【アントニオ】日本×ウルグアイ

松木の声を聞きながら、練習試合を見るのは楽しいですね。
気楽に見られるゲームであればあるほど、楽しくなります。

監督がポイチに替わってから、一番の強敵との練習試合ということで、少し集中して中継を見てみました。
ポイチの隣りに、見慣れない方が映っていたのですが、横内昭展さんという方でしょうか。
広島時代から、ポイチと一緒に指導をしていた方のようです。

日本が最初にワールドカップに出場したのは、1998年のフランス大会ですが、それ以降で、ワールドカップ終了直後から、日本人監督に任せるのは、今回のポイチが初めてです。
東京オリンピックがあるということもありますが、JFAやマスコミと、うまくコミュニケーションが取れているのでしょうね。
ポイチ自身が、目先の勝ちにこだわらず、安心して指揮しているように感じます。

今月の2ゲームも、1ゲーム目は国内のクラブの選手中心、2ゲーム目は海外のクラブの選手中心ということで、色分けがはっきりと出来ていました。
こうすることで、選手たちの競争意識が高まると思います。
ただでさえ、監督が替わった後ですから、なおさらでしょうね。

大迫は、ここのところの南野の活躍で焦っていたでしょうが、得点出来たのは何よりでした。
ウルグアイは、さすがに、日本のことをスカウティングしていたらしく、ゴールのそばでは仕事をさせてもらえませんでした。

柴崎は、ゲームをしながら調子を上げて来るタイプです。
所属先で出場機会が少ないのは問題ですね。
今のままでは、しばらくの間、ボランチは青山が中心になってしまいそうです。

その点、中島は、移籍先が良かったのでしょう。
素晴らしい活躍でした。

ただ、ウルグアイのような国と対戦しても、アジアでの戦いの練習にはならないんですよね…。
真剣勝負ではなかったことや韓国で負けていたこともあり、ウルグアイは前に重心をかけて来てくれました。
日本で行われたゲームなら、これくらい出来ても不思議はありません。

でも、アジアでの戦いは、全く違います。
ガチガチに引いて来る相手に、得点をしなければなりません。
中島や南野のようなきれいなサッカーは、させてもらえないんですよね…。

11月には、大分と豊田で、ベネズエラ、キルギスと練習試合があります。
いつか、負ける時もあると思いますが、その時、マスコミはどんな反応をするんでしょうか…。


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