ブリコルールの日々

キャッチし、発信するアンテナ。ANTENNE アンテーヌ 芦屋・宝塚・三田よりのレアで@な情報発信基地より

有終の美 タモリさん、おつかれさまでした!

2014-03-31 21:11:52 | ひとりごと

昨今、ダンボールがたくさん溜まる。

 

AmazonやYOOXなど宅配が運んでくる数々のパッケージ。

 

 

 

 

 

素晴らしく天気が良いので、庭でワンコを遊ばせ、洗濯物を干しついでに、片隅にある金属製の小さな焼却炉で燃やすことにする。水の入ったバケツを傍らに。微かな煙とともに、メラメラと炎が上がる。空気がまだ乾燥しているのか、よく燃えるなと。

 

大方、燃やして、珈琲を飲んで、ホッと一息。

 

 

 

 

 

 

静かな休日のはずであった・・が、夕刻、服を着替えても昼間の煙の臭いが治まらない。

 

 

鏡を見て愕然とする。

 

 

 

 

 

右側の毛先が、見事にチリついて、焦げている。

そういえば、ダンボール放りこむ際に、焼却炉の蓋を開けた瞬間、何度か熱風を感じたなと。

みなさま、火の取り使いには、十分にご注意を。

 

 

 

夜、「笑っていいとも」のフィナーレ番組が。歴代のパーソナリティが全員壇上に集合。いずれ劣らぬツワモノ(さんま、ダウンタウン、うっちゃんナンちゃん、トンネルズ、爆笑問題、鶴瓶師匠、ナイティナインなど)が集合、さすがのタモリさんも収拾がつけれず。お笑いオールスターの様。

 

ことの発端は、サンマさんの暴走機関車的な攻撃のしゃべり。アウトプット芸人の剛腕ならでは。

 

ウケとトリ、ボケとツッコミ。それにしても、タモリさんは他者の話しを聴くことの上手な方だ。

 

ひとつの時代が終わる。退き際も、見事。

まさに、有終の美。

 

次の世代に、椅子を譲るタイミングは、まだまだ座面に温もりが残っているうちにということか・・。

 

 

見習いたい。

 

 

 

 

 

 

 


春爛漫

2014-03-30 08:29:33 | ワンコ

 

一気に桜が花開いた。

 

 

 

この機を逃さず、ワンコと散歩。

 

夙川沿いを行く。

 

すでに、たくさんの人が花見の陣取り合戦。

 

 

 

 

途中にあるクッキーローゼで有名な「ミッシェル・バッハ」も人で溢れている。

 

 

 

 

 

夙川沿いの雪柳のかわいい花も満開。

ローズマリー、ミモザなど、色とりどり。たくさんの花でいっぱい。

 

 

 


 

 

阪急夙川駅を越えて、阪神香露園駅も過ぎる。

行き交う人々の顔はみんな笑顔。

上着を手に持って、それでも額に汗の方。手には一眼レフのカメラの男性も多数。

 

 

 

 

 

 

臨海線を越えて海へ。

 

 

 

 

すでに潮干狩りをしている人が。結構たくさん獲れていた。

 

 

 

 

花粉は、少し辛いけれど、待ちに待った春爛漫。

 

 

 

 

 

 


あまりに永く

2014-03-29 20:52:42 | ひとりごと

TVで、素人の若者が唄の旨さを競い合うオーディション番組をやっていた。

 

出場しているのは、10~13歳くらいの女の子中心。どの子もいずれ劣らぬ恐ろしいほどの歌唱力。英語の歌詞もなんのその。プロ顔負けの唄を披露する。両親もスタジオに駆けつけ、 家族で応援。

 

 

 

週末、我がサロンの若いアシスタントからメールが届く。

「次の練習日に、試験を受けさせてください!」

 

日々練習して、懸命に前に進もうと、営業後に遅くまで頑張っていることをよく知っています。

 

 

自分の好きな分野で、自分を表現するため、成功するため全精力を傾けて頑張っている姿。

 

 

 

ほんとうに素晴らしいと思う・・・。

 

 

閑話休題。

 

 

どこにでも存在する高校生のリアルな放課後を、立ち位置の異なる何人かの生徒の目から描いた作品、「桐島、部活やめるってよ」という映画をご存知でしょうか?
 
2012年日本アカデミー賞の監督賞を始め脚本・編集賞他も受賞。朝井リョウ著のいまどきの高校で起こっているリアルを描いた同名小説の映画化です。
 
 
 
 
 


誰もが一度は通る、社会の厳しい現実が分かりかけるプロセス。子供でもなく、自立した大人でもない存在。

 
 
クラスや学校のなかで、部活動に青春を捧げて頑張っている層。
 
 
ルックスが良かったり、スポーツが万能だったりの、 持って生まれたアドバンテージを発揮してエンジョイしている層。
 
 
 
いまひとつ大人に成りきれず、異性へのエネルギーを吐き出す場所もない文化部の根暗な層。
 
 
学校の中心的存在の桐島の失踪を軸にして、恋愛と失恋を絡めつつ、多重的に、狭いコミュニティの中の力関係や人間関係を浮き彫りした作品。
 
 
 
 
 
 
 

小さなコミュニティのなかで、実力者でも、実社会では無力で経済力もなく、確かなものは何もない。目前の欲望にただ忠実な若者たち。

 

5年後、10年後も平和な日本が存続し続けると、信じて疑わない。戦争なんて、ゲームやアニメの中だけの出来事。何度でもリセットが可能と信じている。

 

あまりに永く平和を享受し過ぎたこの国で。

 

 

お隣の国では、国の将来、自分たちの未来を憂いて、立法院で座り込みを続ける若者たちがいる。


寒空の中、雨の中、メディアの冷笑の中、暴民とまでよばれても、座り続けてる。



それは、ただただ、台湾という国の為に。

 


彼らの抗争は、自国台湾を愛しているという意思からの行動。

 

 

 

http://taiwansokuhou.blog.jp/archives/4670333.html

 

 

 

 

 

 

平和憲法の拡大解釈、改憲に際して、身を呈して国や家族のために行動を起こせる若者が、この国に何人いるのだろうか・・・と。

 






 


LIFE!

2014-03-28 08:25:27 | MOVIE

幼いころはとんでもない空想の世界に入り込むことができませんでしたか?

 

寝てる間にも、毎日のように、よく夢をみたものです。

最近は・・。

 

 

昨年秋、うちの女子社員3名が、アラスカに近いカナダに旅行をしました。

 

夢であったオーロラに出会うために。

幸運にも、幻想的なオーロラを間近で見ることが出来たそうです。

 

 

下の映像は、グリーンランドの原野をハイスピードで撮影したもの。

 

最後の方で、オーロラの美しい映像がご覧いただけます。

 

http://vimeo.com/24519613

 

そんな普通では、ちょっとお目にかかれない僻地の映像がふんだんに出てくる映画が。

 

 

 

 

あまりないことなんですが、映画「LIFE!」を2回も、続けて観ちゃいました。

 

 

 

 

夢想家で、さえないサラリーマン(ベン・スティラー)がなくなったひとつのネガを追い求め、カメラマン(ショーン・ペン)を追いかけて秘境を旅する。恋も仕事も、夢であったはずのことが現実に・・。

 

いくつかの深い示唆を含んだシーンが印象的。

 

LIFE誌専属、プロ中のプロカメラマンが、絶好のシャッターチャンスを逃してまでも、ウォルター(さえないサラリーマン)に伝える言葉。

 

 

 

 

僻地アイスランドで、飲んだくれの操縦するヘリコプターに飛び乗るまでの間、空想の中、想いを寄せる女性が、ギターを弾きながら唄うデヴィッド・ボウイの“Space Oddity”の歌詞。ゼロ・クラヴィティよろしく、宇宙飛行士と地上管制官との会話。

 

http://youtu.be/nP6xBFyA_aw

 

 

 

予告編を、映画館やTVCMなどでご覧になった方も多いかと。

見ておられない方は、できれば、ご覧にならないで劇場のスクリーンで。

 

 

 

http://youtu.be/xN0Q6A-7I_M

 

ジェームズ・サーバーの短編を基にしたダニー・ケイ主演の名作コメディ「虹を掴む男」を、ベン・スティラーの監督・主演でリメイクしたファンタジー・アドベンチャー・コメディ。平凡で退屈な毎日を送り、白昼夢を見ることが唯一の趣味という主人公が、ある危機に直面したことから現実世界で大冒険の旅に飛び込んでいく姿をユーモラスかつエモーショナルに綴る。共演はクリステン・ウィグ、シャーリー・マクレーン、ショーン・ペン。
 ニューヨークの伝統ある雑誌『LIFE』で写真管理部という地味な仕事に就いている平凡な男ウォルター。単調な日常を送る彼の唯一の趣味は空想すること。現実世界では秘かに想いを寄せる同僚のシェリルに話しかけることさえままならない彼だが、空想の世界ではどんな危険にも怯まない勇敢なヒーローとなって大活躍するのだった。そんな中、『LIFE』の最終号を飾るはずだった写真のネガが行方不明になっていることが判明する。追い詰められたウォルターは、ネガのありかを直接聞き出すため、世界中を冒険している写真家ショーンを追って自らも冒険の旅に出るのだが…。

 

 

 


かけがえのない時間

2014-03-27 10:51:35 | ひとりごと

 





目覚めると、すでにやや明るい。

心も身体も、なぜか軽くなっている気がします。






朝稽古へ、神戸・住吉御影を目指す。

内田師範、ご不在でI田さまの代稽古。



丁寧に、基本中の基本の見直しをしてくださる。分かっているつもりのことが、いかにたくさんあるかを思い知る。上級者の方には、逆にしんどいことだろうと。I田さま、本当にありがとうございました。










突然ですが、あなたは、ご自身の寿命をどれくらいと考えておられますか?

日本の女性の平均は80歳を優に超え、男性もほぼ80歳に到達しそうな勢い。

できれば、紙と鉛筆をご用意ください。


まずは、貴方の年齢に365をかけましょう。
        
         365

   X  あなたの年齢
  ___________
 

   =  
        

でてきた数を、27、375(平均寿命の日数)から引き算してみてください。


      27、375

   ―  あなたの日数 
  ___________
   
   =



ちょっと驚かれませんでしたか?


私は、正直、愕然としました。


書きとめておきましょう。
わたしにのこされた時間は、おそらく_____日であると。




若い日には、まだまだ先があると気楽に構えています。
35歳くらいになると、ひとつの物差しができる。

それまで生きてきた時間と、同じくらいの時間が、この先にあるだけだということに気付く物差し。


毎日を、人生最後の日だと思って生きろと言っているのではありません・・・実際に、いつかはその日がくるのですから。



がっかりされないでください。最後にこの言葉を。

 




今のあなたが、残りの人生でいちばん若い。


とれとれ、ピチピチ 2014 入社式

2014-03-26 23:16:56 | NEWS

今年も、1年生がやってきた。

 

 

 

 

 

 

 関係各社さまより、お祝いのお花や祝電を賜りました。ありがとうございます。

 

 

 

去年は、女子ばかりであったのですが、今年はフレッシュメンのみ。

 

 

 

 

左から、中前真介、三好一生、松下健斗の3名。

それぞれ、性格も好対照。笑顔の素晴らしい、性格のよい子ばかりです。

 

 

歓迎のため、スタッフが考えて、式を盛り上げてくれました。司会は、中山、五十嵐両名。

 

 

 

 

はじめに私のお祝いの挨拶で始まり、来賓の方々(ガモウ関西さま、きくや美粧堂さま、資生堂さま)からのご祝辞。

スタッフによるビフォ・アフターのヘアショー、コーチングを応用したゲームなどなど盛りだくさん。

 

 

 

写真上、左は上垣、右がフナダイ、モデル中川。写真下、左が西村、左が村瀬、モデルは上川。 

 

 

 

例年通り、新一年生のご両親からの手紙朗読(中村、井原、西田が担当。これは毎回、泣けます)

 

 

 

 

 

陣頭指揮を執らずとも、スタッフが考えて運営してくれるようになり、本当にありがたいことです。

 

さっそく午後から勉強会。コーチングをベースに、どんどん勉強会をいれていきます。

はじめの考え方が、一番重要だと実感。哲学といいますか、クレドをしっかり打ちこまないと、ブレが生じる結果に。

 

 

 

 

美容師として、人として、しあわせな人生をおくれますよう社員全員で取り組み、一日も早くその日が訪れれますよう、切に切に願うのです。

 

 

 


現役首相、自信のパフォーマンス?!

2014-03-25 00:04:13 | ひとりごと

大阪市長選は、予想通りの投票率。

 

血税の使い道としてはいかがなものでしょう。

 

 

 

 

そういえば、首相の「笑っていいとも」出演にも、驚いた。

みなさんは、驚かれませんでした?

 

 

これは、イコール確かな自信の現われに他ならないでしょうね。

 

 

官僚が書いてくれた原稿あるわけでなく、ひと言が問題視され、命取りになりかねない失言もありえる生番組。

おまけに、3月末終了が決まっている高視聴率の番組で前日に予行されているわけで。全国、いや世界から注目されていたに違いない。

 

 

【完全版】笑っていいとも 安倍首相のテレフォンショッキング

 

 

事前に、もし本番中、観客のひとりが問題発言、あるいは罵声を浴びせてもオン・エアされてしまう・・というリスクは十二分に考えたうえでの出演だろうし。コーディネイター(与える印象を予測しての会話)の存在も、当然かな。フジテレビ側にも、相当な圧力がかかっていたでしょう。

 

首相の一日の仕事の動線、激務の心理状態など、さりげなく公表する場面も・・タモリとツーショットで並ぶ画面、阿部首相の生の横顔が、お茶の間に流れることで、さらなる好感度獲得を狙ったという意図なら、お見事なシナリオ。

 

強風の中、細いロープの綱渡りでなく、無風で1m幅くらいの橋を渡る感じ(番組観客も少なく、女性がほとんどで身元が特定できることや、警備体制も、往き帰りを除けば安全)であろうことは、ご本人も自覚していたであろうけれど、相当な自信がなければ出来ないし、やらないギャンブルと言っても過言ではないでしょう。

 

 

しかし、まわりの関係者のご苦労はいかほどのものであったろうことを想像するに、頭が下がる。

 

みなさんはどのように、お感じだったでしょうか?

 

 

 


春がきた

2014-03-24 18:42:23 | ビューティ

ジャケットやコート着ないで、外を歩いている人がほとんど。

 

 

ポカポカ陽気に、桜のつぼみも一気に膨らみを増した気がします。

サロンにもついに、ついに、春がやってきたのです。

 

 

 

 

松任谷由実 YUMI MATSUTOYA - 春よ、来い

 

 

長く右へ左へ迷走を続けていたPIONEYの西田が、晴れてスタイリストに・・。

 

パチパチパチ!おめでとう!!

 

彼女にとっても長い冬でしたが、私も含め周りの人たちはみな、ホッとしていることと。

当たり前ですがスタイリストになりますと、お客様に対して全責任を負う決意と覚悟が必要になります。

 

直接、お客様と対峙してお話をし、ご要望をお聞きして、理解し、実現せねばなりませんから。アシスタントとは違う、取り組みへの強い意志、判断力、実行力を含めた不退転の腹のくくりが必須。

 

西田の場合、人間性やメンタル面には不安がなかったのですが、最終試験の仕上がりが毎回、何故か合格に達しない。本番に弱いのか?!

 

私自身も、最近、本番にめっぽう弱いので、決して偉そうなことは言えません。

今回こそはと、お願いしたモデルさんが、毎回、おクセの強い方ばかり。

ようやく、ついに・・・

 

長いトンネルを抜けて、ようやく春の日差しがさした。

これからが、もっと、もっとたいへんです。スタートラインに立ったところですから。

スタートダッシュできずとも、本物を目指し、気を引き締めて立ち向かってほしいと願っています。

 

そして、明日は我社の入社式。

 

希望に燃えた新しいメンバーが、サロンにやってきます。

全サロンの雰囲気が一新するだろうと・・。

 

 

 

春は、やっぱりほんとうに素晴らしい。

 

 

 

 

 


16年たってオジさんになったシブヤ系 オザケンにシビレタ

2014-03-23 22:14:16 | ひとりごと

午前、仕事をさせていただき、午後のお客さまとの間に母のところへ。 

ふと見ると、以前、「猫柳が芽吹いた」とお伝えした夙川沿いの木に、美しい白い花が開いていました。

 

 

 

 

 

 

調べてみますと、どうも白木蓮(はくもくれん)のようです。

申し訳ございません。謹んで訂正させていただきます。

 

それにしても、高貴な白。

 

 

偶然、たまたま戻ってきて、付けたTV「笑っていいとも増刊号」になつかしいフリッパーズギターのオザケンが・・。

 

「おお、これはお導き」だと感じましたね。

 

少し前、ふたつのブログを読んでいたから。

 

テレビのすきまの”「あれは生命の最大の肯定」タモリが絶賛した小沢健二”

http://littleboy.hatenablog.com/entry/2014/03/19/151258

 

というコラムと”逆エビ日記Ver.3”

http://d.hatena.ne.jp/sayokom/20140320

 

というブログです。TV付けてなければ、これを書いていませんですし・・。

 

前者は、昔、タモリが認め、絶賛したオザケンのすごさが。

後者には、旅立った小沢健二が、16年たって旅立つタモさんに激励と感謝の気持ちを込めて歌をプレゼントしに帰ってきたオザケンが描かれています。

 

その後のオザケンの変貌ぶり、会話の細かな分析は、この二つのサイトの筆者にお任せするとして、私の胸が熱くなったのは、オザケンの歌詞の凄さもさることながら、タモさんのこの言葉:

 

「いいのいいの、笑えるような話じゃなくったって。で、しかもそういう凄いことを簡単に何の嫌味もなく書けるっていうのが一番凄いことなんだよ。人間の能力で一番凄いとは複雑なものを簡単にポッと出すことなんだよね。簡単なものを複雑にやるのが一番バカなんだよね」

 

って軽く言い放つ。昔から変わらない、物事の本質をズバリの分析力がスゴイ。

 

そして、テレホン・ショッキングのゲストとして出演し、全国津々浦々の何百万人という視聴者の間で、唄でご恩返しをしてしまう、以前のあのナイーブで、デリカシーの塊であった小沢健二の成熟した姿・・。

 

 

笑っていいとも! テレフォンショッキング 小沢健二 (2014年3月20日)

 

 

16年ぶりのTV出演、ライブで観衆の目前、バックバンドもなく、エコーだけのマイク一本、恩人の目の前で、ナイロン弦のギターを弾きながら全力で唄う、その真摯な姿に胸を打たれた人は少なくないと思います。

 

録画ではありましたが、スゴイ物を観させていただいたと、いたく感動いたしました。

 

いや~、いいもの観たな。

 

ご覧でない方は、ぜひ!

 

 

 

 

 ◆小沢健二の軌跡

小沢健二「ブルーの構図のブルース」(+ 再生リスト)


思い込みよ、さらば

2014-03-22 16:21:14 | ひとりごと

仕事と幹部会で、私は参加できませんでしたが、六甲山系摩耶山での「登山&まき割り、火おこし&おにぎり」のイベントの模様が届きました。


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同行された関西学院大学の教授、I垣先生が写真を送ってくださったのです。


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http://youtu.be/expt1kxrHl4


見事な身体運用のなせる業。さすがに、達人。

その他にも、野元さんによる火おこしや、飯盒炊爨で炊いた美味しいお米でのおにぎり体験で、盛会だったそうです。


あいだに、甲野先生が物を運んだり、片づけをしたりして、こまごまと動かれておられました。その行動に、甲野先生の凄さを知らない子供たちやそのお母さんたちからも大人気であったそうです。さすがに達人。



次の日に、主催の湯川さんと野元さんとランチ。さらに、コアなお話をたくさん伺いました。たくさんお聞きしたんですが、まず、「とらひしぎ」の話から。


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親指を内側に力を入れて曲げます。それと逆方向に人差し指を曲げて力を入れる。そうすると、四足歩行していたころの人間の本来の力が生み出されるようになる。

筋肉はらせん状に身体に向かって伸びている。そうすることで肩が自然に落ち、ほかの身体の筋肉が勝手に動き出す。

不思議です。動かせなさそうなものが持ちあげられたり、軽々と自分の身体が動く。

 

片足では、ちょっと立てない高さの机に片足をかけてください。

とらひしぎの手をしたときと、そうでないときを比べてみると一目瞭然。


http://youtu.be/vPGRE6KNQlE


普通、手は敏感で、自在に動かせる。それに制限を与えることで、他の部位が手助けをしてくれる。

普段は腕の筋肉だけで動かしているので、これくらいのものしか動かせないと、過去の経験から自分で思いこんでいるのです。


身体とは、まだまだ解明されない不思議な力が存在し、我々人間は、それを使いこなす術を忘れている。



ほかにも、ニホンミツバチの習性や育てるためのマル秘テクニックをご伝授いただきました。

後日、ご紹介したいなと思っています。

 

 

 

 

 

いつも、お読みいただきありがとうございます。


もっと、自然に、人間らしく

2014-03-21 18:18:01 | ひとりごと

先日、お伝えしたように長崎佐世保から、神戸に野元さんがやってこられた。

 

 

湯川カナさんのリベルタ学舎主催でのイベント「達人と一緒にはじめての登山&巻き割り 火おこし&おにぎり体験」の前夜祭ともいうべき講習会に参加させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

農薬も肥料も使わず、手間もいらない農法「炭素循環農法」の城雄二先生のお話から。

 

 

虫も雑草も気にせず、植えっぱなしにすることで、健康に作物が育つって信じられますか?土に空気を入れ、土を発酵させ、育てる農法です。80cm地中を掘り起こし、底に粗い木のチップをいれ、空気を入れながら土を戻し、作物を植える。雑草も虫も気にしない。

実際に、その農法で作られた人参やブロッコリーを食べさせていただくと、エグ味もなく甘い。本来、野原に自然と繁殖していた野菜を、人間の都合で大量に量産し、産業化することのために農薬や肥料を使うようになったその弊害を説明してくださり、各家庭で自分たちが食べる野菜くらい自給自足できるようになれば素晴らしいと感じました。

 

 

 

そして、野元浩二さん登場。場が、アカデミックな空気感から柔らかい雰囲気にガラリと変わります。

 

 

 

 

自分の家でも巣箱を作り、ニホンミツバチを飼育して養蜂ができるってご存知でしたか?ニホンミツバチがいなくなると、たくさんの農作物や草花が、受粉できずに死滅するということも。

長い年月をかけて研究された、その巣箱の仕組みやミツバチとの付き合い方。ニホンミツバチとの羽音でのコミュニケーションや、天敵オオスズメバチの対処法、巣箱の設置の仕方など。事細かに説明が続きました。これは、やってみたいなあ。水飴ではなく、安心安全に、極上の蜂蜜が食べられるのであれば・・。

 

 

 

 

もちろん、長崎弁まるだしで、ユニークなしゃべりは健在。男義あふれる風貌とフランクな会話で場を盛り上げる。

 

 

 

 

そして、古武道の達人、甲野善紀氏登場。

 

 

 

リベルタ講習会

 

http://www.youtube.com/watch?v=T59AYL7vWqs

 

「とらひしぎ」と呼ばれる手の形をして物事を行うと、普段ではとても出せない力が出せる。火事の時に、老婆が普段なら持ち上げられそうもないタンスを持ち上げて運ぶ。人間が本来、四足歩行していたころの身体運用を利用すれば、信じられないほどの力が出るのです。これにはびっくり。

 

 

それぞれの分野で講師の方々が、伝えようとされていることは「本来の自然の形、人間らしさを取り戻すことの効用」だと。

 

TVがあるから本を読むことをしなくなり、スーパーがあるから、工夫して、コミュニケーションをとりながら買い物をすることをやめ、クルマがあるから歩くのを控え、携帯電話があるので覚えることをあきらめ、ネットがあるので考えることを放棄する。

 

 

はたして人間は、進化しているのか、退化しているのか?!

 

 

自然と身体、どちらも無理に痛めつけず、上手につきあえば、ずっと楽に元気になる。

まだまだ、自然とヒトには、健やかに生きる力と可能性があるのです。

 

便利なものに頼り切るのでなく、自身の力を耕しつつ、本来の力を取り戻したいと感じる時間でした。

 

講師の方々、貴重なお話しを、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


食べてはいけない

2014-03-20 15:29:48 | ひとりごと

この時期、鼻がムズムズするとい方が多いのでは。

 

人間の身体には、ありがたいことに免疫という機能が備わっていて、身体以外の異物を攻撃して、外に排出しようという働きがあるのは御存じの通り。風邪をひくと、熱が出る。熱を出して細菌やウイルスが繁殖し辛いようにしますし、鼻水が出るのも、粘膜に巣食う細菌を外に出すためだそうです。

 

よって、身体に入ってきた花粉を異物と判断して、花粉症の症状が現れる。

 

しかし、普段から、異物をたくさん食べていたらどうなるでしょう?

毎日のように、食べてはならない異物を身体に流し込んでいるとしたら?

 

 

 

 

 

◆添加物を含む食品

日本・・・・・351品目
アメリカ・・・133品目
ドイツ・・・・・64品目
フランス・・・・32品目
イギリス・・・・21品目

 

日本だけ、なぜこんなに品目が多いのでしょうか。味は、それぞれ美味しいと感じる味覚に整えられていますが、そこには大きな落とし穴があるのです。

カロリーオフの飲料水、コンビニのおにぎり、レトルト食品、カットされた野菜、ちくわやかまぼこなどの練り物、大量生産の菓子パン、加工肉食品、エナジードリンク、醤油風、味りん風調味料・・。

 

数え始めたらきりがありません。まず、内容成分に気を配る必要があります。保存料(ソルビン酸など)、甘味料(ソルビット)、漂白剤(野菜を瑞々しい色に見せる)、タール系色素など、アレルギーやアトピーは生命にかかわりませんが、知っていると、いないとでは寿命を左右するものばかり。

 

 

大切なことは:

 

1.安さに惑わされない

価格が安いのにはなにかコストを押さえてる何かがあります。
上記で解説したような添加物が多く使われていたり偽装物なことが多いです。

2.成分表を必ず見る

成分表の後ろを見て危ないものが多かったらやめましょう

3.自然なものを食べるようにする

4.外食は確かな知識を持ったオーナー以外では食べない。特にチェーン店は避ける。

5.肉や野菜は専門店で食べるようにする

 

 

そのあたりを、まとめてある、ありがたいサイトを、ぜひご覧ください。

ビックリして、怖くなり何も食べれなくなるかもですが・・。

 

http://macrobiotic-daisuki.jp/tenkabutsu-death-food-10-1176.html#smoothplay1-1

 

 

安心安全な食品を食べるためには、愛情のこもった家ご飯が一番のようです。




鬼の霍乱

2014-03-20 00:31:58 | NEWS

 

コートを脱いで、ワンコと散歩。

春の訪れがそこかしこに。

 

 

庭には、毎年この時期に花を開く宿年草。

雪柳もかわいい花をつけた。

 


 

 

午前中仕事をさせていただいたが、午後から身体がどうもおかしい。

花粉症かなと、マスクを買いに走ったら、熱がどんどん上がってきた。

悪寒、関節の痛み。

次の日、スケジュールがタイトなのに困ったことになりました。

季節の変わり目。みなさまもご注意ください。

 


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リアルな銃口の感触  The Deer Hunter(1978米) .

2014-03-18 15:16:19 | MOVIE

ふたつの意味で、とてもタイムリーな作品「ディア・ハンター」をシネマ部で鑑賞しました。

 

 

 

ウクライナ南部のクリミア自治区の独立を承認したロシアへの批判が、高まりを見せていること。

前回の部会で、ロバート・デ・ニーロとメリル・ストリープの「恋に落ちて」を鑑賞していたという点からです。

 

70年代、消費社会の幕開け。いまだ強大な力を有していたアメリカ、ペンシルヴァニアの田舎町。ロシア移民の遊び仲間のひとり、スティーブン(J・サヴェージ)の結婚式、ほかふたりのベトナム出兵の送迎会がおこなわれる。その友人メンバーは、マイケル(デニーロ)、ニック(クリストファー・ウォーケン)、スタンリー(ジョン・カザール)、リンダ(メリル・ストリープ)などなど。

 

 

 

 

前半は、製鉄所での夜勤明け、結婚式、夜明けの鹿狩りまで、ほぼ1日の出来事を映し出します。

ロシア民謡の「カチューシャ」が響き渡る、移民によるバカ騒ぎのロシア正教徒の結婚式。そして、深く山に踏み入れて鹿を1発で撃ち殺すシーンまでを、退屈なくらい延々と。

 

 

後半、一気にベトナム最前線でのシーンに切り替わり、復員、ベトナム戦争終焉までの数年を描いてある。画面に引き込まれ、緊張を強いる場面が続き、クライマックスへ。

 

 

 

 

「ディア・ハンター」The Deer Hunter(1978米)

 

 

 

テーマは、「人格、精神までも蝕んでしまう戦争の醜さ、悲惨さ」。

 

淡い恋心を抱いている女性とうまくいきそうになりながら、恋敵である友人を連れ返るために、再び戦場へ赴く男の友情。

 

 

 

 

一見して、アメリカ対ロシア、民主主義対社会主義の構図に捉えがちになりますが、あくまで「戦争の虚しさ」。

名匠、マイケル・チミノが描き出す世界観は、冷たい銃口を額に押し付けるかごとく、こころに深く主題を突き付けてきます。

"史実"としての視点から、監督はじめ製作者側が伝えたかったのは"アメリカの大儀のために戦場に赴かなくてはならないロシア移民の悲劇"。普遍的には、マイノリティの悲劇でしょう。

 

ニュースをTVでみているだけでは、家族の消息が不明とか、友人が戦死したなんてリアルにウクライナで生じている現状は、所詮、他人事と感じてしまいやすい。

 

実際に、銃を突きつけられた人間の心理を知ることはできません。

 

零戦の素晴らしさとか、特攻隊の潔さを描いている時点で、どこかに戦争賛美がある。戦争に何らかの価値を見出そうとした時点で、その映画は戦争賛美であるなと、あらためて感じました。

 

シネマ部でも、名前は知っていたが初めてご覧になった方、お二人は鑑賞後、言葉を失った感あり。

 

 

 

 

前回の「恋に落ちて」の担当者、F井さまは今回、所用で欠席されていたのですが、前回の流れから、ぜひご覧にいれたかった。

 

 http://blog.goo.ne.jp/antenne_navi/e/8d43ff2261e16be9537dab3bc79826fc

 

筋には直接関係ないですが、ジョン・カザール(地元に残る友人、ゴッドファーザーでフレドを演じていた男優)が、当時、実生活ではメリル・ストリープと婚約していて、この映画の撮影後に、ジョンは癌でこの世を去ってしまった事実を付け加えさせていただきます。

 

私自身、30年ぶりくらいに観ましたが、新たに衝き動かされる想いがありました。

劇場版でなく、3時間超のDVDには、初めてみるシーンが点在。

M田さんと、そのあたり盛り上がりましたよ。

 

 

ご覧でない方には、一度、ぜひご覧いただきたい作品のひとつです。

 

 

 

 

 


「共生」への模索と、なつかしい再会

2014-03-17 16:46:20 | ひとりごと

おかげさまで、土曜日、日曜日とたくさんご来店いただき、忙しくさせていただきました。ありがとうございます。




内田樹先生のご紹介で、文化人類学を研究されている大学の先生が芦屋へご来店。たくさんお話をお聞きしました。


大学で教鞭を執られ、合間にモロッコへ行かれて研究をされておられる。地中海文化圏から、イスラーム圏へ。

 



お話は、自然、ハラール認証からイスラーム圏へ。グルーバリズムに対抗できる形として「人口16億のイスラーム圏」が残り、国民国家という概念は、ひとつのオプションに過ぎないということ。そして、共同体は国民国家だけでなく、「カリフ制再興」という可能性をめぐり、中東の問題(イスラーム圏の政治問題)が生じているという件まで。

 



http://blog.tatsuru.com/2014/03/11_1725.php

 




世界は、国家の勢力を伸ばすことが、ビジネス的に成功であるという既成通念の元、新しい動き、NEWSに事欠かない。


クリミアに軍事的圧力を行使しての公民投票に抗議して、アメリカをはじめ、日本もロシアへ承認せずとの通告。ああ。



昔、宝塚ファミリーランドという遊園地にあったアトラクション、「世界はひとつ」を何故かなつかしく思い出しました。








芦屋から宝塚南口へ移動して、仕事をさせていただいておりますと。別の担当者のお客様の顔に見覚えが。あれっ、どこかで見かけたことあるなと・・。


そのお客様が、小学生のころ、私が担当させていただいていたMくん?!だと気づくまで数秒。お母さんといっしょにやってきて、ちょこんと椅子に座り、目がクリクリした、シャイでかわいい男の子でした。



当時は小学生で童顔、あのかわいい子が・・。聞けば、すでに24歳で阪大から、いまは京大・大学院の法学部の学生さんになっている。

あれから私は、南口の担当を外れ、三田のサロン、そして芦屋のサロンへ。12~15年は経過している。その変貌ぶりに、びっくり。お洒落して、髭も生え、すっかり、お年ごろの好青年だ。そして、公務員試験を目指して勉強中とは・・。


日々の生活の中で、意識せずに時間は進行していきます。こんな出来事が時間の流れの容赦ない流れを感じさせてくれるのでした。


Mくん、またお会いできる日を楽しみにしています。