だいすき

基本的に自分の好きなものについて綴っていきます。嫌いなものやどうでもいいこと、さらに小説なんかもたまに書きます。

正しい見方

2007年07月18日 00時15分53秒 | 漫画やアニメが好き
 昨日『攻殻機動隊』について少し触れました。
 結構好きなアニメなので、いつか本格的に語ろうと思いますが、今日は少し触りだけ。

 僕はこのアニメを深夜アニメで観ました。真夜中の1時25分ぐらいから放送していたと思います。
 このアニメの虜になって思うことなのですが、この時間帯はこのアニメを流すのに最適です。
 これより早くても、遅すぎても駄目です。
 このくらいが、ちょうど夜更かししている中学生の限度だと思います。

 『攻殻機動隊』は明らかに大人をターゲットとして作られ、事実大人に受け入れられています。(子供に拒絶されている、という意味ではない)
 それはそれでいいことなのですが、本当にこれを観るべきなのは中学生です。しかも、DVD等を借りてきて観るのでは駄目です。
 夜更かしして、親の目を盗みながら観るのでないと駄目。

 なぜか?

 これが、大人の入り口として相応しいアニメだからです。

 この辺の感覚を言葉や文で説明するのは凄く難しいです。でも、観ればなんとなくわかっていただけると思います。
 一切子供を意識していない作り。かといって拒絶しているわけでも、大人だけをターゲットにしているわけでもない。自然体な。より面白いアニメを作ろうとした結果が、このアニメです。
 そのこだわりなどは、なかなか子供に理解できるものではないでしょう。

 だからこそ、観るべきなのです。

 しかも、密かなる楽しみとして。

 そうすることで得るものがきっとある。

 そしてそのことは、その後の人生を確実に豊かにする。

 抽象的過ぎるかもしれませんが、このアニメはそんなアニメです。

 僕だってそりゃ、アニメに適した物語を持ってはいます。いつかきっと、と温めています。
 ですが、残念なことにその中にそういった『子供が観るべき大人向けのアニメ』は存在していません。
 プロとして華を咲かせ、アニメ化の依頼が当たり前のように来る。そんな風になるまでの間には、ひとつとっておきの物語を生み出しておきたいものです。

2 コメント

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あ、わかる (栗田隆喬)
2007-07-19 01:06:54
こんにちは。栗です。
 正しい見方、わかります(笑)
 僕の場合は小学生の頃の「独裁者」がそれでした。当時9時過ぎには寝ろ、と言われてました。で、始まったのが9時ぐらい。冒頭を少々見てたんですが、9時半ぐらいには寝室に行けと言われました。
 こんな面白いものを見られないなんて、と憤慨して、ふすまの隙間から、親が見ているテレビを密かに盗み見てました。

 やっぱりあの経験はなにかしら独特のものですね。かなり後々にも影響している気がします。
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でっしょ、でしょ、でしょ。 (kou)
2007-07-19 02:16:52
 栗田さんへ
 わかりますよね? ていうか、こういう経験ありますよね。

 僕も当然ありますよ。

 子供は良い子にしているだけじゃ駄目なんです。
 大人への第一歩は自分の足で踏み出さないと。

 僕の観た作品については、またいつか。語るべき機会がきたその時に。

 それもまた、僕の糧となっている。という話です。
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