味がしゅまない。甘みがそのすべて。
〆は、稲庭うどん。のど越しがよいな。ビルの奥の立地のよいとは言えない場所。サラリーマンで満席だ。やはり、商売は中味のよさと、コスト。口コミしたくなる要素がどこにあるのか。そのあたりつきるのだな。
楽しい夜をありがとう。
日曜日、祇園の一軒家のイタリアンレストランで新年会。八坂神社の南側。このあたり、どのお店もオシャレ。なんでも、その夜、小泉元首相が、お忍びで来られていたらしく話題はもっぱらそこに。ツーショットで撮った写真をフェイスブックにアップしてしまったらしい。困った時代の難しいツール。
素晴らしいお味。
今の私には、少しキツい量だったけれど、お心遣いに感謝の夜でした。
月曜日、午前中から堂島ホテルで講習会。
元リクルートのマーケティング担当の方の市場分析や
対策をお聞きする。
外にでても、日差しのぶんだけ暖かさを感じます。しっかり春までに、今年のサロン計画を練り上げていきます。
■甲南麻雀連盟のメンバーであられる仲野徹先生が本を出版されました。これがとても読みやすい。文章のリズムが素晴らしいのでしょう。
なかのとおるの生命科学者の伝記を読む [単行本]
仲野徹 (著)
ダルビッシュの契約が決まった。テキサスレンジャーズなかなかやってくれる。46億円。この時期外貨を稼げる日本人は偉い。
福原愛ちゃんもついに悲願の優勝、錦織選手も勝ち上がってきている。あの二人もいまはどうなっているのか。錦織選手ののお〇さんがお客様らしいので、今度聞いてもらうことにしよう。
食べ物ネタであると、ページビューがあがる。
人間は食べるために生きているみたいなものか。味覚の障害を、いま抱えている私にとり辛い話である。今日はこれが食べたいと願って、がんばって働く。すごく健全に感じます。
ところが、味覚がしないと口の中でガサガサしている感覚だけでぜんぜん楽しくない。だからどうなるかといと、はっきり記憶の中にある味を思い出させるもに箸をむかわせる。
昔食べて、味の細部までしっかり覚えているもの。チキンラーメンとかカップヌードルみたいな。それも味を濃くしてね。当然血圧によくないが、低血圧の私にはちょうど良いかもね。
それで、今日は炊き立てのご飯と筑前煮。
ご飯を30から50回くらい噛んでゆっくり食べる。幸せである。筑前煮は、最初に炒める鳥肉の脂を、キッチンペーパーなどでまめにとり、余分な脂を残さないことがコツに思う。しつこくなく、さらりとした深い味。
明日は、タルタルソースがしっかり効いたカキフライとかエビフライが、しゃきしゃきのキャベツと食べたいものだ。あくまで希望ですが、後がたいへんだから。
六時半にJR住吉。真っ暗な中の移動。私と同じく白帯の方々が中心。凛とした空気のなか、内田先生指導のもと、礼から始まります。『あんじょうだざ』と高らかに声が響く。
準備体操、呼吸法、そのあたりで徐々に身体が温まってきます。裸足で、胴着の下は下着のみ。
右膝が完全でないので、正座ができない。走ると息が上がってくる。
それでも、肺が破裂しそうなほど、息を吸い込み、倍ほどの時間で思い切り息を吐き出していく。呼吸は身体に血を送るポンプなのですね。
もうそれだけで、内側からみなぎるものがある。
この日は、無理をせず、半分の時間でお暇しましたが、しっかり体力を戻すことから始めていきます。
スタッフはすでに旅行モードである。
山本のお店では、全員で集まりプロジェクターで、「ローマの休日」を観る会をもうけたようだ。昨夜は、芦屋店メンバーもイガラシくんのお家に集まり、鑑賞会を。切ないラブストーリーに感動してくれたであろうか。
ラブストーリーには、かならず障害がつきもの。それが、身分や家柄の差であったり、貧富の差であったり、人種の差であったり。村上春樹のノルウェイの森などでは、病気とかね。すべてがうまくいくラブラブなお話では、ひとの心に感動をよぶことは不可能だ。
障害をもつ二人が、それを乗り越えていっしょになる。あるいは、あえて身を引く。その波乱万丈の中に、ひとは自らの人生を思うのであろう。熱く愛し合い、めでたくいっしょになっても、すぐに別れてしまうことも多い時代にはなってしまったけれど。人生は、長い歴史の中でそれを繰り返して脈々と生きてきた。
ある時期から、キリスト教が生まれ、西暦が世の中の基準になり、一週間は七日になり、クリスマスにはケーキを食べるようになった。いまでは当たり前となった芸術、自然科学、宗教などの既成の事実は、ほとんどエジプトからローマにむかう地中海沿岸から発している。
人生を楽しむことを知っている人々の国。たくさんの感動と体験を。
スタッフのひとりが、クルマと車の事故に遭遇。
外傷はなく元気なのだが、しばらくたつと、いまのこと、少し前のことを忘れてしまう症状らしい。心配である。
エムアールアイもかけて検査も済んでいるが、脳のことだけに…。
回復を願い、仏壇を掃除して、真剣に祈りました。
いまは、それしかできないしね。旅行に間に合うのか心配する。一日も早く、とびきりの笑顔が見たいものだ。
内田会のシネマ部の2012の活動は、ウッディ・アレンの映画「ブロードウェイと銃弾」鑑賞から。
90年代以降の、アレンの作品では彼らしくなく観やすい作品です。 ストーリーもよく練れていて、あいだにコメディ・タッチなアメリカン・ジョークや男女の機微が入ります。でてくる屋敷や劇場や街中の様子も本格的で、リアルにお洒落です。
主人公のキューザックと殺し屋用心棒のチーチのやり取りを見ていて、いつも「才能は望んだものには与えられない」という人生の悲哀を思います。サリエリとモーツアルトのように。
アレン作品が苦手な方でも、大丈夫。ミア・ファーロウもでてきませんし、ダイアンキートンもでてこない。アレン臭の軽い作品ですので、ぜひ。
宴会ネタは、押しお鮨(岡山のものらしい、たいへん上品なお味、ヒラメの昆布〆、鮭、鯖、穴子)、手作りの大根や豚の角煮、各種お刺身、三つ葉とアサリの貝汁など。ご準備・お片づけ本当に感謝です。
■ブロードウェイと銃弾・・デジタル・レストア・ヴァーション ¥1362
どうも元気がでないのである。お客様に相談すると、貧血気味なのではとご指摘をうけた。鉄分、ビタミン、ミネラルをバランスよくとらないと。
早速、鳥の肝を買ってきて素早くあく抜き。生姜を千切り、玉ねぎ少しを、出汁10、醤油2、味醂2、酒2、砂糖味をみながら、適量。
出汁は、肝が背がでるくらいの少ない量で煮きってしまう。出汁が冷えたにあわせて味がしゅんでいく。
明日が食べ頃かな。
友達のサロンのHPがリニューアル。これが中々すてき。
うちのサロンもはやくHPを変えたいとWEBの人が会議をしていました。
SEO?!
初めて聞かれる方もいるかもしれません。いま、話題の食べログのクチコミサギの話題にも関係があります。
美容院という業種に限りらず、レストランや病院や市役所や学校がどこにあり、どういう道を通ってそこにたどり着くべきか。パソコンですべて調べませんか。
どこかへ旅行した際、新しい土地に引っ越してきた際、もっと別のお店や物を探したいとき、パソコンで気軽に調べられる時代になりました。芦屋市に引っ越してきたら、どんなお店があるのかしらと「芦屋市 美容院」「芦屋市 美容室」「芦屋市 ヘヤサロン」と検索をかけていかれるわけですね。
検索画面の1ページ目に出てきたサロンをまず考えてみる。3ページも、5ページも掘ったりしません。この1ページ目に出させる作業の総称をSEOといいます。
これについてはかなり昔から取り組んできました。NTTの電話帳がなくなりつつあるように、時代はネット社会。バナー広告の時代から、アドワーズやオーバーチュア(課金システム広告)を経て、いろいろやってきて失敗もしました。最近も、関東のある代理店から、Googleマップの上に旗を乗せて1ページ目に出させるという業者から電話をいただきました。初日は出たが、3日目にはすでに上がらない。
それはそうですね。どのお店や会社もSEOに力を入れ、真剣に取り組んでおられれます。そんな簡単なものではない。ブログを書いたり、リンクを張ったり様々な努力をなさっています。
最終的にドアを押し、お客様がお店に来られて、満面の笑みで帰られてこそ、その努力が報われます。お客様においでいただくこと、気に入っていただくこと、永遠のファンになっていただくことその先にしか、善の循環(スタッフ、お客様、会社の笑顔の共存)はありえませんね。
今年最高の寒波が近づきつつある夜、幹部が集まって今年の方針を考える。
よりよく似合ったデザイン、よりその方の心に届く接客、そのためになにが足りないのか。どこに方向を定めていくのか。
この先、サロンを誰に引き継いでもらい、どんな会社にしていくのか。
様々なことが頭をよぎる年初。いつになく真剣な幹部の顔。頼もしい夜でした。
無事に成人式も終わり、ほっとしました。
今年こそいい年の始まりであってほしい。そう願わない人はいないでしょう。それほど昨年はひどい一年でした。
それでも、景気が良い国の中に日本な入っているそうです。たとえば、完全に携帯電話のシュアを握られ低迷を続ける日本ですが、シュアNO.1韓国製のエクスペディアが売れると、日本は潤う。その中身の電子部品の4割が日本製だから。
経済的にはお金があるのにうまく回せていないという構造みたいですね。最新の洗濯機みたいに、水流を右へ左へ中から外から回してほしい。
年末、お世話になったバンドのメンバーと鍋(極上和牛のすき焼き)を囲んで、一芸披露。
プロジェクターでライブの模様を見ながら、あれやこれやで盛り上がる。
今年は新たな目標で頑張っていきたいですね。
第二月曜日が、成人式となり何回目であろう。
かなり中途半端な曜日の成人式もあったわけで、私たちのような仕事をさせていただく者にとってはありがたい話である。時間も全国レベルで、できますれば10時始まりとか、13時始まりとかにしていただくと、より、質の高い仕事になりそうだし、式以降の成人の方々の2次会へのシフトもしやすくて、少しでも経済波及効果が望めそうな気がするのだがなんて考えてしまう。
うちのスタッフは泊まり込みで、サロンに残っている子たちもいるので、健康面が心配だ。仕事はたっぷり練習しているので、問題なさそう。
一生の晴れの舞台を、しっかりと演出するお手伝いをしてほしいものだ。