5分足~15分足チャートで順張りのデイトレ(スキャル含む)を行う場合に、1時間足~日足のトレンドをフィルターとして使うトレーダーが多い。エントリーに使う短い時間軸のチャートをトリガーチャート(トレードチャート)、トレンドを確認するためのチャートをアンカーチャートと呼ばれることがある。
順張りのアンカーチャートには何が優れているかという問いに対しては、西山孝四郎(石原順)講師が推奨されるMega Trend、それも日足をお勧めしている。何しろ、期間50日または72日で途転売買でもそこそこの成績を残すことができるからである。トレーリングストップ等を併用すればバックテストの成績は著しく好転する。
ところで、トレンドチャートに加えてアンカーチャートの時間軸を変え、複数ページ表示させることは可能であるが、チャートを見る目が散らばってあまり効率がよろしくない。5分足のチャート上に1時間~日足(週足)までのMega Trendを自由に表示させたいとの要望が届いている。
既開発のMega Trend Meterはヒストグラム(バー)としてサブチャートに表示されるが、これはトレードチャートと同じ時間軸でなければならない。そこでアンカーチャート専用として、要望に即したTrend Filter By TimeFrameを新しく作成した。これもサブチャートにヒストグラムとして表示されるが、アンカーチャートとはいえ1分足~月足までパラメータを自由に選択することができる。トレードチャートの時間軸と同一に設定すれば、それは通常のMega Trendと変わらないから、西山(石原)講師の順張り戦略にならうこともできる。冒頭のチャート(ドル円)の時間軸は15分足、サブチャートのMega Trendは日足となっている。本日を含めたアンカーチャート過去3日間のMega TrendはUp Trendということである。
Mega Trendのオリジナル(石原講師が作成者ではない)では、パラメータが144であったから、その半数の72や50が実際には利用されることが多い。
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