シャープ3000人削減へ!
シャープの大リストラが始まる
ようですね。
メインバンクから「債務の株式化」の
条件としてリストラを進めるのでしょう。
以前のテレビ番組「ルーズベルトゲーム」
さながら、銀行の厳しい対応があるのだと思います。
以下は、ロイターの記事。
「シャープ は、全社員の1割超にあたる計6000人
の人員削減を国内外で行う方針を固めた。
国内で早期退職を3000人募るほか、海外の
一部工場閉鎖など事業縮小で3000人の削減を行う。
関係筋がロイターに述べた。
同社は5月の新中期経営計画に向けて、
リストラを含む経営再建策を検討している。
構造改革を進めれば赤字が膨らみ、12月末で
10%程度の自己資本比率は一段と低下する恐れがある。
同社は、今回の人員削減と事業縮小のリストラ費用を
2000億円超と見込んでおり、債務の株式化(DES)
とファンドからの約300億円の資金でまかなう方針。
これらの経営再建の方針を協議する主要取引銀行と
の話し合いを、先週に続き今週も継続して行う見通し。
シャープは2015年3月期の連結最終損益見通しを
300億円の赤字に下方修正するなど、厳しい事業環境にある。」
安西事務機はシャープが早川電機工業の時代から
取引をしています。
会社の看板もシャープの電卓のコンペットでした。
今から46年前(昭和44年)は、電卓1台が60万円程度で、
車が買える価格だったとのことです。
それまでは、事務所で使う計算道具は、「そろばん」でした。
その後、電卓が開発され、当社も電卓の販売を始めたのです。
当時は、地域ナンバー1の売上で表彰されたほどです。
しかも、私の祖父がシャープコンペット会(販売店の集まり)の会長をしていました。
私が安西事務機に入社したときは、すでに電卓は数千円になっていました。
その当時のシャープさんのメイン商材は、ワープロ(書院)でした。
また、ザウルスというPDAが出たのもその時でした。
手書きで文字が入力でき、インターネットにも繋げる
ことができる手のひら端末。
赤外線でプリンターへの印字もでき、さながらパソコン
でした。
革命的な商品で、私も沢山売った覚えがあります。
今から20年前にこんな商品を作れたのですから
すごい会社だったのです。
少し早すぎたのかもしれませんね。
iPhoneがここまで売れているのを見ると
当時の開発者は悔しい思いをしていると思います。
そこからしばらくして、ワープロがパソコンに変わったころ、
残念ながらシャープさんとの取引がほとんど無くなって
しまいました。
オフィスに売るシャープの商材が無くなったのです。
当社も市場の変化に対応していきました。
数年前は、液晶テレビに大きく舵を切って、
亀山ブランドとして非常に好業績でしたね。
地デジ後の市場縮小、低価格化がシャープの
致命傷になったのでしょう。
大企業も戦略のミスが命取りになるんですね。
今後は、地元広島の工場もリストラされるようですが、
なんとか、復活してもらいたと思っています。
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お気軽に相談ください。 株式会社オフィス総合研究所 代表取締役所長
西原 州康
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