トレード備忘録 & MT4/MT5インディケータ及びEAの開発

日々のトレード備忘録及びMT4/MT5に関する事項

開発済みEAs及びIndicatorsをレビュー

2018-11-04 14:45:04 | 投資

 これまで開発を終了した自動売買プログラム(EA)やテクニカル指標(Indicators、インジ)は、いずれも10年以上のトレード経験に基づいた実体験に基づくもので、ご利用者からはそれなりの評価を頂いているものである。就中、日々のトレードで愛用願っているEAやインジについて、その後の更新情報や特記事項を纏めてみたい。 

一、自動売買プログラム(EA) 

① Trap Trade System

 FXの世界では最も多く利用されている取引手法の一つであるトラリピ(TrapRepeatIFD)をMT4の自動売買システムとしてプログラム化したものである。FXは儲かるとの甘言に誘われて始めてみたものの、ランダムウォークとも見える値動きに右往左往、ついにはFXの世界から遠ざかってしまう人が多い中で、この手法が唯一といってよいほど初心者を救ってきたのは事実である。

 TrapRepeatIFDは古くから知られている取引手法であったが、特許庁が不覚にもM社にこの特許を認めてしまったために、M社の独占状態が今日まで続いてきた。この特許はFX会社のシステムを縛るもので、MT4利用者のパソコン上のMT4システムを縛るものではない。

 TrapRepeatIFDは目先の値動きに惑わされることなく、おおよその相場観を持っていればよいので初心者にはこの上もなくお勧めの取引手法である。

 Trap Trade SystemにはMT4版とMT5版両方のEAがパッケージされている。更新が頻繁に実施されているMT5であるが、最新版でも正確に作動していることが確認されている。

② TrendBlazer(西山孝四郎(石原順)提唱の順張り自動売買システム)

 ボリンジャーバンド、ADX、標準偏差(StdDev)を利用した西山孝四郎講師が提唱されている順張りシステムである。TrendBlazerで採用されているインディケータは講師の計算式と100%一致している。更に、ADXやStdDevの表示は上昇時と下降時で色分けされていてその動向が一目瞭然に改善されている。自動売買のみならず裁量取引を行う上でも、重宝していただけるインジがパッケージされている。

 チャートはEAに付随するインジを表示させたもの。濃い青のバーはADXとStdDevがともに上昇していることを示す。薄い青のバーはADXまたはStdDevの一方が上昇していることを示す。西山式順張り手法を忠実に行うと、濃い青と赤のバーが重なれば買いのエントリー、黄と青いバーが重なれば売りのエントリーということになる。チャート最下段のインジはADXとStdDevを表示させたものである。それぞれ上昇下降で色変化はするが、それでも見づらいので青のバーで整理した。(講師オリジナル版には存在せず)既述のように、2個のバーの色変化のみで裁量取引を可能にしている。 

③ 新平均足による半自動取引 

 西山講師の順張り手法は、相場の大きな反転場面いわゆる逆張りの局面では利用困難となる。順張り、逆張りの両局面で柔軟なトレードを行うには、やはり最終的には人間の目で判断するしかない。幸い、今回開発の新平均足はこのような柔軟な取引に適している。現下の相場判断は、移動平均線2本(EMA20、38)の動きをフィルターとすることにより決する。できれば、この判断も半ば自動的に行うことができれば、準自動取引としてタイミングを失することはない。新平均足と移動平均線の上昇・下降の変化はMT4システムからスマホや携帯に間髪を置かずにメールで知らせる方法をとっている。デイトレでトレード時間中パソコンを監視し続けることが困難になったベテランにとっても、優しいシステムとなっている。

 ④ その他 

 その他開発EAの概略は下記の通り。

 TrendLine_AutoTrade

 チャート上に有効なトレンドラインが引ける場合、ほとんどのトレーダーはこれに従った順張りや逆張りの取引を行った経験を持つ。従来、チャート上に任意に引いたトレンドラインに基づいて自動取引を行うEAはまず存在しなかったが、多くのトレーダーからの要請をうけて開発したものである。トレンドライン1本の単純なトレードからフラッグや三角持ち合いにも対応したトレンドライン2本利用の取引にも対応している。

 ボブ・ブッカーのVortex戦略EA

 米投資コーチとして名高いRob Booker氏が来日時に講演したVortex閃絡をプログラム化したものである。本EAは同氏が提唱する逆張り手法ピボット(Pivot)を利用した順張り戦略ボルテックス(Vortex Trade)に即して開発されたもの。 

二、インディケータ 

① 小次郎講師『大循環分析』MT4版テクニカル指標

② 西山孝四郎(石原順)順張り・逆張りテクニカル指標

③ 上昇下降が色分けされた一目瞭然MACD等

 

掲載したEAやインジの使い方や説明は、過去ブログ及びMetaGencFXサイトを参照ください。

https://metagenicfx.thebase.in/

 



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