東日本大震災が起こってからはじめての書き込みです。
以下に、中小企業診断協会広島県支部の会報誌に書いた内容を載せます。
この度、東日本大震災により亡くなられた方々に衷心よりお悔やみ申し上げますとと
もに、被災された方々におかれましては、一日も早い復旧がなされますことをお祈りい
たします。また、広島県支部においてもできるかぎりの支援活動をしていく所存です。
以前より「中小企業の経営者は会社の危機感と明るい未来を社員と共有するべきだ」とい
う持論を持っています。社長だけが危機感をいだき、全力で突っ走り、振り向けば誰も社
員がついて来ていないという中小企業が多いのです。社員を信頼・信用し、全社員で一致
協力すれば必ず危機は乗り越えられます。
今、日本国の危機です。今こそ日本国のリーダーには、日本国の危機と明るい未来を全
国民と共有してもらいたいと思います。もっと熱く涙や土下座をしでも全国民に協力を求
めるべきです。もっともっと本音を語るべきです。日本国民はとても優秀な民族です。日
本国民を信頼・信用し、全国民が一致団結すれば必ずこの危機は乗り越えられるはずです。
今、中小企業診断士の集まりである中小企業診断協会、中小企業診断士に何ができるの
でしょうか?中小企業診断協会は各県に支部を持ち、各県、市町村の中小企業支援機関と
綿密な連携を図って地元の中小企業を支援してきました。今こそ地域に密着し中小企業を
支援し続けてきた中小企業診断士の出番であると思います。今は日本国が危機に瀕してい
る中小企業を支援するしかないのです。中小企業診断士には民間のコンサルタントにはで
きない政府との橋渡しが可能です。全国の中小企業診断協会、中小企業診断士が協力し、
中小企業支援機関と協力して危機に瀕している東日本の中小企業を支援するべきだと思い
ます。
全国の優秀な企業内診断士の方にも、もっと積極的に参加してもらいたいものです。
昨年6月に閣議決定された「中小企業憲章」に以下が書いてあります。
「政府が中核となり、国の総力を挙げて、中小企業の持つ個性や可能性を存分に伸ばし、
自立する中小企業を励まし、困っている中小企業を支え、そして、どんな問題も中小企業
の立場で考えていく。これにより、中小企業が光り輝き、もって、安定的で活力ある経済
と豊かな国民生活が実現されるよう、ここに中小企業憲章を定める。」
今回の震災により雇用や資金繰り等緊急を要する課題を抱えている中小企業が数多くある
と聞きます。政府のリーダーシップのもと、「中小企業憲章」に基づき、中小企業診断協
会、中小企業診断士、中小企業支援機関、全国民が一致協力して危機を回避できることを
望んでいます。
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