御影住吉での朝稽古。助教の湯浅さんの代稽古。早朝でも、こんなに日差しが明るい。
いつもながらゆったりと、伸びやかに進む準備体操に癒されます。身体の使い方、扱い方と心の持ちようを解説されながら。その丁寧な説明と湯浅さんご自身の身体のしなやかさと俊敏性には、いつも驚かされる。
住吉から長駆、宝塚山本へ。アシスタントのレッスンコーチのためです。
午前中は、ミートくんのカラーの座学。セットンとガッキーが助教についてくれました。
ANTENNEでは、ヘアーカラーに髪のダメージを押さえる「レアラ」という中性のカラー剤を使わせていただいています。
すこしカラーの仕組みをご説明させてください。
人間の身体の色を決定づけているのはメラニンという色素なのです。日焼けすると、肌にメラニン色素がたくさんできるのです。
生まれもって、身体に含まれるメラニン色素が少ないと、目がブルー、肌はピンク、髪はブロンドの白人のようになり、多いと逆に黒人のようになります。
髪を染めるには、一旦、ブリーチ剤で髪を金髪に近いくらいに脱色して、同時に化学の染毛料を入れることで髪の色が変わります。その際、強アルカリのブリーチ剤が髪の表面のキューティクルをはがしてしまう。これがダメージの原因です。市販のカラー剤は誰にでも染まるように強アルカリで作られています。ご家庭で染める場合は、よほど注意されないとダメージが大きく出るのです。
中性のカラー剤「レアラ」は、ブリーチのアルカリを極力少なくして、金髪ではなく出したい色のトーンまでしかブリーチしません。本来、その方が持っているメラニンを極力残すのです。髪を触った際の感触、色もちが断然違います。ANTENNEのカラーのこだわりを、しっかり伝えていく勉強をみっちり行いました。
午後からは、各学年に別れて実技の講習。カットやブロー、カラー剤の塗布、コテ・アイロンの使い方などを各自レッスンしました。5時間があっという間に過ぎる。
いやいや練習するのではなく、合同のレッスンが、楽しみで仕方がないという内容にしていくために、担当者にはよりいっそうの努力をよろしくお願いしたいと思います。
いつも、お読みいただき感謝しています。
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