朝から宝塚山本スタート。
快晴で、秋空に秋の花々がたくさん咲いている。いまは瀬戸口君担当の南口時代のお客様が、「足だいじょうぶですか？」と声をかけてくださる。ありがたい。ブログを読んでくださっているみたい。がんばって書こうという気になります。
昼から芦屋に戻り、仕事。くしゃみが出だす。一回につき、7回くらいの「はくしょん！！」。
風邪はかかりはじめに、やっつけることが肝心。解熱剤を飲んで、明日に備えます。日曜日までは、ひどくなれない。友人の医師にお願いして、朝一番で芦屋セントマリア病院にいってきます。みなさまも、季節の変わり目です。お気をつけて！
昼間に、肌寒さを感じながら、わんこたちと散歩。彼らにはベストシーズンらしい。ぐいぐいとリードを引いてくれるが、なかなか足が前に出ない。体力自体に問題あり。ぼちぼちいくしかないが、恥も外聞もなく、一から始めていくのみだ。
夜は、バンドの打ち上げ。外科医でベースのK本さんを囲み、音楽の話しを。5件ものオペを昼間にこなしてきた強者は超ご機嫌。信じられないパワー。飲むペースが、以上に早い。
最後は、先日のバーに。陽気なママさん（７０らしい）との掛け合い漫才のような会話を聞いて、夜は更ける。
最近、めっきり食欲が減退。もともと、痩せの大食いであったはずなのに。
術後やはり、抗生物質を多量に飲んだためか、どうも調子が悪い。だが、突然にこれが食べたいと思う時がやってくる。この日は、すき焼きが食べたくなった。絶対、すき焼きを食べてから寝たいと固く決意。
表題の、お一人様の夕食は、ひとりすき焼きである。
あいにく椎茸はなかったが、長ネギ、白菜、しらたき、豆腐、牛肉、春菊、うどんは奇跡的に冷蔵庫に眠っていた。ありがたい。
わりしたは、インスタントだがうまい。とき卵が、うどんにからんでおいしい。それでも、とても米のご飯は食べれない。3年前ならワシワシ食べれたのに。
よく噛んで、奥歯で噛みしめて食べるのだ。食べたいものをいただける幸せを。
ああ、幸せだ。
馴染みのお鮨屋がお休みであったので、前から気になっていたお鮨屋に電話で予約。
そこは、まさに異空間であった。
Ｌ字に作られた檜の柾目のカウンター。無音(音楽なし)。木製のネタ箱から、茶碗、調度品一品、一品にご主人のこだわりを感じます。同じく職人の側面を持つ者どうし、匂いでわかる。
突き出しに、松葉に差した銀杏。厨房には、陶器の七厘が二つのみ。
一貫ずつが、やや小振りの江戸前。しかし、師匠を持たず、あちこち食べ歩き、自身で立ち上げた鮨の技術。寡黙なその表情には、余裕が感じられる。こちらは、自然、背筋がシャンと伸びる。そういうお店の中の駆け引きというか雰囲気を、楽しみたい方には最適と思う。
どれもすばらしい一貫であったが、印象に残ったネタは、サヨリ、煮牡蠣、鱈の真子の蒸し鮨、アンキモあたりか。鮪と平目、手巻きの鮪とウニも素晴らしく感じたのだが、最初の三貫は、とくに手が込んでいた。
サヨリは臭み消しによく大葉が使われるが、ここは山椒の木の芽。ツンと鼻に抜ける歯ごたえの魚。
煮牡蠣は、微妙に甘辛く、じんわり広がる苦味、滋味は言葉に出来ない。
蒸し鮨は、タラの白子を鮨飯に混ぜ込み、蒸してあった。和風のクレームブリュレの様相。
アンキモ。言葉がない。それでいてアッサリ。花板としての誇りと自信を感じます。
書いていて、また行きたくなった。この話を、読売テレビの重役のH田さまと盛り上がって話していますと、「このようなお店のことはあまりはなさない方がよいよ。人が詰めかけて味が落ちるから」と。よって、店名は明かさないでおこうかと。当然、ミシュランを取っている。夜で、予算1万円くらい。まあ、近くの方にはわかってしまうなあ。
この年齢だと誕生日はあまりうれしくないけれど、目の前にしっかりとした形を見せていただくと思わず、口元がほころんでしまう。
スタッフの思い思いの趣向で表現された色紙とコメントは、心に幾筋かの光を当ててくれる。
この色紙のコラージュは爆笑だった。南口のくにもんのアイデアらしい。
オデコとあたまのバランスが…。ここまでたれ目やないで～。
スタッフのみんな。とにもかくにも、いつも本当にありがとうございます！
みなさまにご無理をお願いして、来年度の計画をさせていただきました。
朝から伊藤豊先生の、元気な笑顔が展望会議室に響く。カーテンを開けると、快晴の行楽日和なのですがね。プロジェクターをつけるために締め切ってます。
最新の美容界の現状から始まり、ファッション業界で驚異的な数字を叩きだしているセシルマクビーの秘密のビデオを拝見。
昨日にたてた数字の見直しと、各スタイリスト、各サロンの客数問題発見シートに照らして、問題を浮き出し対策を練る。
合間に、全国を回って巡り会われる若い美容師さんのエピソード(月間170時間とか215時間の練習をして自己限界を突破)をお聞きし、世の中には普通の場に、すごい人たちが存在することを現実に知るわけです。我がサロンからも、そんなとんでもない奴がでてほしいのだけれど…。
最後は、半期の表彰を。それぞれの分野で頑張ったスタッフをねぎらうのですが、これがなかなか感動するのです。
すべての根本はスタッフの笑顔や元気からであると実感する毎日です。
終わってから、伊藤先生にお話を伺いました。原宿のアクアという美容室が閉店したのはご存知でしょうか。一時代が終わったことを感じます。カリスマの時代の完全終焉。
どこに向かい、どこに着地点をおくのか。再度、考えていきたいと思った夜でした。
最高の秋日和。
スタッフ全員で、いつもの西宮市六甲保養荘に大集合。
朝から資生堂のインストラクターの方の説明会。昼食を挟み、ビデオを鑑賞。
「小児心臓外科医 佐野俊二の仕事」
子供の心臓手術で世界トップレベルの心臓外科医の仕事を見せていただきプロとはなにかを、あらためて考えました。
その後、来年度の各スタッフと各店の目標設定、行事を含めて、計画を話し合った。
世界情勢が刻々と変化し、大海に揺れる小舟のような我々、弱小企業はみんなで力を合わせ、とにかく前に進むしかない。NY株大幅続落。TPPいまだまとまらず。まずは、景気回復だと思うのだが。
若い世代の人たちに囲まれていると、先に夢を持ち、楽しんで生きていける世の中にと切に願う。なんとかならんかなあと真剣に思う。
