生き残る企業は変化し続けている!
昨日は、(株)イトーキさんの全国代理店社長会議に出席しました。
全国の代理店が130社近く出席されていました。
つくづくこの業界の同業者は多いな~と思いました。
各社の表彰式の後、東京大学の教授の伊藤元重氏による講演がありました。
テーマは、「日本経済の展望と成長している会社の企業経営」でした。
その中で、
・グローバル化
・ICTの進化
・少子高齢化
の3つの大きな環境変化により、20%市場が縮小する分野があると。
その市場にいる企業はすべて20%売上が下がるかといえばそうではない
とのことです。
ではどうなるかと言うと、30%の企業が廃業、倒産で市場から退出し、
生き残った残りの70%の企業は、売上が10%伸びるそうです。
なんと、生き残った企業は、売上が伸びるんです!
では、どうすれば生き残れるか?
環境変化に対応して、変化すればいいと。
かなりはしょってますが、だいたいこのようなことを
言われていました。
その後、懇親会があり、イトーキさんの歴史をクイズ形式で説明されました。
今回の主催者であるイトーキさんは、今年125周年を迎えられたんです。
125年はすごいですよね!
そこで、環境変化に対応し続けてきたイトーキさんを紹介してみます。
まず、イトーキさんの創業ですが、明治維新の時代の1890年だそうです。
1890(明治23)年12月1日、伊藤喜十郎が発明特許品の普及を目指して
創業した伊藤喜商店は、時代の流れにあわせて事務用品の販売を増やしていき、
西日本一帯に「平野町のハイカラ屋」として知られていくようになった。
その中でも一世を風靡したのが、今のオフィスでは当たり前に使用されている
ゼムクリップとホチキスのふたつだ。
ともに1903(明治36)年から輸入販売を
始めており、どちらも伊藤喜商店の登録商標であったとされる。
特にホチキスにいたっては、後に自社での生産も開始し、鳩の姿をかたどった
しゃれたデザインもあいまって大ヒットを記録したという。
イトーキさんのHPより引用
最初に自社生産した商品は、なんとホッチキスだったのですね。
そして、日本が日露戦争に勝利した1905年の次の年に、
「これからはアジア市場に目を向けなければならない」
とアジアの玄関福岡に支店を出されたとのこと。
先見の明がありますね。
<1906年九州支店開設>
その後、1923年に関東大震災ありました。
経営にかなりの影響があったと思います。
1925年に初めて今の商品に繋がる、オフィスの鋼製保管庫、
ロッカー等の自社製鋼製家具の製造を始められました。
<鋼鉄製椅子>
戦争中は、日本軍に納品もされてたとのこと。
そして、1945年第二次世界大戦に敗戦し、日本は焼け野原に
なりました。
ここでも、立ち上がれないほどの被害を受けたはずです。
戦後見事に復興を果たし、今のオフィス家具中心のメーカーに
なられたとのこと。
<S型デスク>
その後も第1次、2次オイルショクも乗り越え、
1981年には、バーテブラチェアというヒット商品を開発し、
累計で380万本を売るベストセラーになったとのこと。
この商品開発力は、創業当時のスピリットですかね。
<バーテブルチェア>
そして、バブル、バブル崩壊の影響を受け、
変化し続けられ今日があると思います。
私たちの業界も確実に20%市場が縮小していく
業界だと思います。
当社もイトーキさんを見習って、変化に対応し、
生き残る70%となりたいと思っています。
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広島でオフィスに関する様々なお悩みを解決するコンサルティングをしています。
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西原 州康
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