先日の新聞を見ていて、数年前観た「バタフライエフェクト」という映画を思い出した。
初期のごく小さな差違が、将来的に予測不能な大きな違いを生じるというカオス理論を効果的に取り入れた異色サスペンスです。
“バタフライ・エフェクト”とは、カオス理論を“一匹の蝶が羽ばたいた結果、地球の裏側で竜巻が起きる”という喩えで表した有名な言葉。
映画の中では主人公が、愛する人を助けるため何度も過去にさかのぼるような内容でした。そのたびに違うことを行うと、現在の身の回りの様子が一変するんだな。
新聞には次のようなことが
(毎日新聞 - 06月11日 19:51)
【 気象庁は11日、赤道付近の海面水温が平年基準と比べて0.5度以上低くなる「ラニーニャ現象」が、5月から発生しているとみられると発表した。同庁は同現象により今年の夏は平年より暑くなる可能性が高いとしている。
ラニーニャ現象は、太平洋上の赤道域で日付変更線付近から南米・ペルー沿岸にかけての広い海域で起きている。5月の海面水温は、1977~2006年までの平均水温を示す基準値より0.7度低く、10月ごろまで1度から1.5度低い状態で推移すると見込まれる。
過去の統計では、ラニーニャ現象が夏に発生すると、日本の気温が平年より高温になる確率が8割以上という。この傾向からすれば、今年は同現象の影響で日本の南海岸にある太平洋高気圧が勢力を広げ、梅雨明けが早く、夏は暑くなる可能性が高い。
前回のラニーニャ現象は05年秋から06年春にかけて起きた。同じ海域の海面水温が逆に0.5度以上高くなるのがエルニーニョ現象。 】
つまり、今年の夏は暑いということなんだけど、それが南米の海面の温度でわかることがびっくり。エルニィーニョ現象という言葉はよく耳にしたけど、「ラニィーニャ現象」なんて言葉があるんだ。勉強になりました。
株をなさってる人は、これを読んで、ビール会社やクーラーを作ってる家電メーカーの株を買うんでしょうね。
これを読みながら、お菓子を食べているそこのあなた。
そのポテトチップスが、夏にはあなたの水着を、お腹により食い込ませる現象を起こすかもしれませんよ。
バタフライエフェクト: http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=321766
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